先日、西京みそ漬の老舗、「京都一の傳」についてお伝えした(→「京都一の傳・本店」)。
この店では、「西京みそ漬」の切り落とし、というのを販売している。
この店では、商品の店舗での販売だけではなく、地方への配送というのも、行っているから、製品を大量につくる過程で、割れる魚身がそれなりに、発生するのだろう。
切り身1つの完品の半分くらいの大きさのものが、10切れで、1500円だ、という。
完品なら、5つに相当すると、考えると、西京みそ漬のお値段としては、随分、お得だ。
ただし、これをお目当てに開店までに並んでいる人もいて、10時の開店と同時にほぼ売り切れる。
日中、追加で売りに出される、というが、こちらの方は時間は不定。
お店の前に商品別情報が出ていて、「西京みそ漬の切り落とし」のところに、「本日の販売は終了しました」の板がブラ下がっていれば、あきらめるしかない。
どれだけの切り落としが、発生するかも、日によって異なるから、これがゲットできるか、どうかは、多分に運に左右される。
錦市場に行くときは、柳馬場通りを南下し、一の傳の店先の商品情報の板を、横目でチラッと、見る、
これが、(最近流行の言葉を使うと)「京都人だけが知っている」、京都街歩きのポイントの1つ、なのかもしれない。