老後の自由な時間を、何に使おうか、これは、考えるだけで、楽しくなってくるテーマだ。
私が、社会人になってすぐ、勤めた会社に出入りしていた、某生保のオバチャンが、数年前退職の挨拶に来た。
30年近く、いろいろお世話になった方なのだが、話を聞くと、
やりたいことがあるから、生保の仕事を止めるのだ、という。
最初は、もう、それなりのお歳だから、引退されてノンビリされるのだ、と思っていたから、驚いた。
やりたいことって何?,と聞くと、栄養学だという。
そうは見えなかったが、身体にいろいろ不具合があり、それを自分の手で、克服するために、長年、栄養学の勉強をしようと思っていたのを、イヨイヨ実行するのだという。
しかも、思いどうりの学校は家から遠いので、しばらく、家族と離れ、単身で学校の近くのアパートを借りて住むのだという。
その方は、その時点で、60歳は超えていたはずだから、私は、この話を聞いたとき、えらく感心したのを憶えている。
ひるがえって、わが身のことを考えた場合、老後は何をして過ごそうか?
人それぞれ、やりたいこと、やり残したこと、は違うだろうけれども、
外国語や、園芸、絵画、写真などの趣味のテーマ、資格取得、といった、「学び」の分野に関しては、最近いろいろのスクール、というのができていて、それが一番手っ取く上達が早そうだ。
たとえば、比較Com.の「スクール・通信講座」のウェブ・ページ(↓にある、囲みをクリックするとアクセスできる)では、ある特定の分野について、複数のスクールの資料が一括して請求できる(もちろん、無料)。
老後は何をして過ごそうか、秋の夜長、そんなことを考えながら、そのウェブ・ページに掲載されたさまざまな分野を見ていると、思わず顔がほころんでくる。