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晴れ渡った青空、新緑の東山、ケヤキ並木、噴水、美しく舗装された舗道、
花咲く花壇、立てかけられたオシャレな自転車、、、、
人生に必要なものは全てあるような
なんとも、なんとものどかな光景 ですが、
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こうしたラブリーな街の風景も、
小林(玖仁男)さん流の末期の眼で見れば、
死ぬなら(晩年を過ごすなら)京都がいちばんいい
というような(少し哀しい)表現になるのだろうな、きっと。
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冒頭の写真は、御池通り河原町東入ルあたり。
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下は、その小林玖仁男さんの、「死ぬなら、京都がいちばんいい」
とその内容紹介。
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死ぬなら、京都がいちばんいい | |
クリエーター情報なし | |
幻冬舎 |
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「 命の終わりを意識した時、いちばん美しく見える都は京都以外に考えられない。
ありそうでなかった。最期の日々を過ごすための、京都ガイド。
著者は2015年7月不治の病の「間質性肺炎」に冒されていると診断され、
余命は平均で約2年半、長くもっても約5年、という宣告を受けた。
突然の難病宣告に恐れおののき、死ぬという現実を見つめ、
身辺整理を済ませ、死と向き合い、最期の時を待っていた。
しかし、友人の「最期に京都に住めば」というひょんな一言から、
大好きな都、京都で最期の時を迎えたいと思い立ち、
埼玉の自宅を捨て、京都に引っ越してしまう。
京都で人生の最後にやりたいこと、食べたいもの、会いたい人、見たいもの。
最期の時のための京都ガイド
著者について
1954年生まれ。埼玉県北浦和の有名会席料理屋「二木屋」の主人。
薪能の開 催でも知られる同店は、国登録有形文化財にも指定されている。
著述家とし ても活動、絵や書もたしなみ、郷土玩具研究家、雛人形研究家でもある。
著書に『あの世へ逝く力』(小社)。 」
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