老後は京都で !

京都の町中(堺町六角)と東京(青山)を気ままに行き来する二地域居住を実践中。 

信長の時代の京都に想いを馳せる 〜 「信長が見た戦国京都」

2020年11月17日 | 戦国&安土桃山時代の京都

NHK の大河ドラマ、「麒麟がくる」では、

現在足利義昭を奉じて上洛した

信長が京都で悪戦苦闘する様が

描かれているが、

では、当時、信長が見た京都というのは

実際どのようなものだったのか ?

それを主題に真正面から取り上げたのが

冒頭に掲げた、河内将芳さんの

「信長が見た戦国京都」。

信長の生きた時代の京都に

想いを馳せるには格好の

そして、唯一の教材ですよ !

「 信長はなぜ京で討たれたのか

戦火による都市の縮小、

治安悪化にともない

横行する犯罪と頻発する喧嘩、

惣構を設け「城塞」と化した都市で

自衛・自治する町人たち――。

上洛した織田信長が見た京都は、

応仁・文明の乱と度重なる政争を経て、

かつてとまったく異なる姿に変貌していた !

同時代史料から、

「町」が社会集団として成熟していくさまや、

戦国期京都がたどった激動の軌跡を尋ね、

都市民らの視線を通して

信長と京都の関係を捉え直した

斬新な戦国都市論。

※本書は2010年に洋泉社より刊行された

書籍の文庫版です。

文庫化に当たっては文章を改め、

「略年表」を追加しました     」(内容)

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