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NHK の大河ドラマ、「麒麟がくる」では、
現在足利義昭を奉じて上洛した
信長が京都で悪戦苦闘する様が
描かれているが、
では、当時、信長が見た京都というのは
実際どのようなものだったのか ?
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それを主題に真正面から取り上げたのが
冒頭に掲げた、河内将芳さんの
「信長が見た戦国京都」。
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信長の生きた時代の京都に
想いを馳せるには格好の
そして、唯一の教材ですよ !
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「 信長はなぜ京で討たれたのか
戦火による都市の縮小、
治安悪化にともない
横行する犯罪と頻発する喧嘩、
惣構を設け「城塞」と化した都市で
自衛・自治する町人たち――。
上洛した織田信長が見た京都は、
応仁・文明の乱と度重なる政争を経て、
かつてとまったく異なる姿に変貌していた !
同時代史料から、
「町」が社会集団として成熟していくさまや、
戦国期京都がたどった激動の軌跡を尋ね、
都市民らの視線を通して
信長と京都の関係を捉え直した
斬新な戦国都市論。
※本書は2010年に洋泉社より刊行された
書籍の文庫版です。
文庫化に当たっては文章を改め、
「略年表」を追加しました 」(内容)
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