老後は京都で !

京都の町中(堺町六角)と東京(青山)を気ままに行き来する二地域居住を実践中。 

日経平均は4万円になる ?

2022年09月02日 | 投資 &  国際情勢

今朝、ラジオ日経を聴いていたら

ドイツ証券の元副会長の

武者陵司さんが

興味深い話をされていた。

武者さんによると、

米国の足元の高インフレと

それを抑えようとする

FRB の金融引締め政策で

米国株式市場は下落しているが、

そう悲観する必要はない。

原油や穀物はすでに

ピークアウトしているし、

残る労働賃金についても、

そもそも労働賃金の上昇というのは

個人所得の増加要因なのだから

たとえ高騰が続いたとしても

個人消費が今後も堅調に推移する

ことを意味するわけで

恐れるほどのことはない。

FRB が真に恐れているのは

インフレの長期継続を意味する

米国の10年~30年の

長期金利の本格的な上昇だが、

( → 長期金利が上昇すると

企業の設備投資や住宅建設に影響し、

本格的な不況になる )

今のところその兆しはない

( → FRB のタカ派転換により

上げているのは2年債など短中期金利だけ )

以上を総合すると、

米国株式市場の今回の下落は

インフレの落着きとともに

早晩解消され、

米国市場につれ安した

日本の株式市場も上昇に転じる。

特に、日本の株式市場は

円安のメリットを

まだまだ織り込んでいないところから

上昇余地は大きい、、、

とのこと。

冒頭に掲げたのは、

その武者陵司さんの

「日経平均は4万円になる!」だが、

日経平均が4万円になる

かどうかはともかく

(ジャクソンホールにおける

パウエル発言以降)

総悲観が支配している

現下の情勢において

傾聴に値する意見といえる。

以下は、武者さんの

「日経平均は4万円になる!」

とその内容紹介。

( kindle版あり )

「 日経平均は3万円弱をうろうろした

「もみ合い相場」が続いていますが、

米中貿易摩擦と世界的な半導体不足によって、

製造業の地図が

大きく変わる兆しが出ています。

それは長らくデフレが続いた日本にとって

プラス材料であり、

株価は世界の中でも著しく騰がるのではないか――

1989年12月のバブル最高値3万8915円を抜く

「バブル超え」の狼煙はいつか、

そしてその理由とは ?

著名ストラテジストがわかりやすく語り下ろします。 」(内容)

( kindle版あり )

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