陰翳礼讃 (中公文庫) 価格:¥ 500(税込) 発売日:1995-09 |
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受験生にお馴染みの、
谷崎潤一郎さんの、
「陰翳礼賛」。
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私も、ご多分に漏れず、
この本を最初に読んだのは、
高校生の頃。
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執筆当時は、
野上弥生子さんから、
くだらないものを書いているくらいなら、
芸者遊びでも、してたらいい、
と酷評されたともいうが、
今や、谷崎の代表作の1つ、
になった感がある。
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この本、
日本の美意識のスタンダード、
というにとどまらず、
世界的にも、評価が高い、
とのことで、
調べてみると、
確かに、英語版が出ている。
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【英語版はコチラ↓】
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陰翳礼賛 英文版 価格:¥ 1,155(税込) 発売日:2008-10 |
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京都は、
谷崎が、この書で、礼賛した、
日本的陰翳が、
まだ、ふんだんに残っている街。
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京都に移住するまでに、
この本を、もう一度読んで、
美意識の方も、
少し、磨いておかねば、、、、。
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【「陰翳礼賛」の現代版】
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新・陰翳礼讃 価格:¥ 1,680(税込) 発売日:2008-09-06 |
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今でも事あるごとに思い出しては読む本です。
大学の授業でも題材にございましたし、もちろん、初読は私も同じく高校1年生。
初めての感想は、「この人は、何て御手洗いについて気合いを籠めて書かれているんだろう!」という、大変無粋なものでございました・・。
御手洗いのこと、妙に記憶に残る本ですね。
野上弥生子さんの酷評も、そこら辺に触発されたもの(?)のでしょうか???
洛南会館、東寺に行かれた際、お時間あれば、一度、覗いてくださいませ。
喫茶室、まだ、あればいいのですが、、、、。