老後は京都で !

京都の町中(堺町六角)と東京(青山)を気ままに行き来する二地域居住を実践中。 

「陰翳礼賛」(谷崎潤一郎著)

2010年02月21日 | 読書一般
陰翳礼讃 (中公文庫) 陰翳礼讃 (中公文庫)
価格:¥ 500(税込)
発売日:1995-09

受験生にお馴染みの、

谷崎潤一郎さんの、

「陰翳礼賛」。

私も、ご多分に漏れず、

この本を最初に読んだのは、

高校生の頃。

執筆当時は、

野上弥生子さんから、

くだらないものを書いているくらいなら、

芸者遊びでも、してたらいい、

と酷評されたともいうが、

今や、谷崎の代表作の1つ、

になった感がある。

この本、

日本の美意識のスタンダード、

というにとどまらず、

世界的にも、評価が高い、

とのことで、

調べてみると、

確かに、英語版が出ている。

【英語版はコチラ↓】

陰翳礼賛 英文版
価格:¥ 1,155(税込)
発売日:2008-10

京都は、

谷崎が、この書で、礼賛した、

日本的陰翳が、

まだ、ふんだんに残っている街。

京都に移住するまでに、

この本を、もう一度読んで、

美意識の方も、

少し、磨いておかねば、、、、。

【「陰翳礼賛」の現代版】

新・陰翳礼讃 新・陰翳礼讃
価格:¥ 1,680(税込)
発売日:2008-09-06

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2 コメント

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こんばんは、S&Y様 (いけこ)
2010-02-23 18:10:27
こんばんは、S&Y様

今でも事あるごとに思い出しては読む本です。
大学の授業でも題材にございましたし、もちろん、初読は私も同じく高校1年生。
初めての感想は、「この人は、何て御手洗いについて気合いを籠めて書かれているんだろう!」という、大変無粋なものでございました・・。

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いけこ 様 (S&Y)
2010-02-23 21:40:35
いけこ 様
御手洗いのこと、妙に記憶に残る本ですね。
野上弥生子さんの酷評も、そこら辺に触発されたもの(?)のでしょうか???
洛南会館、東寺に行かれた際、お時間あれば、一度、覗いてくださいませ。
喫茶室、まだ、あればいいのですが、、、、。
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