老後は京都で !

京都の町中(堺町六角)と東京(青山)を気ままに行き来する二地域居住を実践中。 

京都・高瀬川 ~ 角倉了以翁顕彰碑と小説「曳舟の道」

2020年06月09日 | 江戸時代の京都

冒頭の写真は、高瀬川沿いの

立誠小学校跡地に建つ

角倉了以翁顕彰碑

下は、高瀬川を開削した

角倉了以・素庵父子の生涯を描いた長編小説、

「曳舟の道: 京の豪商、角倉了以・素庵物語」 。

曳舟の道: 京の豪商、角倉了以・素庵物語
クリエーター情報なし
幻冬舎ルネッサンス

「 秀吉の朝鮮出兵が始まった頃のこと。

京の一商人・角倉了以は朱印船貿易を終えた帰途、

備前・吉井川で人生を変える出来事に遭遇した。

了以は、舟子が

「ほ~いほい、ほ~いほい」と掛け声を上げながら、

上流へ舟をひっぱり上げる光景を目撃したのだ。

かねてより了以は山城の北西部、

大堰川・保津川に水運を開けば

人々のためになると考えていて、

その方法がわからず悩んでいたが、

奇しくもこの光景がその方法そのものだった。

しかし戦国の世はまだ収まらず、

了以の思いは子の素庵を巻き込み家業もなげうった末、

ようやく十三年後に達成される。

さらに父子は富士川や高瀬川開削舟運にも着手すると、

豪商へとまっしぐらに進んでいく――。

「京都の水運の父」として歴史に名を残すことになった、

父と子の生きざまを描く歴史長編    」(内容)

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