冬・・・。
人間と言うものは、今の状況に満足しだすとどんどん欲が出てくるものなのですね・・・
女が織り上げた反物が高く売れたのを良いことに男は嫌がる女に「もう一度だけ。」と、反物を織ってくれるようにお願いします。
「決して・・・・。」
そう言われたのに・・・男は自分を抑える事が出来ずついに覗いてしまい、それを女に見つかってしまいます。
そして、ついには何もかも失ってしまうと言う昔々の物語。
お三味線の機を織る音色が何とも心地よく、又、機を織る鶴の姿が影絵となって写し出されます。
もっと、一緒に居たかった・・・鶴の心の内が聞こえるような切ない物語どす。
最後に…ってネタバレしてしまうから言わないほうが良いかな(^o^;)