高台寺石塀小路の『竹中』さんへ寄せて頂きました。
『京料理』と言えば・・・綺麗、器が立派、季節感が有る等々のイメージが
有ります。
それに加えて私は『京都のお料理は食材を加工させたら世界一!』だと
思うのどす。
それは、私たちの京都には中々新鮮なものが入らないと言う理由が
有るのどす。
京都には『とれとれ!ピチピチ!』はおへんのどす。
『伝承料理』・・・読んで字の如く受け継がれた京料理。
頂いていくうちにその素晴らしさにどんどん引き込まれて行きました。
先付、写真左上段では昔のマヨネーズが小魚にかかっていたり、
こちらの名物の『白みそ』のお炊きもんでは私、お初の『利休とうふ
(筒揚げとうふ)』や鳥の骨のを抜いてその後に『ごんぼ』を刺して
あるもの・・・。(しらないもんが沢山有ってちょっとショックどす。)
最後は『ふたたき』で締めくくり。
「『ふた炊き』ってなんどす?」 どこから見ても雑炊?と思いながら
お訪ねすると 「雑炊どす。一回炊いて冷ましたご飯を再び炊くので
『ふた炊き』と言います』と教えて頂きました。
・・・・知らんかった(泣)
最後まで美味しくしくしっかり頂き、本当の京料理とは、身近に有るものを
季節に合わせて美味しく調理する、手に入った食材を上手に保存する
器を厳選して丁寧に使う。
こういう事なのか~。
当たり前のことながら『感謝して頂く。』を思いおこした良い日に
なりました。
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