KYOKO - HAN

Kyoko日和

お月さまのお話

2013年10月20日 23時02分33秒 | ブログ
  
     2013

  左が、十五夜  先月9月19日のお月さま『芋名月』
  今年は特に名月中の名月で中秋の名月が満月だったんどす。
  これは本当に珍しく今度見られるのは、8年後だそうどす。
  「ありがたい! ありがたい!」
  そして、右が先日の十三夜  10月17日のお月さま『豆名月』や
  『栗名月』又、『後の月』と呼ばれます。
  十三夜は満月ではなく、まさに「花は盛りに、月は隈なきをのみ見る
  ものかな」・・・徒然草に有る様に欠けているものを美と見る思想、
  完全でないものに対する哀惜の念は日本人の美に対する
  思いなのどすやろね。
  又、十五夜のお月さんを賞美した年に十三夜を見逃すと
  「片見月」と言って忌む習慣があるのだそうどす。
  今宵は十五夜と十三夜を見そこねたお方も私のブログでしっかり
  見ておいておくれやす。
  いやはや、風流どす。
  






京の晩ごはん・・・肉

2013年10月19日 12時22分31秒 | 食・レシピ
  食欲の秋どすね~
  
  今日は久しぶりの食事ネタどす

  焼き肉屋『益市』さんのご紹介どす
  こちらは元々はお肉屋さんらしおす。
  お肉屋さんがしてはる焼き肉屋さんなのでそれは、素晴らしいお肉が出      
  てきます。
  今日、ご紹介の『益市』 堺町錦店は建物も町屋風でお洒落どす。
  大小お席も充実している様どすし、色々と使い分けできそうどすね
  では、お写真を・・・
   Photo
 今回は、厚切りな感じでの注文どす。
 上段左が『タン』 右下のお肉はお好みで『味噌わさび』や塩、
 にんにく、普通のわさび等を付けて頂きます。
 ステーキの様で美味しおした。
 又こちらのお店は今、京都のいたる所に次々オープンしてはります。
 全制覇したいものどす
 
  中京区堺町錦小路上る東側
  075-212-1188
  
  




『日本ワインをええやん!と楽しむ会』

2013年10月18日 00時14分34秒 | ブログ
          Photo

  ●北海道 ●岩手 ●山形 ●栃木 ●埼玉 ●山梨 ●静岡
  ●長野 ●新潟 ●富山 ●京都 ●大阪 ●神戸 ●鳥取 ●広島
  ●愛媛 ●島根 ●福岡 ●熊本
  以上の道府県から、全116種類のワインが勢揃い
  軽食も準備してあって、お好きな食べ物とお好きなワインを好きなだけ
  頂けると言う素敵な会どした。
  日本ワイン?って少し馬鹿にしておりましたがナント!
  素晴らしい! 
  決して他国には引けを取らない美味しさ、香りのよさ、そして・・・
  etiquetteが美しい?
  『bravo!』ではなく『あっぱれ!』なのどす。
  116種類の中で『KYOKOベスト3』をご紹介いたします
  1位 神戸ワイナリー  ベネディクシオン ブラン (白)
  2位 カタシモワイナリー【大阪府】宮の下畑デラウェアースパークリング
  3位 中央葡萄酒 【山梨県】 グレイスロゼ

  とってもいい感じ!
  お店でも『ブルスケッターと日本ワインを楽しむ会』なんて
  企画してみたいと考え中どす。
  気長にお待ちくださいませ
  今回、この様なワインの会には初めて参加させて頂きましたが
  本当に勉強になりました。
  また、是非参加したいと思います。
  

『菊の節句』

2013年10月16日 14時16分25秒 | ブログ
  青森のお客様から沢山の食用菊を頂戴いたしました。
  旧暦の9月の『菊の節句』は現在の十月。
  せっかく沢山の菊を頂いたのですから、「大仲」で使わせて頂こう
  早速、準備を・・・
  Photo 『菊酒』
  菊酒は菊の香を移したお酒で邪気を払い、長寿を願うと言う風習らしおす。
  あと、ほうれん草としめじと紫の食用菊『もってのほか』を使ったお浸し。
  この食用菊の『もってのほか』の名前の由来は「天皇さまの菊の御紋を
  食べるのはもってのほか」だそうどす。
  そして、設えには『被綿きせわた』を・・・
  被綿は、菊の上に真綿をかぶせて夜露と香を移しとると言う風雅な習わし
  どす。
   Photo_2 『被綿』
  昔、中国から伝わった風習が宮中や武家に伝わりいつしか庶民の間
  でも行われるようなりました。
  それが昨今、私たちの日常生活では縁遠くなってしまいましたが
  又、こうやってお祝いしてみるのもええもんどすね。
 





『寿会』

2013年10月14日 11時27分01秒 | ブログ
  上七軒の『寿会』に寄せて頂きました。
  どの花街でもこの時期、秋の舞の会があり寿会もその一つどす。
  2013
 其々の花街の歌舞練場には又それぞれの趣きがあってよろしおす。
 演目も、祇園甲部の井上流には「台詞」と言うものは無いのどすが、
 他所の花街では「台詞」を楽しむ事が出来ます。
 今回の寿会でも舞の他に「棒しぼり」と言う狂言が出ました。
 この、狂言は歌舞伎でも何度か見せて頂きましたが面白く、話の筋は
 大名の留守中にいつも酒を盗んで飲んでいる家来を懲らしめるつもりで
 一人は腕を横に伸ばした状態で棒に縛り付け、もう一人は手を後ろに
 回した状態で縛り付け安心して大名は出掛けて行くのですが・・・
 いざ、帰ってみると二人の、「太郎冠者」と「次郎冠者」は、お互い協力し
 て酒を飲み舞まで舞って宴を催していると言う喜劇どす。
 男性が演じるのではなく、芸妓さんが演じてはるのが何とも
 可愛らしく、さらに面白く本当に楽しませて頂きました。
 芸術の秋。
 春とは又違う雰囲気を楽しむ秋も好きどす