KYOKO - HAN

Kyoko日和

蝋燭の灯りのもと・・・

2013年10月11日 10時54分49秒 | ブログ
  
  またまた、素敵なお茶会に寄せて頂きました。
  『サロンde茶会』。
  ナント! 今回は蝋燭茶会どす。
  
                   Photo
  真っ暗な室内は蝋燭の灯りだけが燈されています。
  目が慣れるのには、数分かかりましたがとても幻想的で美しく
  お軸には大きく○と書かれ、左には「本来面目 非 仏性」
  写真のお茶碗は「萩焼」の450年もの!
  水差しはオランダ製でオーソドックスな煙草の葉の絵柄。
  又、灯りの無い茶会では花は飾らないと言う事も初めて学びました。
  流石「中路黙楽庵」先生!
  趣向のお道具もお手前も超一流どす。
  約一時間と言う時間を古い道具たちの時代にタイムスリップした様な
  感覚に暫し酔いしれるのでした。
  * 「サロンde茶会 蝋燭の灯り」は来月の11月2日(土)にも
     催されます。
     お時間は、  18時~19時 と 19時~20時 の二回
     会費は3,000円。
     ご興味が終わりの方は私にお尋ねくださいませ。
  





万葉の旅

2013年10月09日 13時24分39秒 | ブログ
           『高岡 万葉まつり』に行って参りました。
           Mannyou
 朝、京都を出発し高岡へ。
 万葉歴史館 館長の坂本信幸先生にナビゲート頂くと言う
 贅沢な旅を経験、体験させて頂きました。
 高岡は万葉の地。
 大伴家持の縁の地どす。
 色々な歌碑に案内して下さいました。
 写真左上は、高岡のもっとも古い万葉歌碑どす。
 歌碑には
 「磯の上のつままを見れば根をはへて年深からしかむさびにけり」と
 あります。
 海辺の上に立つ「つまま」を見ると、根ががっちりと張っていて、見るから  
 に年を重ねているようだ。なんとも神々しいことだ。と言う意味だそうどす。
 万葉気分に浮かれながらその日のMaine eventの万葉まつりの会場
 高岡古城公園へ。
 「万葉まつり」は万葉集の1番から4516番までを10月4日~6日の三昼夜
 詠い続けると言うイベントで、予めエントリーをしておくと「朗詠して頂く歌は
 ○○番と○○番です」とお知らせが来ます。
 もっとも魅力なのは、万葉の装束にコスプレさせて頂けるのと
 池の上に浮かぶ舞台での朗詠どす。
 なんとも心地よく 4347番から4349番の三首を詠わせて頂きました。
 その中から4347番・・・
 「家にして恋ひつつあらずは汝が佩ける大刀になりても斎ひてしかも」
 
 家に残って恋い焦がれてなどいないで、お前がいつも腰に帯る大刀、
 せめてその大刀にでもなって見守ってやりたい。
 と言う恋いのお歌。
 秋風が心地よい池の舞台の上で気持ち良く朗詠させて頂きました。
 お世話になりました泉さま、ルツコさま、そして坂本先生 本当に
 有難うございました。
 加えてお酒もお料理もとても美味しおした。
 感謝。
 


温習会 2013

2013年10月05日 12時26分48秒 | ブログ
               『 温習会 』

          2013


           今年も温習会がやってきました。
   春の「都をどり」よりフォーマルな会なのでやはり緊張します。
   まずは観光のお客様がいないし、お客様は全員、必ずお茶屋さん
   絡みか、芸舞妓さん絡みで言わばお客様の「プロ」どす。
   上演される演目も多く、上演時間は約2時間半から3時間と長ごおす。
   6日間あって3のパターン。
   それぞれ、出演者と演目が異なります。
   
   今日はその中から『露の蝶』をご紹介。
   舞は小富美さん姐さんが舞わはりました。
   背景はとあるお茶屋の座敷。
   衣装は芸妓。
   『待ってました!』と大向こうがかかる中静かに舞が始まります。
   「世の中は何か常なる明日香川昨日の淵ぞ今日の瀬となる(古今集)」
   人の心の移ろいやすさを重ねて、恋人の心変わりを嘆く女性の切ない
   心を詠います。(歌詞は私のブログの左端の「京舞」をご参照下さい。)
   幕末に大流行したそうで、京阪の芸妓達が好んでお座敷で弾いたり
   舞ったりしはったそうどす。
   しっぽりと優艶な舞姿が素敵どした
   今年は温習会も終盤です。
   来年、是非とも見に来ておくれやす。
   一つづつ行事を終えて秋は深まって行くのどすね

京の落語

2013年10月04日 12時41分39秒 | ブログ
  落語は究極の娯楽だと聞きました。
  耳だけで楽しむのですから、教養がないと楽しめない・・・とも伺いました。
  『落語を楽しめる女性になりたい。』なんて思いながら中々、伴わずどす
  京都では落語が楽しみにくい。っと言うのも一つの理由どすやろか
  南座や色々なホールでも、「その日限り」の公演が多くかなり前の段階で
  思い切ってスケジュールを開けてチケットを取らなくてはいけません。
  せっかくfacebookでお友達になって頂いた「桂 三扇」さんの生落語も
  未だ聞けず・・・。

  でも、この時代にはナント?  『You Tube』と言う便利なツールが有るの
  どす?
  勿論、よく御存じのお方もいはると思いますが、今日は『桂 米朝』さんの
  「三十石夢の通路」のご紹介どす。

 
                         Beityou  
  
  舞台は京都、「人間国宝」の桂 米朝さんの上方落語ならではの
  言い回しを是非お楽しみ下さい。


  https://www.youtube.com/watch?v=bfVe1ZX4IdM&feature=youtube_gdata_player







お好み

2013年10月02日 10時55分58秒 | ブログ
 
 甘い物がお好きなお客様のご予約が入ったので
 早速、お買い物に・・・。
 Photo
 『鍵善良房』本店。
 鍵善さんのイメージカラーのお色
 この赤でもなく、何と言うお色なんどすやろね?臙脂色?どすやろか?
 なんせ綺麗なお色どす。
 薄暗い店内も又、趣きが有ってええ感じどす。
 ショーウインドウもすっかり秋模様で見ているだけでも
 楽しおす。
 秋色の生菓子をチョイス?
 京都に入るといたるところで少し早目の「秋」に
 出会えます。
 ホンマに贅沢な事どす。