プロ家庭菜園家のやさい畑日記 ~相模原 清水農園~

こちら↓のブログで記事を書いています☆
Rain Note https://green-feve.com/

ズッキーニとツナのバターしょうゆスパゲッティ

2016年06月21日 | ロメスパ研究日記


バターしょうゆうが全体にからんで、濃厚な味に☆

夏の定番になりそうです。


ロメスパってなんだ?茹で置き麺て聞いたことない。と言う方は、こちらを参考にしてください。
ロメスパについての考察



材料(二人)
茹で置き麺・・200g(乾麺時) ズッキーニ・・100g ツナ(チャンク)・・1缶 しめじ・・1パック 玉ねぎ・・1/2個 醤油・・少々 塩・黒胡椒・・適宜 オリーブ油油・・適宜 バター・・大さじ1

作り方
1 ズッキーニは食べやすい大きさにカット、しめじは石付きをとってほぐし、玉ねぎは千切りにします。

2 中華鍋を熱してオリーブ油をなじませ、ズッキーニを柔らかくなるまで弱火で焼きます。ズッキーニは一度取り出します。

3 同じ鍋に玉ねぎを入れて強火で炒め、しめじ、ツナも入れて炒めます。ズッキーニを戻して、茹で置き麺も加えて炒め合わせ、バターを溶かしてなじませます。鍋肌に醤油をたらし、塩、黒胡椒を振って味を調えます。盛りつけて完成です。









上の画像を踏んでいただくと、清水農園のネットショップへジャンプします。








炒めスパゲッティ☆ポパイベーコン

2016年03月09日 | ロメスパ研究日記


先日作ったポパイベーコンをロメスパにアレンジしてみました。
ボリュームたっぷりでうまいです☆


ロメスパってなんだ?茹で置き麺て聞いたことない。と言う方は、こちらを参考にしてください。
ロメスパについての考察



材料(二人)
茹で置き麺・・200g(乾麺時) ほうれん草・・100g(茹でたもの) ベーコン・・100g 玉ねぎ・・1/2個 
卵・・2個 塩・黒胡椒・・適宜 キャノーラ油・・適宜

作り方
1 ほうれん草、ベーコンは食べやすい大きさにカット、玉ねぎは千切りにします。

2 フライパンで目玉焼きを焼き始めます。

3 目玉焼きを焼きながら、中華鍋を熱して油をなじませ、玉ねぎ、ベーコンを炒めます。炒めたら、ほうれん草、茹で置き麺を加えて強火で炒め合わせ、塩・黒コショウで味付けします。

4 3が香ばしくいたまったら、お皿に盛りつけて、目玉焼きを乗せます。












ボロネーゼ

2015年10月13日 | ロメスパ研究日記


イタメシのボロネーゼではありません。
ロメスパと言う、日本発祥の炒めスパゲッティのボロネーゼです。


ロメスパってなんだ?茹で置き麺て聞いたことない。と言う方は、こちらを参考にしてください。
ロメスパについての考察

材料(二人)

茹で置き麺(乾麺時)・・200g ミートソース※・・お玉一杯強 小松菜・・100g しめじ・・100g 玉ねぎ・・1/4個 塩・・適宜 キャノーラ油・・適宜

作り方
1 鉄鍋を熱して油をなじませ、玉ねぎ、小松菜、しめじを炒めます。茹で置き麺を加えて強火で香ばしく炒め、塩を軽くしておきます。

2 1にミートソースを加えてさらに炒め、全体が馴染んだら味見をして味を加減し、器に盛り付けて出来上がりです。


※ミートソースの作り方
材料
合びき肉・・400g 玉ねぎ・・1個 セロリ・・40g 人参・・100g にんにく・・一かけ トマトピュレ・・120g トマトペースト・・大さじ1 トマトケチャップ・・大さじ2 水・・2カップ 赤ワイン・・100cc 塩、胡椒・・適宜 ローリエ・・1枚 キャノーラ油・・適宜

作り方
1 玉ねぎ、セロリ、人参、にんにくはみじん切りにします。

2 鍋に油をひき、玉ねぎ、セロリ、人参、にんにくを弱火でよく炒めうまみを引き出します。

3 2に合びき肉を加えてポロポロになるまでよく炒め、トマトピュレ、トマトペースト、トマトケチャップを加えてさらに炒めます。
※2トマトピュレ、トマトペースト、トマトケチャップはトマトの調味料ですが、それぞれ違う特性を持っています。三つを使うことで、ソースに色合いや香り、旨みなど深みが出てきます。

4 3に赤ワインを加えて、水分がほとんどなくなるまで強火で煮詰めます。
※3赤ワインを加えると味に深みが出てきます。しかし、必ず煮詰めると言うことが必要です。アルコールが残ると苦みが出ておいしくないし、煮詰めることで味も香りも引き締まります。


5 4に水を加え、塩、胡椒、ローリエ、を加えて水気が少なくなり、ソースがとろりとするまで中火で煮て出来上がりです。
















ツナコーンバター醤油スパ

2015年10月09日 | ロメスパ研究日記


ツナはぶつ切り(チャンク)を使うことで、贅沢感を演出できます。

ロメスパってなんだ?茹で置き麺て聞いたことない。と言う方は、こちらを参考にしてください。
ロメスパについての考察

材料(二人)

茹で置き麺・・200g ツナ缶(チャンク)・・140g ホールコーン・・120g 玉ねぎ・・1/4個 しめじ・・100g 小松菜・・100g バター・・大さじ1 醤油・・適宜 塩・・適宜 黒胡椒・・適宜 キャノーラ油・・適宜


ロメスパを調理する為の、留意点
○茹で置き麺の作り方
麺は推奨茹で時間よりも1~2分長めに茹でます。
茹った麺はすぐに流水で洗って、引き締めます。うどんを茹でるのとおんなじです。
水気をよく切ってボールに入れ、キャノーラ油など癖のない油を少量和え、乾燥を防ぎます。
ラップをしっかりとして、冷蔵庫で一晩寝かせます。

○麺の太さについて
パスタの太さはかなりの種類があるので、迷うと思いますが、ロメスパの場合は1.8mm以上が良いでしょう。推奨は2.2mmです。
ディチェコなどはスーパーで手に入りやすいですが、2.2mmと言う太さの麺は置いていません。1.9mmくらいが限界でしょうか。それ以上だと、リングイネになっちゃいますね。ちょっと平麺のやつですが、これもおいしいです。
多分、ロメスパ屋さんなんかで使われている麺はこのボルカノローマンスパゲッチ(誤字ではありません)だと思います。
でも、4キロもありますね。カルディという輸入食品店に「ボルカノスパゲットーニ2.2mm500g」と言うのがありました。
これの方があつかいやすいですね。


○炒める時に使う調理機は、鉄製のもので
パスタや具材を炒める時にでる香ばしさもロメスパの命のようなところがあるので、鉄製のフライパンか、中華の鉄鍋で調理するのが良いと思います。強火で力強く炒めることで、こんがりと、香ばしく仕上げます。


作り方
1 玉ねぎは3ミリくらいにスライスします。しめじは石づきを取りほぐします。小松菜は洗ってざく切りにします。

2 中華鍋を熱してキャノーラ油をなじませ、玉ねぎを炒めます。玉ねぎに火が入ったら、しめじ、コーン、を加えて炒めます。しめじに火が入ったら、ツナを加えて炒め、小松菜も加えて塩をし、炒め合わせます。

3 2に茹で置きスパゲッティを入れて強火で炒め合わせます。バターと醤油を加えて炒め合わせ、味見をしておいしければ、器に盛りつけます。














ごーやちゃんぷるースパゲッティ

2015年08月28日 | ロメスパ研究日記



ガツン!とうまいです☆

ロメスパってなんだ?茹で置き麺て聞いたことない。と言う方は、こちらを参考にしてください。
ロメスパについての考察


材料(二人)
茹で置き麺・・200g(乾麺時) ゴーヤ・・1/2本 ランチョンミート・・100g 木綿豆腐・・1/2丁 卵・・2個 出汁醤油・・適量 塩・・適宜 花かつお・・適宜 水・・100cc キャノーラ油・・適量

ロメスパを調理する為の、留意点
○茹で置き麺の作り方
麺は推奨茹で時間よりも1~2分長めに茹でます。
茹った麺はすぐに流水で洗って、引き締めます。うどんを茹でるのとおんなじです。
水気をよく切ってボールに入れ、キャノーラ油など癖のない油を少量和え、乾燥を防ぎます。
ラップをしっかりとして、冷蔵庫で一晩寝かせます。

○麺の太さについて
パスタの太さはかなりの種類があるので、迷うと思いますが、ロメスパの場合は1.8mm以上が良いでしょう。推奨は2.2mmです。
ディチェコなどはスーパーで手に入りやすいですが、2.2mmと言う太さの麺は置いていません。1.9mmくらいが限界でしょうか。それ以上だと、リングイネになっちゃいますね。ちょっと平麺のやつですが、これもおいしいです。
多分、ロメスパ屋さんなんかで使われている麺はこのボルカノローマンスパゲッチ(誤字ではありません)だと思います。
でも、4キロもありますね。カルディという輸入食品店に「ボルカノスパゲットーニ2.2mm500g」と言うのがありました。
これの方があつかいやすいですね。


○炒める時に使う調理機は、鉄製のもので
パスタや具材を炒める時にでる香ばしさもロメスパの命のようなところがあるので、鉄製のフライパンか、中華の鉄鍋で調理するのが良いと思います。強火で力強く炒めることで、こんがりと、香ばしく仕上げます。


作り方
1 ゴーヤは3ミリくらいの厚みに半月切りにします。木綿豆腐はしっかり水抜きして一口大にカットします。ランチョンミートも一口大にカットします。卵はボールに割り入れ、溶きます。

2 中華鍋を熱して油をなじませ、溶き卵を流してスクランブルエッグを作り、一度取り出しておきます。

3 再び中華ねべを熱し、油をなじませ木綿豆腐を両面焼きます。ランチョンミート、ゴーヤも入れて炒め、出汁醤油、塩で味付けします。水を加えて強火で炒め煮にします。水分が3分の1になったら、茹で置き麺とスクランブルエッグを入れて炒め合わせます。味見などをして、香ばしくいたまったら、お皿に盛りつけて、花かつおを添えて出来上がりです。









自家製チャーシューの炒めスパゲッティ

2015年08月05日 | ロメスパ研究日記


がっつり食べで、元気が出ます☆

ロメスパってなんだ?茹で置き麺て聞いたことない。と言う方は、こちらを参考にしてください。
ロメスパについての考察


材料(二人)
茹で置き麺・・200g(乾麺時) オニオン、キノコ※1、青もの※2・・適宜 自家製チャーシュー・・100g  醤油・・適量 チャーシューの煮汁・・適量  キャノーラ油・・適量
※1キノコはしめじにしました。
※2青ものは畑で採れてるクウシンサイにしました。

自家製チャーシューの作り方はこちらを参考にしてください

ロメスパを調理する為の、留意点
○茹で置き麺の作り方
麺は推奨茹で時間よりも1~2分長めに茹でます。
茹った麺はすぐに流水で洗って、引き締めます。うどんを茹でるのとおんなじです。
水気をよく切ってボールに入れ、キャノーラ油など癖のない油を少量和え、乾燥を防ぎます。
ラップをしっかりとして、冷蔵庫で一晩寝かせます。

○麺の太さについて
パスタの太さはかなりの種類があるので、迷うと思いますが、ロメスパの場合は1.8mm以上が良いでしょう。推奨は2.2mmです。
ディチェコなどはスーパーで手に入りやすいですが、2.2mmと言う太さの麺は置いていません。1.9mmくらいが限界でしょうか。それ以上だと、リングイネになっちゃいますね。ちょっと平麺のやつですが、これもおいしいです。
多分、ロメスパ屋さんなんかで使われている麺はこのボルカノローマンスパゲッチ(誤字ではありません)だと思います。
でも、4キロもありますね。カルディという輸入食品店に「ボルカノスパゲットーニ2.2mm500g」と言うのがありました。
これの方があつかいやすいですね。


○炒める時に使う調理機は、鉄製のもので
パスタや具材を炒める時にでる香ばしさもロメスパの命のようなところがあるので、鉄製のフライパンか、中華の鉄鍋で調理するのが良いと思います。強火で力強く炒めることで、こんがりと、香ばしく仕上げます。

○基本の具材、オニオン、キノコ、青もの
ロメスパにはこのような基本の具材があるのですが、参考程度にしてください。
キノコはマッシュルーム、シイタケ、シメジ、マイタケ、エリンギなどです。
青ものは小松菜、ピーマン、クウシンサイ、チンゲンサイ、ほうれん草、など季節のものを加えます。


作り方
①オニオン、キノコ、青ものは適当な大きさにカットします。

②鉄鍋を熱してキャノーラ油をなじませ、強火で①を炒めます。全体がいたまったら、チャーシューも加えて、こんがりと炒めます。

③茹で置き麺を入れます。菜箸などでほぐしながら炒め、醤油、チャーシューの煮汁を鍋肌に注いで香りおたて、全体になじませます。

④味見などして、好みの味に調節し、香ばしくいたまったら出来上がりです。







自家製チャーシュー

2015年08月05日 | ロメスパ研究日記


材料
豚ロース塊肉・・800g 醤油・・1カップ 酒・・1カップ 水・・1リットル きび砂糖・・30g 玉ねぎ・・1/2個 にんにく・・3片 生姜・・1かけ 

作り方
1 鍋に水(分量外)をたっぷり入れて煮たて、豚肩ロースを入れます。もう一度煮立ったら、ざるにあけて流水でお肉を洗います。

2 鍋に調味料と水と野菜、豚肉を入れて火にかけます。最初強火にして煮立ったら弱火にし、3時間ほど煮ます。途中で水が少なくなるようなら足して、豚肉が煮汁にひたひた漬かるようにします。

3 3時間煮たら、熱が取れるまでそのまま放っておきます。熱が取れたら煮汁とお肉をタッパーに移して冷蔵庫に入れて冷やします。2時間ほど冷やすと味が浸みこんでいるので完成です。そのまま、冷蔵庫で三日ほど保存できます。






ホタテのバター醤油スパゲッティ ~ロメスパ研究日記2~

2015年07月07日 | ロメスパ研究日記


ホタテのうまみと、バターしょうゆの相性が抜群です☆


ロメスパってなんだ?茹で置き麺て聞いたことない。と言う方は、こちらを参考にしてください。
ロメスパについての考察

材料(二人)
茹で置き麺・・200g(乾麺時) オニオン、キノコ※1、青もの※2・・適宜 ボイルホタテ・・1パック バター・・10g 醤油・・適量 魚醤(しょっつる)※3・・あれば適量 塩・・適量 キャノーラ油・・適量
※1キノコはしめじにしました。
※2青ものは畑で採れてるクウシンサイにしました。
※3隠し味です。コクと風味が良くなります。

ロメスパを調理する為の、留意点
○茹で置き麺の作り方
麺は推奨茹で時間よりも1~2分長めに茹でます。
茹った麺はすぐに流水で洗って、引き締めます。うどんを茹でるのとおんなじです。
水気をよく切ってボールに入れ、キャノーラ油など癖のない油を少量和え、乾燥を防ぎます。
ラップをしっかりとして、冷蔵庫で一晩寝かせます。

○麺の太さについて
パスタの太さはかなりの種類があるので、迷うと思いますが、ロメスパの場合は1.8mm以上が良いでしょう。推奨は2.2mmです。
ディチェコなどはスーパーで手に入りやすいですが、2.2mmと言う太さの麺は置いていません。1.9mmくらいが限界でしょうか。それ以上だと、リングイネになっちゃいますね。ちょっと平麺のやつですが、これもおいしいです。
多分、ロメスパ屋さんなんかで使われている麺はこのボルカノローマンスパゲッチ(誤字ではありません)だと思います。
でも、4キロもありますね。カルディという輸入食品店に「ボルカノスパゲットーニ2.2mm500g」と言うのがありました。
これの方があつかいやすいですね。


○炒める時に使う調理機は、鉄製のもので
パスタや具材を炒める時にでる香ばしさもロメスパの命のようなところがあるので、鉄製のフライパンか、中華の鉄鍋で調理するのが良いと思います。強火で力強く炒めることで、こんがりと、香ばしく仕上げます。

○基本の具材、オニオン、キノコ、青もの
ロメスパにはこのような基本の具材があるのですが、参考程度にしてください。
キノコはマッシュルーム、シイタケ、シメジ、マイタケ、エリンギなどです。
青ものは小松菜、ピーマン、クウシンサイ、チンゲンサイ、ほうれん草、など季節のものを加えます。


作り方
①オニオン、キノコ、青ものは適当な大きさにカットします。
②鉄鍋を熱してキャノーラ油をなじませ、強火で①を炒めます。全体がいたまったら、ホタテも加えて、こんがりと炒めます。
③バターも加えてなじませ、茹で置き麺を入れます。菜箸などでほぐしながら炒め、醤油、魚醤を鍋肌に注いで香りおたて、全体になじませます。
④味見などして、好みの味に調節し、香ばしくいたまったら出来上がりです。







洋食屋のナポリタン ~ロメスパ研究日記1~

2015年07月05日 | ロメスパ研究日記


最近ロメスパというジャンルのスパゲッティ料理屋さんがあると言うことを知りまして、なかなかハマってしまいました。
いわゆるパスタ屋さんは街に出ると沢山あるけど、ロメスパは一般のパスタ屋さんとは趣が大きく異なるようです。
まず、麺を「パスタ」とは言いません。昭和のころ日本人に定着した「スパゲッティ」です。日本語の「スパゲッティ」。
そこから違いが、なんとなく伝わってきます。


”ロメスパとは何か?
ロメスパとは、立ち食いそば屋のようなスパゲッティ屋のことで、例えば有楽町のジャポネのような店を指す。ロメスパの「ロメ」は路麺、「スパ」はスパゲッティだ。おうさる氏がジャポネを一度食べたら忘れられないロメスパ*と称したのがその起源である”

引用元:ロメスパとは何か?

ロメは路麺何ですね。屋台のイメージと言うところでしょうか。


”ロメスパの特徴

茹で置きスパゲティを炒めて提供
あらかじめ茹で置きされたスパゲッティを注文が入ったのに合わせて炒めてから提供する。
スパゲッティを茹でる待ち時間がない。注文されたスパゲッティに素早く応えることができる。
路麺の特徴である「早い」をまさにスパゲッティで体現している。

スパゲッティは極太
茹で置きに耐えられるスパゲッティは極太のスパゲットーニだ。
茹で置きが前提とされる時点でアルデンテとは無縁の世界である。
そしてこの極太スパゲッティこそが「昔、喫茶店で食べた懐かしいスパゲッティ」だったりする。”

引用元:ロメスパとは何か?

客観的な特徴としては、この茹で置き麺を炒める、と言うのと極太の麺を使うところでしょう。

この茹で置き麺と言うのは、洋食屋さんや喫茶店などで、スパゲッティ料理(主にナポリタン)の仕込みとして使われている技術です。
スパゲッティーは茹でるのに時間がかかるため、あらかじめ茹でておき、注文が入ったら茹でた麺を炒めてすぐに提供できるようにしています。
アルデンテとは無縁ですが、これがモチモチした触感になり、とてもおいしい。ですから、本格的なナポリタンスパゲッティーを出すお店では、茹でた麺を冷蔵庫で一晩寝かせてから使います。
このあたりの技術を応用に次ぐ応用でロメスパというジャンルが生まれてきたのだと、筆者は推察します。

○茹で置き麺の作り方
麺は推奨茹で時間よりも1~2分長めに茹でます。
茹った麺はすぐに流水で洗って、引き締めます。うどんを茹でるのとおんなじです。
水気をよく切ってボールに入れ、キャノーラ油など癖のない油を少量和え、乾燥を防ぎます。
ラップをしっかりとして、冷蔵庫で一晩寝かせます。

○麺の太さについて
パスタの太さはかなりの種類があるので、迷うと思いますが、ロメスパの場合は1.8mm以上が良いでしょう。推奨は2.2mmです。
ディチェコなどはスーパーで手に入りやすいですが、2.2mmと言う太さの麺は置いていません。1.9mmくらいが限界でしょうか。それ以上だと、リングイネになっちゃいますね。ちょっと平麺のやつですが、これもおいしいです。
多分、ロメスパ屋さんなんかで使われている麺はこのボルカノローマンスパゲッチ(誤字ではありません)だと思います。
でも、4キロもありますね。カルディという輸入食品店に「ボルカノスパゲットーニ2.2mm500g」と言うのがありました。
これの方があつかいやすいですね。


○炒める時に使う調理機は、鉄製のもので
パスタや具材を炒める時にでる香ばしさもロメスパの命のようなところがあるので、鉄製のフライパンか、中華の鉄鍋で調理するのが良いと思います。強火で思いっきり炒めれば、ストレス解消にもなりそうです。



その他の特徴としては、メニューの発想がとても自由です。
ロメスパ発祥の店と言われる「ジャポネ」のめメニューの一部ですが、
”ジャポネ  醤油味・・・肉、シイタケ、オニオン、コマツナ
ジャリコ  醤油味・・・エビ、肉、しその葉、トマト、シイタケ、オニオン、コマツナ
梅のり   醤油味 or 塩味・・・練梅、のり、しその葉、シイタケ、オニオン、コマツナ
チャイナ  醤油味 or 塩味・・・ザーサイ、シイタケ、オニオン、コマツナ
ナポリタン ケチャップ味・・・エビ、シイタケ、オニオン、コマツナ
インディアンカレー味・・・カレーソース入り
バジリコ  塩味・・・エビ、肉、しその葉、トマト、シイタケ、オニオン、コマツナ
キムチスパ 豚肉、キムチ、シイタケ、オニオン、コマツナ”

引用元:ジャポネ

和風、中華、洋風など、バリエーションの幅が広くて、とても楽しいです。

筆者の家に比較的近い炒めスパゲッティの店マルスのメニューの一部ですが、


しょうゆスパ オニオン、しめじ、青菜、豚肉、しそ、トマト
しおスパ   オニオン、しめじ、青菜、豚肉、しそ、トマト
洋しお    オニオン、しめじ、青菜、ベーコン、ピーマン、トマト
ナポリタン  オニオン、しめじ、青菜、ベーコン、ピーマン
チャ―スパ  オニオン、しめじ、青菜、自家製チャーシュー、トマト
中華ナポリ  オニオン、しめじ、青菜、トマト、刻みチャーシュー、ケチャップ&チャーシューだれ
ボロネーゼ  オニオン、しめじ、青菜、ベーコン、ピーマン、ミートソース
カルボスパ  オニオン、しめじ、青菜、ベーコン、ピーマン、トマト
明太カルボ  オニオン、しめじ、青菜、明太子、トマト、刻み海苔
などなど、レギュラーのメニューだけでも15種類くらいあります。
さらに日替わりで、牛肉とブロッコリースパやにくみそスパなど沢山出てくるようです。
このメニューに加え、トッピングとして、
オムレツ、目玉焼き、ミートソース、カレーミートソース、明太子、青菜&オニオン、ウィンナー&オニオン、刻み海苔、生卵、激辛ソース、(どれもほぼ100円くらい)
を好きなメニューに加えていくことができます。お客さんはこのメニュー表を見て、本当の自由と手に入れたと感じます。

こうした、自由な発想がロメスパの人気の一因と言うことでしょうか。


○洋食屋さんはロメスパの親?
洋食屋さんの中でも、スパゲッティのメニューを中心としたお店があります。
京王永山駅の近くにあるロビンなどは、その典型と言っていいでしょう。以前は新宿ロビンと言って、新宿で有名な炒めスパゲッティの店だったそうです。そのころから、30年以上炒めスパゲッティを作り続けていると言うから、ロメスパの原型のような店と言ってもいいのではないでしょうか。

ロビンはロメスパではなく、洋食屋さんとして機能しているので、洋食屋さんの定番クリームコロッケ定食やハンバーグ定食などもあります。
また、それらの料理と炒めスパをミックスした、ハンバーグスパゲッティやローツかつスパと言うメニューも存在します。さらに店名を冠したメニュー「ロビン」は醤油ベースの味付けのスパゲッティということで、より自由にスパゲッティ料理を開発してきた歴史が伺えます。こうした自由な発想の洋食屋さんをヒントに、ロメスパは生まれてきたのではないか、と言うのが僕の仮説です。

○基本の材料から読み解く、洋食屋さんロメスパの原型説
洋食屋さんの炒めスパと、ロメスパ屋さんの炒めスパには若干の違いがあるものの、明らかな共通点が見られます。

まず麺ですが、洋食屋さんは1.8ミリくらいの麺を使用し、ロメスパ屋さんは2.2ミリ程度のものを使用しています。どちらも、茹で置き麺を使っています。

そして、どちらにも基本の具材がありまして、それは「オニオン」、「キノコ」、「青いもの」です。
洋食屋さんはオニオン、マッシュルーム、ピーマンを使用し、ロメスパ屋さんはオニオン、しめじまたは椎茸、小松菜を使用します。
ちょっと違いがありますが、ロメスパ屋さんが洋食屋さんから派生してきたのではないか、という痕跡が見てとれます。

音楽の歴史に例えると、ジャズがファンクを生み、ファンクがヒップホップを生んだように、クラッシックなレストランが、庶民的な洋食屋さんを生み、洋食屋さんがより自由なロメスパを生んだ、と言えるんじゃないでしょうか。



さて、今回はロメスパの祖とでも言うべき、ナポリタンを作ってみました。
作り方です。

材料(二人)

茹で置き麺・・200g(乾麺時) 玉ねぎ、ピーマン、ウィンナーソーセージ・・適量 トマトケチャップ・・大さじ7
中農ソース・・大さじ2 キャノーラ油・・適宜

作り方
①玉ねぎ、ピーマンは3ミリくらいの千切りにします。ウィンナーは斜めに小口切りにします。
②フライパンを熱して油をなしませ、玉ねぎ、ピーマン、ウィンナーを炒めます。良くいたまったら、茹で置き麺を加えてほぐしながら炒めます。
③調味料を加えて※、なじむまで炒めたら出来上がりです。
※酸味が少し物足りないかもしれないので、トマトピュレかトマトソースを少量加えると、味に深みが出ると思います。