ここが小野路城の跡地です。築城が1170年ごろなので、1192作ろうの鎌倉幕府ですから、鎌倉時代のお城ですね。
1477年、長尾影春の乱によって、落城するまでここにお城があったのですから、なにか恐ろしいような、興味深いような、不思議な気持ちがします。
小町井戸と呼ばれている井戸です。
なんと。平安時代の歌人、小野小町が眼病を患った際、小野路の山中にこもって、この井戸の水を目に当て、眼病を治したという伝説があります。
小野小町は西暦850年頃の生まれのようなので、小野路城ができる300年ほど前のできごとになりますか。
今からですと、1200年前ごろになりましから、そのころからこの井戸があって、そこそこ有名だったと言うことですよね。小野小町ほどのお人がいらっしゃるんですから。
多摩丘陵周辺は新撰組の伝説ばかりと思っていましたが、探索してみると、とても面白い歴史に出会えますね。
小野路城周辺はクヌギや竹林などの木立に囲まれた、美しい散策路が広がっています。
私の一族も山を持っていますが、これほど綺麗にしておくのは本当に大変です。
放っておけば、山は荒れて人が踏み込めない状態になってしまいますから。。。
美しい景観に感謝です。
町田市とNPO団体みどりのゆびが発行してるフットパスマップによると、この道祖神を北側に進むと、万松谷戸をへて小野路宿に至ります。
東に行くと、野津田公園へぶつかります。
六地蔵と地図にはあるのですが、数えると・・・・・(+_+)
こちらが江戸時代に宿場町として賑わった小野路宿です。
たてものは小野路宿里山交流館というもので、小野路宿にかつてあった旅籠「角屋」を再現したものだそうです。
里山交流館周辺も宿場町の情緒がしのばれるように整備されていて、とても楽しいです。知る人ぞ知る宿場町ですね。
里山交流館ではお食事や喫茶することができます。
名物小野路うどんというのもあるので、これを目当てに訪れるのも良いですね。。。
以上、小山田から小野路へ探検散歩でした。