仲間の農家とともに、陸稲(おかぼ)と言う、畑で作るお米を栽培しています。
僕たちが農業をしている地域は相模原の山間部で、旧津久井町と言われていたことろです。
僕たちの祖父母の時代、この地域の人たちの多くはこの陸稲を栽培していました。山間部で、水田が少なかったのです。
水稲と違って、陸稲はパサパサしたコメであまりおいしくなかったようです。
今でも母やそれくらいの年代の人は、陸稲がまずかったとぼやきます。
ただ、もち米は水稲栽培よりも、陸稲栽培の方がおいしいそうでして、ちょっと作って見ようと言うことになりました。
栽培したもち米は、年末年始のモチつきに使う予定です。
おかぼは5月7日に播種しました。
写真のように、土に溝を切って、そこへパラパラと種籾をまいていきます。小麦と同じですね。。。
二週間ほどたった5月22日です。
少し芽が出てきています。
この時点で、雑草の芽を手で土をなでるようにしてかきとってしまいます。陸稲は水稲と違って、除草作業が大変なのです。
写真は一気に2カ月ほど時が過ぎ、本日7月23日です。6月にも1度除草をしているのですが、写真を撮り忘れました。。。
だいぶ稲がたくましく、青々と成長しています。
肥料も堆肥も何もあげていないのですから、稲と言うのは本当に生命力の強い植物です。
今日は除草作業と土寄せです。
最後に土を寄せて、とりあえず今日の作業は終了です。