12/13
毎年この時期に活動する
「ふたご座流星群」ですが、
皆さん観察してますか?
「ふたご座流星群」の活動が活発になると思われる
12月11日の夜から15日の朝までの4夜の間は、
ふたご座の近くから放出する流れ星がたくさん見られますよ。
流星と流星群
流星と流星群の関係を示したイメージ画像です。
実際のふたご座流星群の母彗星とは
軌道が異なりますのでご注意ください。
(画像をクリックすると大きな画像をご覧いただけます)
流星(「流れ星」とも言う)とは、
宇宙空間にある直径1ミリメートルから数センチメートル程度の
チリの粒が地球の大気に飛び込んできて、
大気と激しく摩擦を起こし、
高温になると同時に光って見える現象です。
彗星はこのようなチリの粒を軌道上に放出しています。
チリの粒の集団は、
それを放出した彗星の軌道上に密集しています。
彗星の軌道と地球の軌道が交差しているところでは、
チリの粒がまとめて地球の大気に飛び込んできます。
地球が彗星の軌道を横切る日時はほぼ毎年決まっていますので、
特定の時期に特定の流星群が出現するわけです。
このとき、
地球に飛び込んでくるチリの粒は同じ方向からやってきます。
それぞれのチリの粒はほぼ平行に地球の大気に飛び込んできますので、
それを地上から見ると、
その流星群に属している流星は、
星空のある一点から放射状に飛び出すように見えます。
流星が飛び出す中心となる点を
「放射点」と呼び、
放射点がある星座の名前で
「○○座流星群」と呼ばれます。
ふたご座流星群の放射点は、
ふたご座α星(カストル)の近くにあります。
なお、
放射点が地平線付近にあるときは、
ほとんど流星は出現しません。
流星群の活動が同じだと仮定すると、
放射点の高度が高くなるにしたがって流星の出現数は多くなります。
なお、
ふたご座流星群の母天体は、
長い間わかりませんでした。
しかし、
最近の研究で
母天体が小惑星ファエトンであることが解ってきました。
この小惑星ファエトンは、
元々は彗星だったのですが、
塵(ちり)を出し尽くしてしまった天体だと考えられているようです。
毎年この時期に活動する
「ふたご座流星群」ですが、
皆さん観察してますか?
「ふたご座流星群」の活動が活発になると思われる
12月11日の夜から15日の朝までの4夜の間は、
ふたご座の近くから放出する流れ星がたくさん見られますよ。
流星と流星群
流星と流星群の関係を示したイメージ画像です。
実際のふたご座流星群の母彗星とは
軌道が異なりますのでご注意ください。
(画像をクリックすると大きな画像をご覧いただけます)
流星(「流れ星」とも言う)とは、
宇宙空間にある直径1ミリメートルから数センチメートル程度の
チリの粒が地球の大気に飛び込んできて、
大気と激しく摩擦を起こし、
高温になると同時に光って見える現象です。
彗星はこのようなチリの粒を軌道上に放出しています。
チリの粒の集団は、
それを放出した彗星の軌道上に密集しています。
彗星の軌道と地球の軌道が交差しているところでは、
チリの粒がまとめて地球の大気に飛び込んできます。
地球が彗星の軌道を横切る日時はほぼ毎年決まっていますので、
特定の時期に特定の流星群が出現するわけです。
このとき、
地球に飛び込んでくるチリの粒は同じ方向からやってきます。
それぞれのチリの粒はほぼ平行に地球の大気に飛び込んできますので、
それを地上から見ると、
その流星群に属している流星は、
星空のある一点から放射状に飛び出すように見えます。
流星が飛び出す中心となる点を
「放射点」と呼び、
放射点がある星座の名前で
「○○座流星群」と呼ばれます。
ふたご座流星群の放射点は、
ふたご座α星(カストル)の近くにあります。
なお、
放射点が地平線付近にあるときは、
ほとんど流星は出現しません。
流星群の活動が同じだと仮定すると、
放射点の高度が高くなるにしたがって流星の出現数は多くなります。
なお、
ふたご座流星群の母天体は、
長い間わかりませんでした。
しかし、
最近の研究で
母天体が小惑星ファエトンであることが解ってきました。
この小惑星ファエトンは、
元々は彗星だったのですが、
塵(ちり)を出し尽くしてしまった天体だと考えられているようです。