オヤジのひとり言

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冬至

2009年12月22日 | Weblog
12/22 (火)

今日はもう冬至、

昼間が1番短い日ですが、

これからは、少しづつ  

日暮れも遅くなります。


好評??・・「祇をん」シリーズ・・


年季

何も知らない少女が舞妓としてデビューするまでには

莫大なお金がかかります。

屋形はそれを負担する代わりに、

年季(ねん)と呼ばれる奉公する期間を定めて、

その投資金額を回収します。

年季の期間は屋形によって違いますし、

その妓の頑張り次第によっても違う様です。

乙女は中学の卒業を待って、

春から仕込みとしての生活を始める事ができました。

これからは、

○○(屋形の名前)さんところの「仕込みさん」と呼ばれ、

生まれてきて今まで慣れ親しんだ、

本当の苗字で呼ばれる事はありません。

そして、

舞妓になる為の本格的な舞のお稽古が始まります。

祇園甲部の舞は井上流と決まっていますから、

毎日、井上流のお師匠さんのところへ通います。

お弟子さんの中には一般の人もいますが、

その人達と芸・舞妓になる仕込みとの稽古の質は全くの別物です。

仕込みには一般の人の何倍もの出来栄えが要求されますから、

かなり、

かなり厳しいものになります。

午前中はお稽古、

お稽古から帰ったら屋形の用事、

夕方からお姉さん舞妓の仕度、

深夜はお座敷から帰ったお姉さん舞妓のお世話と、

仕込みの一日は目まぐるしいスピードで過ぎていきます。

仕込みさんも大変なんですねぇ~