マンUのレネ・メウレンステーン・コーチは、
移籍完了が目前とされている香川真司を絶賛Goal.comに語った。
マンUはドルトムントと、香川の移籍について合意に達し
残すはメディカルチェックと労働許可証の取得、そして本人のサインだけだ。
氏は香川を高く評価しており、クラブがトップクラスのタレントを得たと考えている。
同氏はGoal.comに、「私は香川を、非常に高く位置づけている」と。
「彼は私がずっと知っていた選手だ。ブンデスリーガを注視していたからね。
彼はあそこで非常に上手くやった。
彼はマンUにフィットすると思うし、我々を補完してくれると思う」
ドイツのリーグを注視していたといい、プレーの特徴をよく理解している。
「ドルトムントで、香川はストライカーの背後でプレーしていた。
彼にとってプレーしやすいポジションだね。
彼の動きは素晴らしく、非常にうまくスペースを見つける」と話した。
「中盤で相手の裏に入るので、ボール保持を助けてくれたり、
前に直接動ける。1タッチか2タッチで、ボールを速く動かせる」「チャンスをつくれるし、
得点もできる。
攻撃的MFに望まれるものを、彼はすべて備えている」加入したならばポジションが気になるところだが、
中央でもサイドでも起用できるとみている。「
彼はウィングでも、中盤の深い位置でもプレーできる。
だから彼は非常にユーティリティー性がある選手だ」
コーチはクラブが戦う試合数も考慮して、香川が役立つと信じる。
「彼は我々のクオリティーに加わるだろうし、
彼の獲得は我々にさらなる選択肢を与えてくれる」「大きなリーグでプレーすると、
チャンピオンズリーグのように非常に多くの試合を戦う。
それがどれほど難しいか、我々は知っている。
多くのクオリティーある選手が必要で、彼もそうした選手だ」とベタ褒めだ
当に京都パープルサンガ(現在は京都サンガ)で活躍した
朴智星(パク・チソン)が歩んできた道を、香川真司がたどろうとしている。とも読める。
昨シーズンを痛恨の準優勝で終えたイングランドプレミアリーグの‘巨艦’マンUが、本格的なチーム再編に乗り出した。
獲得候補の筆頭に浮上したニューフェースは、日本サッカー代表の新しいリーダー、香川だ。
朴智星と同じアジア人選手であるうえ、履歴も似ているため、韓国のサッカーファンも注目している。
欧州現地では、香川のマンU入団は既定事実化された雰囲気。
香川は欧州舞台で「マンU」という球団が持つ象徴性に注目している一方、
マンUは600万ユーロにのぼる高額年俸を提示して積極性を見せている。
朴智星と香川は共存し、またお互い競争し、「新しいマンU」を一緒に築いていくものと思われる。
朴智星にとってもう一つの意味ある挑戦が始まった。
◇重なる軌跡
これまでの歩みがお互い実によく似ている。
朴智星は
00年に日本J2リーグの京都パープルサンガ(現在は京都サンガ)に進出し、プロ生活をスタートした。
01年に所属チームのJ2優勝に貢献し、J1進出に成功した。
03年には韓日ワールドカップ(W杯)大韓民国4強神話の主役となり、
オランダ名門クラブのPSVアイントホーフェンに進出した。
京都パープルサンガとの契約満了翌日の03年1月1日に天皇杯の決勝戦に出場し、
チームに優勝カップを抱かせたエピソードはあまりにも有名だ。
ビックリーグの一つ下と評価されるオランダで、欧州舞台への適応を終えた後、
05年ついに夢に見たマンU入団を実現させた。
欧州チャンピオンズリーグなど大舞台に強いところを見せ、マンU監督の視線を引いた。
香川真司も朴智星と似ている。 17歳だった
06年、高校生でJリーグクラブのセレッソ大阪に入団した。 1年で核心メンバーに定着し、プロへの適応を終えた後、
2010年にボルシア・ドルトムントに移籍した。
2シーズンをプレーし、ドルトムントのリーグ2連覇に貢献し、マンUの獲得リストに挙がった。
両選手とも日本でプロサッカーに足を踏み入れ
、欧州で経験を積み、
世界的な選手に成長した。
朴智星はマンUに入団した05年当時、年齢は24歳だった。
現在の香川より1歳上だったのだ。・・実によく似ている・・・
香川はきっとやってくれると信じてる・・・元サッカー少年オヤジ