所用で滋賀県に行った帰り道、
大渋滞に巻き込まれてしまった。
3連休の中日だから仕方ないかとあきらめていたその時
小さな路地から小ぶりの曳山が・・
どうやら今日は大津祭のようです。
近くのコインパーキングに車を止めてしばし祭り見物としゃれ込みました。
大津祭りは江戸時代の初期から300百年以上も続く歴史のある
大津市の地元のお祭りで
13基の曳山(ひきやま)が
太鼓や笛、鐘の音で奏でるお囃子にあわせて大津市内を巡行する。
![大津祭り13基の曳山](http://otsu.maturi-navi.com/img/rekisi01.jpg)
江戸時代の初めに鍛冶屋町(かじやちょう)塩売治兵衛(しおうりじへい)が
狸面で踊ったことから始まったとされています。
今でも大津祭りの巡行順のトップは
西行桜狸山(さいぎょうざくらたぬきやま 通称:狸山)で
狸山は「くじ取らず」といって
毎年13基の曳山の先頭を巡行することが決まっている。
![大津祭り狸山のからくり人形と狸](http://otsu.maturi-navi.com/img/rekisi02.jpg)
写真は、大津祭りの曳山巡行で先頭を巡行する狸山です。
狸が大津祭りの先導役となってお祭りの日のお天気を守ってくれているそうですよ。
狸山以外の他の12基の巡行順番は毎年くじで決められます。
![大津祭り先頭を巡行する狸山](http://otsu.maturi-navi.com/img/rekisi03.jpg)
大津祭の日程
大津祭りの日程は、10月10日の体育の日に本祭、
その前日の10月9日に宵宮が行われていたのですが、
ハッピーマンデー導入で、
体育の日が10月の第二月曜日となってから、
体育の日の前日(日曜日)に本祭、その前日に宵宮と変更になっています。
なので毎年大津祭りは曜日は、土日と固定ですが、日程が毎年かわります。
今年の大津祭は10月6日(土)に宵宮、10月7日(日)に本祭が開催。
大津祭りはこうして10月の土日月三連休の土日開催とされるようになって、
ここ数年の間に、関西でもかなり認知されて、
年々観光客の方も増えているようです。
外国人の観光客の方も多くみられ、英語のパンフレットも用意。
アマチュアカメラマンの多いこと多いこと、
京の祇園祭りをスケールダウンした感じで、
祇園祭りが厳かで絢爛豪華な感じなら
庶民的な賑やかなお祭りのように感じました。
でも一見の価値はありそうですよ・・
来年はゼヒ一度ごらんになってはいかが??
祇園祭りでは今はもうやってない粽まきや手ぬぐい撒きなど
とても庶民的な一般市民との距離の近い祭りに感じました。
祭りの歴史が「五穀豊穣」を祝う祭りだからなのかもしれませんね・・
もっと詳しく知りたい方は・・コチラ↓ ↓ 大津祭りのホームページです。
http://www.otsu-matsuri.jp/festival/