そもそも、七夕の起源は2世紀ごろの中国
後漢の時代にまで遡る。
その頃の文献に織女星と牽牛星についての記述があります。
3~4世紀には、
織女と牽牛が1年に一度だけ会うという
星伝説が登場します。
やがて6世紀になると、
織女にあやかって機織りや針仕事、
書道の上達を願う「きっこうでん」という民族行事が
行なわれるようになりました。
日本では8世紀ごろ、
奈良時代に遣隋使や遣唐使によって
伝えられたといわれています。
長らく宮中の行事だったが、
江戸時代の幕府が5節句の一つに定めたことから
広く庶民に普及し、
日本古来の収穫祭や祖霊際の行事と融合して、
独自の「七夕」の習俗が生まれたようです。