星の綺麗な山奥では
星はもちろん天の川もよく見えます。
天の川をよく眺めると、
まるで綿雲のようにも見えます。
両側に輝くベガ と アルタイル は
確かに天の川を隔てて見つめ合っているようで・・
ロマンチックな星伝説が生み出されたのも頷ける。
古代から人々の多くは、
この天の川を「川」や「道」に見立てていました。
古代文明の発祥地では地上の大河にたとえられる例も多く、
エジプトでは「天上のナイル」
インドでは「天井のガンジス」
中国では「天河」(天の黄河)
あるいは「天漢」(天の漢水)などと呼ばれていました。
漢水は揚子江の支流の一つで、
南北に流れる様子が天の川と一致することから
この名がついたととも云われている。