健康診断ブログ

みなさん健康診断受けていますか?

血清アミラーゼ検査

2018-01-29 10:38:02 | 膵機能検査
東京都江戸川区の医療法人財団京映会の健康診断ブログです。

今日は、血清アミラーゼ検査についてです。

血液で調べるのが血清(血中)アミラーゼ検査で、尿で調べるのが尿アミラーゼ検査です。

アミラーゼは主に膵臓、唾液腺から分泌され、デンプンを糖へ分解して腎臓から尿へ排泄される酵素です。

膵臓病、耳下腺炎などを調べる指標となります。

膵管閉塞が起こると、アミラーゼの流れが阻害されるため血中アミラーゼの上昇、遅れて血中濃度も増加します。

そのほか膵炎や膵臓がんなど膵臓の病気でも変化が起こります。

そこで血液のアミラーゼを測定することで、それらの兆候を読み取ろうというのがこの検査の目的です。

高値の場合は、膵臓(急性膵炎、慢性膵炎、膵臓がん、など)と、唾液腺(耳下腺炎、慢性腎不全、など)を判断するための検査が必要です。


▲血清アミラーゼ検査 膵機能検査


巡回健診の京映会 
医療法人財団京映会 京橋クリニック
〒133-0065 東京都江戸川区南篠崎町2-40-3 03-3677-8121(代表)

尿酸検査

2018-01-25 12:56:34 | 痛風検査
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今日は、尿酸検査についてです。

主に痛風の診断をするため、血液中の尿酸値を測定する検査です。

からだの細胞は常に新しく生まれていくる一方で死んでいくものもあり、この活動を代謝といいます。

代謝の結果としてできる燃えかすの一つが尿酸と呼ばれる物質で、タンパク質であるプリン体が分解されできる終末代謝産物です。

腎臓の機能に障害が起こって尿として尿酸が排泄されなかったり、何らかの原因で尿酸がつくられすぎたりすると、たまった尿酸が異常を引き起こします。

その代表が「痛風」です。

高値が続くと尿酸は結晶化して間接に蓄積し、突然の関節痛(痛風発作)や尿路結石を引き起こします。

尿酸検査では、これらの原因となる血清中の尿酸の濃度を測定し、病気を診断します。


▲尿酸検査 痛風検査


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クレアチニン検査

2018-01-22 12:19:26 | 腎機能検査
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今日は、クレアチニン検査についてです。

筋肉運動のエネルギー源となるアミノ酸が代謝されたあとの老廃物です。

クレアチニンは、腎臓でろ過されて尿中に排泄されます。

つまり血液中のクレアチニンが多い、つまり数値が高い場合は、腎機能が低下していることを意味します。

また、筋肉内で合成されるクレアチニンの量は筋肉の量に比例するため、筋ジストロフィー症などの筋肉の萎縮する病気があるときは低値になります。

つまり、血液中のクレアチニンの数値が高いのは、腎機能が低下していることを意味し、低い場合は、筋肉に関わる異常の可能性があります。


▲クレアチニン検査 腎機能検査


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BUN(尿素窒素)検査

2018-01-18 14:00:24 | 腎機能検査
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今日は、BUN(尿素窒素)検査についてです。

尿素窒素(BUN)とは、血清成分からタンパク質を取り除いた残りである残余窒素の30~40%を占める成分です。

エネルギーとして使われたタンパク質の燃えかすとして生じるアンモニアを無害化するために、二酸化炭素と結びついた結果できたものです。

尿素窒素は腎臓でろ過されて尿中へ排出されますが、腎臓の働きが低下するとろ過しきれない分が血液中に残ってしまい、尿素窒素の値が高くなります。

値が高い場合は、腎機能障害、尿毒症、脱水症などが疑われます。

値が低い場合は、タンパク質の摂取不足が考えられ、肝機能障害などを疑います。


▲BUN検査 尿素窒素検査 腎機能検査



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ヘモグロビンA1c検査

2018-01-16 10:40:13 | 糖尿病検査
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HbA1c検査は、ヘモグロビンエーワンシー検査と読みます。

HbA1cは、過去1~2ヶ月の血糖の平均的な状態を反映するため、検査当日の飲食による影響は考えにくい検査です。

血糖値や尿糖値が検査前の食事や飲酒、それに検査に時間によって変動するのに対し、HbA1cはそれらにほとんど影響を受けません。

HbA1cは赤血球の中で体内に酸素を運ぶ役目のヘモグロビンと、血液中のブドウ糖が結合したものです。

糖化ヘモグロビンともいい、血糖値が高いほどグリコヘモグロビンが形成されてやすくなりますので、糖尿病の患者さんでは血液中に顕著な増加がみられます。

HbA1cが高値の場合に考えられる病気は、糖尿病、腎不全、異常ヘモグロビン血症です。

異常値が出たら、糖尿病の可能性が高いので、1ヶ月以上間隔をあけて再検査を行います。

糖尿病治療中で高値の場合は、血糖コントロールが上手くいっていないので、主治医と相談をしましょう。


▲ヘモグロビンA1c検査 HbA1c検査 糖尿病検査


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空腹時血糖検査

2018-01-15 10:37:47 | 糖尿病検査
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今日は、空腹時血糖検査についてです。

血液中のブドウ糖を調べます。

血糖とは、一般には血液中のブドウ糖のことを意味します。

ブドウ糖はエネルギー源として利用されているため、血液中のブドウ糖(血糖)は一定の濃度に保たれています。

そのコントロールを行っているインスリンが不足したり、あるいはインスリンの働きが弱くなったりすると、血液中に多量の糖が存在することになってしまいます。

血糖値は、食後の経過時間により数値は大きく変動しますので、原則として空腹状態の値をみます。

値が高い場合は、糖尿病、膵臓癌、ホルモン異常などが疑われます。


▲空腹時血糖検査 糖尿病検査


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