BS2の「チャングムの誓い」の後番組は「チェオクの剣」。またも女性が主人公の時代劇。第1回放送の初めのほうで鉄砲が出てきたので、オヤと思ったら時代は1692年なので日本なら江戸時代で元禄時代となる。
主人公のチェオクは左捕盗庁という警察組織の茶母(タモ)という職業。書店で「チュオクの剣」関係の書籍が2種類出ていたので立ち読みしたところ、本来はお茶を注ぐ低い身分の職種でとても従事官などと口を聞くことができない立場。しかしドラマの創作で女性の死体の検視などをする役割を加えて犯罪捜査に参加している。
当然若い女性が主人公のドラマなので、ロマンスもありそうな様子。相手はもともとの主人(夫という意味ではない)で左捕盗庁では上司にあたる従事官という役職にある人物。役名は覚えていないが、俳優はうがい薬(イソジン)みたいな名前の人。
ここで僕は思った。ハッピーエンドが予想される物語やドラマでのロマンスは、どうして身分の高い男と身分の低い女の取り合わせとなるのだろう。身分の低い男と身分の高い女のハッピーエンドでは読者(視聴者)のジェラシーを招くのでタブーなのかな。もちろん女性の身分の高い場合のドラマもあるけど、それは男もある程度身分がある場合で、しかも結ばれることは絶対にない。映画の「キング・オブ・ヘブン」や「蝉しぐれ」もそのタイプ。ナイトは高貴な女性に尽くすのみで、結ばれることはない。もっと男の身分が絶対的に低い場合は「嵐が丘」みたいに悲劇にしかならない。
ところが第2回放送をみるとかなりひねりが入っている。なんとチェオクはもともと良家の娘だが、父親が反逆者として殺されたために従事官の父の家のとなった。従事官の方は、父は地位のある役人だが妾腹の子であるため役人になれない身分。通常では父親をお父さんと呼ぶことも許されない立場。学問の塾では他の塾生から一緒に勉強するのが身分違いと差別される境遇。この時代社会の事情が理解できない。妾腹の子が役人になれないのなら本妻の子がいなかったり死んだりしたら両班の家が絶えてしまうのでは?
とにかく本来ならば高官のお嬢さんと日陰者の男で、逆の立場で結ばれない関係。しかし男の方は父親の友人のつてで役人になることができた。
主人公のチェオクは左捕盗庁という警察組織の茶母(タモ)という職業。書店で「チュオクの剣」関係の書籍が2種類出ていたので立ち読みしたところ、本来はお茶を注ぐ低い身分の職種でとても従事官などと口を聞くことができない立場。しかしドラマの創作で女性の死体の検視などをする役割を加えて犯罪捜査に参加している。
当然若い女性が主人公のドラマなので、ロマンスもありそうな様子。相手はもともとの主人(夫という意味ではない)で左捕盗庁では上司にあたる従事官という役職にある人物。役名は覚えていないが、俳優はうがい薬(イソジン)みたいな名前の人。
ここで僕は思った。ハッピーエンドが予想される物語やドラマでのロマンスは、どうして身分の高い男と身分の低い女の取り合わせとなるのだろう。身分の低い男と身分の高い女のハッピーエンドでは読者(視聴者)のジェラシーを招くのでタブーなのかな。もちろん女性の身分の高い場合のドラマもあるけど、それは男もある程度身分がある場合で、しかも結ばれることは絶対にない。映画の「キング・オブ・ヘブン」や「蝉しぐれ」もそのタイプ。ナイトは高貴な女性に尽くすのみで、結ばれることはない。もっと男の身分が絶対的に低い場合は「嵐が丘」みたいに悲劇にしかならない。
ところが第2回放送をみるとかなりひねりが入っている。なんとチェオクはもともと良家の娘だが、父親が反逆者として殺されたために従事官の父の家のとなった。従事官の方は、父は地位のある役人だが妾腹の子であるため役人になれない身分。通常では父親をお父さんと呼ぶことも許されない立場。学問の塾では他の塾生から一緒に勉強するのが身分違いと差別される境遇。この時代社会の事情が理解できない。妾腹の子が役人になれないのなら本妻の子がいなかったり死んだりしたら両班の家が絶えてしまうのでは?
とにかく本来ならば高官のお嬢さんと日陰者の男で、逆の立場で結ばれない関係。しかし男の方は父親の友人のつてで役人になることができた。