10月末に株が大暴落すると僕は予言したけど外れてしまって、今はちょうど韓流歴史ドラマ『ホジュン宮廷医官への道』(BS日テレ16:00)の昨日放送分のホジュンの気分。昨日のホジュンは王様の寵姫の弟の口の曲がった病気を王様の前で5日で治すと言って、王様から「宮廷に戯言なし」と言われた。ようするに冗談だったでは済まされず必ず必ず責任を取らされるということ。かくて5日目の刻限がきてホジュンは手首を切り落とされようとする。まあ僕もそんな気分。
口の曲がる病気は普通の医者でも3・4日で治せること。でもホジュンはこの弟の場合はその裏に真の原因の胃癌があると診断した。それを王様に伝えて胃癌を含めて5日で治すと言ったのだ。他の医官たちは驚愕した。胃癌は死病と考えられて治療法はないと思われていたからだ。無論当時では外科手術はない。あれ?三国志演義に華佗が曹操に頭骸骨に穴を開けて手術すると言って殺されたことが書いてあったけ?三国時代は3世紀ごろだけど三国志演義はフィクションが多いから当てにできないといえるが、三国志演義が成立したのは明代だと思うから外科手術の概念はホジュンの時代の東アジアにも存在していたのかな?でもとにかく胃癌の手術は当時ではない。治療法は薬剤(もちろん漢方)か針か灸。ちなみに僕はアトピーのため漢方医院に通っているがそこでは針や灸はない。鍼灸がないと漢方治療としては不完全な気がするが、医師免許を持つ者は鍼灸ができず、鍼灸をできるものは医師免許がないから薬剤を処方できないということか。
話は戻って、約束の5日の期限は間近なのに口は治らない上に吐血までして症状は重くなる。助手の医女たちはとりあえず口だけ治してそのあと胃癌治療をしてはと言うが、ホジュンは胃癌の治療を後回しにはできないと拒否する。ホジュンの意見では吐血は胃の中の腫瘍が剥がれ落ちている徴候なのだ。でも期限が来てしまいホジュンは押し切りみたいな物に手をのせられる。僕はここで手首が無くなってはホジュンという歴史的人物もこのドラマも存在しないから安心して見ていた。案の定ホジュンに同情的な唯一の上級医官が助命嘆願に現れたが無論聞きいれられる筈はない。でも時間かせぎにはなった。さて気をとりなおしてふたたび手首を落とそうとしたとき、遠くから王様の世話をする内官が待ったとかけてくる。
えっと株の暴落のことだけど、僕は社会的現象は時期を正確には予測できないと言っていたのに、10月末大暴落なんて言ったのは、この時期にアメリカの株の暴落があるとそれに連動してということ。でもアメリカの株暴落だって社会的現象だから時期を予言できないと言うかもしれない。確かに。でもこう考えられる。いつ転んでも不思議でないフラフラの老人が歩いている。でもその先の路上に小さいが段差がある。この老人はその段差に気づいていない。するとこの老人はその段差で転ぶ確率は高いというわけだ。おっとこれはあくまで例え。現実にそんな老人がいたらもちろん介助に行く。でも本当は自分自身の足腰に不安があるからこんなことが思いつく。
もう時期を切った予想はよそう。でも歴史的にみれば躁状態の安部首相は没落寸前の様相だ。そういえば、予測は外れるのではなく必ずマイナス的に的中するという実績の武者氏がアベノミクスを持ち上げているのは心強いことだ。安部首相がニューヨーク証券取引所で「buy by abenomics」と言ったのはなんの符合だ。僕には「bye-bye abenomics」に聞こえる。聞こえるというより確かにそう言った。発音は同じだ。
え?自炊のこと。そりゃあ毎日やっていますよ。でもAPPを含めてiPad miniの容量がいっぱいで新しい本をiPadに入れるには今入れている本を削らなくてはならない。僕のiPad miniは容量が64GB。買ったとき店の在庫に残っていたのは当時の一番容量の大きな64GBのみだからこれを買った。自炊を始めてこれでよかったと思っていたが、今やそれも一杯で削っているほど。倍の128GBあったら蔵書すべてが入るのになあと思っていたら、なんと128GBの機種がでた。「光あれ、といったら光がでた」「求めよ、さらば与えられん」といった感じだ。つらつら思うに我一人のために128GBが発売された気がする。こりゃ買わないと。でも8万円、苦しいな。でも神様の信用保証があるからなんとかなる。今までもそうだった。必要な時に必要な金が出てくる。だからいつもお金を欲しがらない。