彷徨う普代村民

普代村の一村民、
彷徨う村からの貧民の呻き声

2月実施の意見交換会の反省

2013年06月30日 | Weblog
6月10日の全協。議題は数点あったが、2月に行われた住民と議員との意見交換会の反省も話し合った。

住民との意見交換会ついては数年間、議員が集まるときチャンスを見ては「やったほがいいのではないか」と提案してきた。
3年ぐらい前に「そんなことは個々の議員がやることで、議会でやることではない」と先輩議員に言われたことを思い出す。 

それから言いづらなっていた。

「意見交換会をやらなければ○○しません」と、条件をつけて取引もした。(秘密です)

それでも中々進まない。

それがようやく実施することになった。

きっかけは「議会だより」に自分が勝手に住民の意見募集を載せたことからだった。
                           (実は確信犯的で・・)

 
 意見交換会を実施するに当たり、進め方の打ち合わせがあり全協が開かれた。
ちょうど法事と重なり自分は出席できなかったので非常に気になっていた。

進め方にいろいろと考えていたことがあり、提案したいことがあった。

 しかしやる直前まで詳細を知らないまま臨んだ。
「何か意見があれば聞かせてください」形式に愕然とした。

そのことが、あとで意見交換会の会場や終えた後の意見として耳に入った。

「ただ何か意見はありませんか? と漠然としたものでなく議会の方からある程度絞った課題を持ってきて、それについて掘り下げて説明して意見を聞くような方法を取ってほしい」というものだった。

そんな意見が各会場でもあった。

まさにそれをやりたかった。

「行政執行側」の村政懇談会との違いを出していかなければわかりづらい。
我々は常に「住民側」の立場で考えていかなければならない。

住民から意見を聞くために、議会で知りうる情報提供をするのが役目で、
「聞きたい事があったら答えられる範囲で答えます」といった姿勢では住民は物足りないと思うのです。
わざわざそうしなくても、そこはそうなるはずです。
幹を用意しておいて、枝葉にもいければいくのだし。
こんな自分の考えは、どこかおかしいのかも知れないが、どこがおかしいのかわからない。

実施する何日か前にもチラッと言ったが、「それはやりません」と完全否定されていた。

なぜだっぺ???  

どう進めるのか? と半分は期待していた。

議会が直接住民と向き合うことなどめったにない。
こんな絶好の機会を作ったのに活かせないのはもったいない。

 
 その意見交換会の反省の話題も6月10日に出た。

そして再び言って見た。
「テーマをある程度絞り情報も提供して、それを元に住民の意見を聞くような進め方をしてはどうか?住民から要望として出ていることでもある。」

反応はというと、
「こっちからテーマを出すのはやらないほうがいい。なにかありませんかで十分だ。」

「住民の要望をそのまま行政に言ってもそのまま通るわけではない。意見を聞いてもしょうのないことだ。」

      というものだった。

ギョギョ!? すごい意見に魚!?

「え? 村民の意見を聞くための議員じゃないんですか?」と思わず反論。
「住民の意見をそのまま行政に言うのでなく、議会として課題に対する判断材料にできるということではないですか?」と主張。

しかし、すべってばっか(。。;

 かっこつけて言えば、住民の声を届けるために議員になっているのではないのか?

聞くことによって、それを実行しなければならなくなるのがおっくうなのか?

いくらおっくうだとしても、それが議員のお仕事。
 
 テーマ、課題を出したくない理由がわからない。 自分の考え方がずれているのか? 

何か自分は勘違いしているのか?  この疑問が2月から解決できない。


 住民から直接意見を聞いてみたい課題は常に存在する。
行政の中々進まない施策や、議会でも難儀して片付かない議案の情報を住民にも提供し住民の立場からも意見を聞いて見る。
そのままその意見を行政に言うだけだったら議会はいらない。
色々な角度の意見を参考にしながら、議会としての判断材料にするのが役割ではないかと
思うのです。

 ある法化大学院の先生の話がいつも頭をよぎる。
「トップはまず回りの意見を聞く。いろんな意見を聞き、最後はそれを参考にしながら、
 あとはトップの独断と偏見で決断するんです。」

そして、その決断をしっかりと筋の通るように説明し、あとは手すりこっぱいする。
これだ!

聞くのも聞かないで、トップの独断先行ばかりだと独裁者である。
すべてトップひとりで片付く。あとはお飾りにすぎなくなる。
議会で言えば、住民の意見もいらないし、議員も必要ない。

 意見交換会は、会をやることが目的ではない。

意見交換会をとおして、広く意見を求め集約する手段にすぎない。

そこから住民の困っていること、広く村民の益となることはなにかを中立の立場で

把握し、行政に提言し実行に移して行く事。それが目的で実行しているはずです。

議員の役割の基本をやろうとしているにすぎない。

私は、個人的にそれをできないから言っているということもあるのですが。

ただ、以前から言っているように議会として動くのと、議員個人が動くのでは意味が違います。まったく違います。








 














最新の画像もっと見る

コメントを投稿