白河夜舟

水盤に沈む光る音の銀砂

忘れた頃に

2009-02-09 | 日常、思うこと
年末年始のハードワークの蓄積疲労ゆえか、
家庭や職場、プライベートでのストレスゆえか、
今日、軽い発作を起こしてしまい、
再び微量ながら服薬を再開せねばならなくなった。





頭痛や突然の脱力、めまい等が続いてはいたものの、
そのうちに収まるだろうと高を括っていたのだが、
最近、指が思うように動かず、捺印や筆記、演奏に
支障が出ることがあって、
そのうち医者に行かなければいけなくなるだろうと
思っていた矢先のことだった。





吉兆、などと浮かれることは許されないようで、
またこの病と付き合っていかなければならないのか、
そう思うと、たまらない。
この病に好きで罹患したわけではない。
だからといって諦め切れるわけでもない。
何か、転機になりそうなことが起こるたびに再発する
心身、物事が思うようにいかないことへの憤りだけが
募っていくばかりである。





どうしようもないことへの悔しさはもう充分に知った。
平安と幸福が訪れてくれることばかりを願って、
そうやって、もう何年が経ったことだろう。
疲れたよ、パトラッシュ、と話しかける犬もないのが
わが身の切なさかもしれない。





今日はポール・ブレイでも聴いて眠ろうと思う。





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