今日、柳田国男の「遠野物語」を読み終えました。
岩手県遠野市に伝わる民間信仰や怪異譚を集めた民俗学の名著です。
読み終わったとたんに、遠野市とは関係ないけど、なぜか十団子(とおだんご)が食べたくなって作ってみました。
十団子は 静岡県藤枝市に伝わる人食い鬼除けのお団子です。
ネットで十団子の由来を見つけましたので 写真の下にURLを張っておきます。
十団子の材料は
小麦粉 適当
白玉粉 (なければ片栗粉) 適当
砂糖 適当
水 適当
以上を混ぜてこねて十個の小さい団子を作り、かまゆで地獄へGO!
ゆであがったら数珠みたいにつなぎます。
いつもながらいびつですが、団子の味したよ(笑
人食い鬼の伝説
十団子の材料が余ったので、またまた遠野市とは関係ない「へらへら餅」を作りました。
丸い団子の形にはしないで、ホゲホゲタラタラヘラヘラポンのいびつ形でゆでます。
今回は砂糖醤油ですが、きな粉やこしあん、粒あんもいいね。
へらへら餅は母がよく作ってました。母の生まれは、1970年にドラマ化された「ほそ腕繁盛記」の舞台になった伊豆半島熱川温泉の近くです。このへらへら餅は伊豆の名物だと母から聞いてましたが、ネットで調べたら諸説あるようです。
ウィキペディアは伊豆由来の説が載ってました。
「「へらへら餅」というユニークな名前がついた理由とされるのは、あくまで一説だが、伊豆から江戸に江戸城を築城するための石が運ばれていたころに、ある名主の家で殿様が当時家庭料理で、名前さえついていなかったへらへら餅を食したところ、大変喜んだことから「へらへら餅」と名づけられたとされる。 」
遠野物語の岩手県とは関係ない静岡の団子の日記になっちゃったけど、ちょっと小腹がすいたときにはいいよね。
簡単なのでぜひお試しあれ。
数年前ですが、料理とそれにまつわる歴史とか文学の中に登場した料理を紹介するサークルを作りたいなって思ったことあります。でも大変そうだからやめた(^^
でもそういうのに興味があるのでこのブログで時々紹介します。
😸😸😸
家のやんちゃ鬼
角も生えてるし(^^
遠野物語、読まれたんですね!
私もこの本が好きで、特にオシラサマのお話(馬と女性の悲恋物語)が好きですねぇ。
遠野物語を読んで、和菓子が食べたくなったから作ってみた、というすごい行動力のleelinさんに拍手☆☆☆
十団子、本当にお数珠みたいで素朴な感じですね。
素朴なお味の和菓子こそ美味しいですよね。
この由来のお話、読ませて頂きました。
この「僧」ってもしかして弘法大師ではないかしら。
あちこちの伝説とか昔話に結構、弘法大師の偉業が出てくるんですよね。
へらへら餅って聞いたことあります!
食べたことはありませんが、これも美味しそうですね♪
leelinさんのお母様の懐かしいお味なんですね。
やんちゃ鬼(笑)のチャコちゃんがいたら、
悪い病魔もいなくなっちゃうかもね(*´ω`*)
「人食い鬼の伝説」を読み、そこから過日の[たじみむかしばなし・」と同じように関連する記事を色々と読んでみました。
昔から語り継がれ、今も残っているこれらの民話や伝説は現実離れしている部分はあってもやはりいいものですね。
語り部が話すとまた違った魅力や迫力があって情操教育にもいいのではないでしょうか。
また次回を楽しみにしています。
コメントありがとうございます。
「遠野物語」は前から気になってた本でやっと読むことができました。急に十団子が頭に浮かんできて、なんだか団子の神様でも舞い降りたような感じです(笑
ネットの情報ですが、「慶龍寺」というお寺にこのお話に出てきた地蔵菩薩を祀ってあって弘法大使の作と伝えられてるようです。
おっしゃるように、この僧は弘法大使じゃないかなと思います。
オシラサマのお話は、なにかこう悲しいというか切ないですね。馬も気の毒。
こういう伝説の背後には悲しい実話があるんだろうなと思います。
母といったら「へらへら餅」というくらいよく作ってました。
舟をこぐ櫂、ヘラに似てるからという説もあるようです。
チャコはまたまた発情期の前触れのようでうにゃうにゃ鳴きながらすり寄ってきますよ(笑
ニャンコの体温は39度くらいあるので寒い日は湯たんぽ替わりですね。風邪の予防にばっちりです(笑
コメントありがとうございます。
伝説に興味を持っていただいてとてもうれしいです。
「遠野」はアイヌ語からきていると本に書いてありましたが、アイヌの神話などにも興味があるのでそのうちアイヌの物語も読んでみたいなと思います。
貧しい集落に伝わる伝説は不気味さに加えて悲哀感というか、そういう切ないものがつたわってきて興味が尽きないです。
語り部の話す物語はいいですよね。
おっしゃるように子供たちにこういう伝説を伝えていくことはとても大切なことだと思います。
タブレットの授業もいいですが、たまには本物の語り部による昔話の時間なんての国語の時間にでもやってくれないかななんて思うことあります。
この響き、いいですねぇ♪
貧しい時代にも、豊かな時代にも、
人々の心を惹く“ お団子 ” よ !
日本人にとっては、ことのほか、
郷愁に誘なう存在ですね。
そんなお団子を自らつくってしまおうという
leelin が素敵です ( ╹◡╹)b
日本の昔話には、食べ物が登場することが
多いですが、炉端を囲み、串に刺した
団子を楽しみながら、爺婆さまの昔話に
聞いていた光景が浮かんできます。
いつもなんですけど、次につくった時は、
すぐにご連絡を。すっ飛んでまいりますんで(笑)
チャコさん、
黒鬼みたいでもあり、何かしら霊験あらたか
にも感じますね(^▽^)
おはようございます。
今朝も寒いですね。
チャコは只今、私の足の上でニャンモナイトしております。
十団子は大豆くらいのサイズなんですがそんな小さいの作れなくてデカくなってしまいました😅😅
団子って日本の風景に馴染みますね。
私は粒あん好きなので、つぶあんの団子食べてると
日本人に生まれて良かったって思います。
カリフォルニアのスーパーは日本食少しは売ってましたが、ダンゴとかあんこはなかったですね。
真空パック入りの豆腐は売ってましたが🙀🙀(笑
東北は行ったことないですが、古民家の囲炉裏を囲んで魚とか焼きながらの昔語り、想像するだけでもワクワクします。
チャコ鬼のつめが伸びてるので切ろうと思って抱っこしたら、どうも爪切られるってわかったようで手をガブガブ噛みつかれました😆😆
荒ぶってるにゃんこ鬼には十団子効き目なさそですね😸😸😸
今日も良い一日を!