わたし、教育ママ in Sapporo

自称○○ほど怪しいものはない。札幌在住、自称教育ママが綴る教育の真髄とは!

スポーツで怒られること

2016-01-27 | スポーツ
うちの子たちはスポーツで怒られたり、怒鳴られたことがないんです。

小学校の時に入っていたサッカーチームは、月謝が高かったので、生徒はお客さんだったからか、負けてもよく頑張った!と先生が激励するようなクラブでしたし、現在の中学の部活は緩く、先生も名前だけの顧問。先輩方はとっても優しいので、まさにスポーツは楽しみという世界にいます。

そのサッカーチーム、先生が厳しくあれこれ言わないのに、子どもたちが自主的に練習していました。こういうところで子どもの自主性が育つのだなあと感心しました。親もサッカー選手にしてほしいと願ってはいませんし(そういう方は少年団に行きますので)、先生方は強くなるようなプレッシャーもないので、このようなのびのびとした教室が実現するのでしょうね。

サッカーとは別に息子も娘もある競技でオリンピックや日本代表レベルの方からご指導いただいたことがあります。競技で極めた方はわめき散らしたり、子どもを怒ったりむせず(飴と鞭を使うなど姑息な手段も使いません)、遊びの中から発生する力を上手く引き出されるのでした。そういう意味で、やはり一流選手からスポーツを学ぶことは子どもの発育上大切なのだと感じました。

息子はあまり怒られたことがなく、周囲の大人の優しさと善意の中で生きてきました。社会に出てから大丈夫なんだろうかとちょっと心配になります。夫も優しいですしね。というわけで、母一人で息子をびしばし怒っています。

また、地元公立中学校に進学したとしたら、勉強がちょっとばかしできると思いあがり、変にプライドが高いまま成長してしまったのではと。上には上がいることを私立中で思い知り、テストで悪い点をとることにも慣れてよかったなあと。

男子には上には上がいることを知り、その上でそこに果敢に挑んでいってほしいです。