わたし、教育ママ in Sapporo

自称○○ほど怪しいものはない。札幌在住、自称教育ママが綴る教育の真髄とは!

体操服

2015-02-10 | 学校
札幌市の小学校には、指定体操服がありません。自前で市販のジャージを購入します。そのせいもあり、運動会などは、じつにカラフルです。組体操なんかをやっても、ぴしっとした統一感が感じられないのは、そのせいでしょう。運動会が軍隊チックでなく、何だか自由な感じ。それは服装の効果かもしれません。

札幌に来た当初、寒冷地だから、半そで、半ズボンの体操服はほとんど使わないからなのかなあとか、色々指定体操服がない理由を考えていたりしたのですが、指定体操服がないのは、単に業者が参入してこなかったからなんだそうです。あんなにあれこれ考えたのに、答えを聞いてがっくり。世の中にしくみって案外こんなものかもしれないですね。

ジャージは決して安いものではありませんので、祖父母に洋服を買ってあげようかと言われて、「では、ジャージをお願いします」とジャージを買ってもらったこともあります。

運動会の練習シーズンには毎日ジャージ登校。特に普段からジャージを着る習慣のない女子の親の間で、ジャージをやむなくもう一着買うか、この時期だけ毎日洗って、やりくりするか話題になります。

男子はというと、価格が勝負。「いいのを買ってやっても、すぐに膝を破いてくるからね」と、小さいうちは高価なジャージは避ける傾向があります。男子は本当にすぐジャージの下をダメにします。リサイクルショップやお下がりの中に、ジャージの下は存在しません~。

年齢があがると、女子よりも男子の方がスポーツブランドのジャージにこだわっているような気がします。男子にとっては、ジャージこそが勝負服なんでしょう。

うちの娘にとっても、ジャージはおしゃれ着(自分に最も似合うのがジャージだと思っている)であり、勝負服(授業参観日に着用)であり、仕事着(専門は体育)であり、やはり、そうなると、親としても、ちょっと無理してかっこいいジャージを買ってあげてしまいます。男子のブランド化もそんな理由からなのでしょう。

ところで、ジャージのサイズ。
「ねえ、ジャージって、サイズ通りに買うと、ズボンの裾が長くない?」
「そうそう、ジャージだけはワンサイズ下げないとだめだわ」
「あれって、欧米人仕様なの?」
「アディダスはそうかもしれないけれど、HEADとかは違うでしょ」
やせ形の男子の間では、ジャージのズボンの裾が長めで困ると言われています。実際、息子のジャージも未だにワンサイズ下で間に合います。

メーカーによって裾の長さが違うという情報を入手(←よく考えれば、当たり前なんだけど)。購入時に様々なメーカーのジャージをチェックしてみるようになりました。

中学に入ると、指定ジャージがあるので、こんな苦労も小学生のうちだけです。