わたし、教育ママ in Sapporo

自称○○ほど怪しいものはない。札幌在住、自称教育ママが綴る教育の真髄とは!

実験教室

2015-01-30 | 理科
小2の娘とクイズごっこをした時のこと。

「恐竜って何の仲間でしょう。次の3つのうちから選びましょう。①哺乳類 ②爬虫類 ③昆虫」という問題を出しました。

鳥類だという説もあるのですが、子どもにわかりやすい爬虫類を選択肢として出しました。
ひっかけに哺乳類、そして、絶対違うとわかる昆虫も入れておきました。

①か②で迷うだろうけれど、恐竜好きな兄をもった娘は、赤ちゃんの頃から恐竜の話題は聞かされているわけだし、正解を出すだろうと思っていたのですが、何と、娘は、「えっーっと、③の昆虫かなあ」と!

えっ?!こ、こん虫って、虫のことだよね。それは知っているはずだよね。かぶと虫とか、わらじ虫とか、身近にいるよね。それと恐竜が同じ仲間だって言うのかい?

このままではいけない!あまりにも理科への関心がなさすぎる。私は危機感を覚え、実験教室に申し込むことにしました。その前に一応、聞いてみました。

「実験教室へ行ってみる?」

「何それ?私、バレエの方がいいって前から言ってるでしょ」

「バレエは冬は連れていけないって言ったでしょ。※1雪道の運転はできないのよ」
※1札幌の教育ママで車の運転が苦手という人は致命的。車を駆使して、教育に駆け回るのが教育ママの基本です。

娘、仕方なく、行ってみると渋々承諾。


そこで、実験教室へ行ってみました。
初日は体験ということで、私も一緒に見学。

教室の時間、あんまり楽しそうではない娘の姿を見て、
(やっぱり、理科には興味がないみたい。無理強いはかわいそうだから、やめよう)
と思ったのですが、終わってみたら、
「た•の•し•い。通いたい!」
と、意外な言葉が娘から返ってきたのです。

こうして、娘は毎回楽しみに実験教室へ通うようになり、毎回、理科的なもの、たとえばプリズムを利用した虹が見えるコップとか、を制作しました。

終わった後、本日の実験に関する理科的なことを質問してみても、「わかんない」と。
確かに、初回の時に先生、あんまり説明していなかった。
小2や小3相手に説明は難しいだろうけれど、そこはプロ。わかりやすく説明してくれると期待していたのに…。

ある日、娘はついうっかりと本音を…。「今日、工作教室だよね」
こ、こうさく教室?やはり娘にとっては、そういうことだったのか…。リケジョへの道は相当遠し。