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わたし、教育ママ in Sapporo

自称○○ほど怪しいものはない。札幌在住、自称教育ママが綴る教育の真髄とは!

出産への恐怖

2015-03-21 | その他
子どもたちの間では、出産への恐怖があるようです。私も母に出産の痛みについて聞いたことがありますが、やはり痛いと言っていました。

校外学習の付き添いをした時のこと。女子がトイレに行き、それを待っている男子が、
男子A:「女子って面倒だよなあ。トイレ長いしなあ」
男子B:「おれ、女に生まれなくてよかった。出産こわいし」
おい、そ、そこかい?
私:「男子たち、出産は感動なのよ~」
この私の言葉が男子たちにどれだけ届いたかわからないけれど、決して男子の前で出産は対して痛くないわよとは言わないことにしています。ものすごく痛い思いをして女子は赤ちゃんを産んでいるということをより大げさに男子には伝えておかなければね。たとえ、イクメン世代とはいえ、油断はなりません。

私は自然分娩と帝王切開を体験しました。自然分娩の時、ソフロロジーとかいうフランスの出産方法を取り入れ、お産をプラスにイメージをすることで痛みを和らげるというような効果があると聞きました。

すでにお腹の中に赤ん坊がいるというのに、私は出産=痛いのイメージに苦しめられていて、痛みが和らぐと聞き、ソフロロジーやらに飛びつきました。

そして、実際、本当に出産自体はそれほど痛みは感じずでした。陣痛はそれなりに痛いのですが、下痢に襲われたが、ここは電車の中だから、我慢我慢で何とかなりました。

暗示にかかりやすいということと、息子はコンパクトサイズだったので、3回ほど息んだら、するっと生まれてきました。(えっ、今の○ん○じゃないよね)と思うほど。

お産は個人差があるので、本当に大変な人もいます。でも、こればかりはその時になってみないとわからない。私は自分の体験として、女子には「私はそれほど痛くなかったよ」と答えています。

帝王切開は術後は痛いのですが、手術中は麻酔医と世間話をしていました。これは何も私が豪快な性格だからではなく、やはり人一番痛みに恐怖を感じているからであり、麻酔はリラックスした方がよく効くそうなので、私はひたすらリラックスに努めたのです~。

そんなわけで、娘は母が談笑する中、生まれてきました。
娘:「でも、その後はお腹切ったから痛かったんでしょ」
母:「歯を麻酔なしで抜くのは怖いけど、麻酔して抜いた後、麻酔が切れて痛んでも耐えられないことはないでしょ」

しかし、出産は命をかけて仕事です。痛い痛くないだけでなく、一人一人の母親が、命をかけて挑んだ大仕事であるということは、子どもたちに伝えたい事実です。