紺青小鉢

ミニマムな和の空間で、日本の伝統文化を再発見

特別展 東寺

2019年04月06日 | 美術館・博物館
東寺の仏像曼荼羅が東京国立博物館に出現しました。東寺講堂の21体の仏像のうち15体がお出ましということです。何年か前にも東寺講堂の「帝釈天騎象像」他何体か見てますけど、今回はその帝釈天騎象像のみ写真撮影可だそうで...気は焦りますがとりあえず第1会場から順に見ていきます。
すぐ入口には風信帖。真言七祖像や密教法具が並ぶ展示室の奥に、秘密の儀式を再現した場があります。堂内の様子は一般人にはうかがい知れぬものですから必見です。蘇悉地儀軌契印図というのは手で結ぶ印のかたちを図で示したもので、これは実に興味深い。曼荼羅図も多数展示されてます。両界曼荼羅図(甲本)は高さ5mに及ぶとか。迦楼羅など八部衆面も見所多し。獅子口取面と獅子子面も面白い。毛の逆立ちが半端ない。
さていよいよ仏像の立体曼荼羅へ。持国天と増長天の迫力に圧倒されます。降三世明王のお姿も素晴らしい...金剛夜叉明王の右足親指に注目。ん!?



春の庭園開放...博物館の北側にある庭園を散策。桜吹雪が美しい。



九条館のガラスに映る桜。
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