紺青小鉢

ミニマムな和の空間で、日本の伝統文化を再発見

人人人、阿修羅

2009年04月03日 | 美術館・博物館
上野公園口の改札は午前中から大混雑。花見客かルーブル展か...まさかすべてが阿修羅展に向かうのではあるまい。しかし国立博物館のエントランスにはすでに行列ができていた。そして今回の目的でもある会場限定販売の阿修羅像フィギュアはもう品切れで...予約販売を申し込んでから展示室へ続くエスカレーターに乗る。
展示室内は「闇」のような暗さ。その中でうごめく人人人。空調は冷房で。これが興福寺創建1300年を記念する「国宝 阿修羅展」の会場内。
八部衆と十大弟子像が一堂に揃う姿は圧巻。奥の回廊を抜けると...そこには八部衆のうちのひとつ、阿修羅立像が。まわりを人々に取り囲まれ、どうにも身動きならず...眉をひそめる阿修羅像。
上品な美しさに溢れる図録。木箱に収められた興福香を観覧の記念として。
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