浜崎町に新規オープンするインドカレー屋さんの工事を依頼されました。 オーナーは、東京の会社です。 水道配管、給水配管、換気扇取り付け、電気配線工事、製氷機の設置、手洗い器の設置、大型冷蔵庫の排水等々いろいろです。
まずは、外回りの確認です。
シンクは、すでに準備されていました。
冷蔵庫や、製氷機、シンク等配管の基準線が必要なのでマスキングテープを使用してラインを描いていきます。
将来的に現状復旧できるように給水をこちらから切断しました。
排水芯が非常に小さかったので大変でした。排水芯とは、壁から排水管の中心線までの距離の事です。材料をいろいろ組み合わせて数ミリの隙間もなく壁沿いに排水管をしました。中央にすると大型冷蔵庫の足が当たったり、メンテナンスを考えると非常に効率が悪いのでできる限り隅にしました。
これがTOTO製の手洗い器です。保健所の許可がでる手洗い器のサイズです。
手洗い器の付属品です。
排水トラップを事前にセットします。
この建物の壁は、中空のためそのままビス止めはできません。落下してしまうため。補強の板を入れて面で支えるようにしました。
手洗い器の給水と排水部分です。
製氷機の排水と給水をつなぎこみました。
冷蔵庫とシンクをもとの位置に戻します。
ここから給水配管に移ります。
水平器を使用しながら配管していきます。
お客様の要望で水栓金具の数を決めました。
水が漏れないことを確認します。
この換気扇は、前回弊社で取り付けたものです。
今の段階でポット用のコンセントもありません。
こちらには、レジ用のコンセント配線を引き込み予定です。
上の方には、換気扇用の電源が二か所必要です。
外に給湯器が付きました。
換気扇用の専用電源です。壁の裏から工事しています。
VE管を使用して電線を保護しています。
熱源用(炊飯器、コーヒーメーカー等には、分電盤から専用電源をそれぞれ使用しています。炊飯器だけでも1400Wありますから
すぐにブレーカーが落ちてしまわないように。
換気扇用の釣りボルトを天井から降ろします。
VE管を使用してボルトを隠し、見栄えを良くしています。
換気扇を取り付けました。水平器で水平確認もしてあります。
以前、業務用エアコンの穴の部分を少々広げて換気扇の排気に利用します。
屋外のガラリを取り付けました。
換気扇試運転。良好です。
次は、キッチン周りです。キッチンパネルを貼ります。これは、専用の接着剤です。少々高価です。
キッチンパネルは、切断が大変なので建材店で事前に指定して切断してもらいました。 自分で切断するとあまり歯が持ちません。
とりあえず縦割り半分で。あとは、自分で加工します。
コンセント部分をくりぬきます。
キッチンパネルの内側は、両面テープで仮止め、専用ボンドで壁に接着固定します。
周りに張り終えたので、保護フィルムを剥がします。お客様の要望でコストダウンということで半分だけ貼ることになりました。
これで見える部分の掃除は、楽になります。
ジョイント部分は、若干隙間を開けてシリコンで埋めます。
中央にポット用電源もできました。左側にあるものは、ナンを焼く専用の調理用具です。
ここにもコンセントが欲しいということで増設しました。
配線類は、この板を一旦取り外して内部から這わせています。
レジ用のコンセントもできました。
キッチン周りは、こんな感じ。
水栓が統一されていないのは、あるものは使用して欲しいという要望だったからです。
次に棚も必要ということでお客様が余った材料を使用していいということだったので廃材利用で棚を作ります。
ベースを固定して
支持を取り付けています。
この板、実はフロア材の余りです。
水道を使用する部分は、少しくり抜いて回りやすいようにしました。
これにて終了。