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コンプレッサー交換

2010年11月29日 12時00分27秒 | エアコン修理

三菱電機よりコンプレッサーの交換依頼を受けました。コンプレッサー等のメーカー保障は、5年あります。修理を依頼されたエアコンは、2007年製なのでまだ3年しか経過していませんので、メーカー保障内です。新品でピカピカしています。

室外機を分解していきます。基盤も交換に邪魔になるため取り外します。

サイドパネルも撤去しました。

 

コンプレッサーの吐出管側を取り外します。この部分は、銀ロウでロウ付け溶接されていますので、銀ロウを溶かしてから銅管を引き抜きます。

 

新しいコンプレッサーを用意して

 

 もう一箇所を炙って、切り離します。

 

合計二箇所を切り離しました。

窒素ブローしながら、ロウ付け溶接をします。窒素ブローをすることにより配管内部に酸化皮膜を作らないようにします。酸化皮膜とは、わかりやすく言うと「スス」のことです。ロウ付け作業用に酸化防止スプレーも持っています。

ロウ付けが二箇所完了しました。

コンプレッサーのUVW端子、吐出管サーミスターを取り付けます。

基盤を取り付け

基盤のトップカバーを装着。

 

これがエアコンを設置する架台です。

室外機を架台に載せて、ボルトで足を4箇所固定します。

フレア加工をし直し、真空引きを十分にします。

真空ゲージで真空到達度を確認後

R410A(新冷媒)を規定量重鎮していきます。この機種の場合は、約700g

 

これは、チャージングスケールと呼ばれ、エアコンガスの重量計です。

 

無事に室外機ファンモーターが回転して動作しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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