【大会レポート】Coogan's Salsa, Blues, Shamrocks ５K

★粉雪の舞い散る中、地元の子供たちがパフォーマンスを披露する。
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３月１日（日曜日）、マンハッタン北部のワシントンハイツという地域で行なわれた大会、「Coogan's Salsa、Blues、Shamrocks」（５kmレース）に参加した。

これは、ワシントンハイツにあるレストラン「Coogan's」が主催する、地元住民のお祭り色が強い大会で、一般のランナーが参加する５kmレースのほかに、ファミリー向けの年代別キッズレースが行われる。そしてキッズの完走者に限り、地元の消防隊員から立派な完走メダルがもらえるという特筆もののご褒美がある。

NYRRの大会としては、参加Ｔシャツのデザインも気が利いているほうだ。そして地域色を反映して、ラテン系の音楽パフォーマンスによる応援も賑やか。さらには、受付会場になっている「National Track & Field Hall of Fame」の建物の中で着替えをすることができるというのも便利な点といえるだろう。

この大会に参加するのは2006年以来３年ぶり。アップダウンがキツいコースで苦しんだということは覚えていたが、実際どのような勾配になっていたか、今回走ってみてあらためて思い出した。

１mile目。Fort Washington大通りの173丁目をスタートして北へ向かい、181丁目過ぎあたりから長い上り坂が延々と続く。

２mile目。ハドソン川に隣接する緑豊かな公園、Fort Tyron Parkを下って行き、中世の修道院をそのまま利用した「クロイスター美術館（メトロポリタン美術館の別館）」をぐるっと回って、もと来た道を上って行く。

３mile目。Fort Washington大通りの上り坂を南に向かい、やがて長い下りとなって、スタート地点に戻っていく、というコース。

当初は昨年７月に「テタボロー空港５kmレース」で記録した自己ベスト（22分42秒）に近いところを狙っていたが、前夜から急激に冷え込んで、体感気温は氷点下。粉雪が舞うほどの寒さのため、体の切れが今ひとつ鈍く、さらには前述のアップダウンが追い討ちをかけ、23分40秒という平凡なタイムに終わった。

これは、なんと３年前の大会と同タイム。いくら悪条件だったとしても、遅すぎる。

マイルごとのラップタイムは以下のとおり。

-1mile  ７分39秒
-2mile  ７分44秒　（15分59秒）
-3mile  ７分36秒　（23分55秒）
-3.1mile（５km）  41秒　（23分40秒）

まぁ例年３月中旬くらいまでは調子が出ないので、これはこれで良いスピードトレーニングの一環になった、ということにしておこうか。


★会場となったワシントンハイツのFort Washington大通り。右手に見える幟の出ている建物が「National Track & Field Hall of Fame」。


★地下鉄のデザインを取り入れた、参加Ｔシャツ。


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