375's ROAD TO BOSTON/ゴールは虹の彼方に

米国在住ランナーの究極目標「ボストンマラソン」とアメリカ50州制覇を目指す人生の旅日記。

河村隆一の歌う、ラブ・バラードの名曲集。

2006年09月24日 | 文化・芸能・音楽など


河村隆一Evergreen -あなたの忘れ物」 2006年5月29日発売
   (COCP33711)

収録曲 ①花の首飾り (ザ・タイガース) ②「いちご白書」をもう一度 (荒井由美) ③ブルースカイブルー (西城秀樹) ④LOVE(抱きしめたい) (沢田研二) ⑤オリビアを聴きながら (尾崎亜美) ⑥YES-YES-YES (オフコース) ⑦スローモーション (来生たかお) ⑧Virginity (レベッカ) ⑨恋の予感 (安全地帯) ⑩恋におちて -Fall in love- (小林明子) ⑪真夏の果実 (サザンオールスターズ) ⑫OH MY LITTLE GIRL (尾崎豊) ⑬愛燦燦 (美空ひばり) ⑭I for You (LUNA SEA)

[Bonus Track] Time To Say Goodbye (アンドレア・ボッチェリ)
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1990年代以降、自分は、ほとんどの期間を米国で過ごすことになり、しかも、個人的な事情があって、なかなか帰国できない時期が長く続いた。

今でこそインターネットなどの発達もあり、日本での情報を得るのにさほど苦労はなくなってきたが、当時は、数少ない日本語のニュースを見逃してしまうと、それ以上、情報を得る道がなかった。そうこうしているうちに、いつしか浦島太郎状態になっていったのである。特に、日本の最新ヒット曲などは、ほとんど聴くことがなかったし、「J-POP」という言葉が生まれていたことさえ、かなり長い間、知らずにいた。自分にとっては、日本の流行歌は、あくまで「歌謡曲」であり続けたのである。

久々に帰国することができたのは、1997年10月のことだった。前回の帰国から4年近くのブランクがあり、世の中はガラリと変わっていた。ヒットチャートを見ても、知らない歌手ばかり。どの曲を聴いても、チャカチャカしたリズム音ばかりが耳につき、ほとんど感情移入ができなかった。いつのまにか、歌謡曲の時代は終わっていたのである。

そんな中、ある男性歌手の歌声に、心がひかれた。それは、あるテレビ番組の主題歌として流れていた曲なのだが、思わず、「この曲はいける!」と感じたものである。それが河村隆一の「Love is ...」だった。

その後、自分は、この年に発表された河村隆一の4つのシングル、「I love you」「BEAT」「Glass」「Love is ...」をカラオケで歌えるように練習し、機会あるごとに披露したのである。

さて、今回のアルバムは、ラブ・バラードの名曲カバー集だ。一見して、感性が似ているのだろうか・・・と思ってしまうくらい、選曲が自分の好みにハマっている。

さすがに、どの曲も、艶のある声で情感たっぷりに歌いこなしていて、「これなら女性はシビれるだろうなあ~」と思わずにはいられない。特に、「オリビアを聴きながら」「恋におちて -Fall in love-」などの女性ナンバーは絶品だ。

ボーナストラックとして収録されたライブ録音、「Time To Say Goodbye」も見事。本田美奈子さんも歌っていた、イタリア語の名曲だが、この曲をライブで取り上げるだけでも、すごいと思う。これを聴くと、なかなか堂々たるヴォーカリストぶりで、将来は、美奈子さんのように、クラシックの分野にも進出するのでは・・・とさえ、思えてくる。

次回は、ぜひ本田美奈子さんのオリジナル曲も歌ってくれるよう、リクエストしたい。「the Cross -愛の十字架-」「SLOW WALK」あたりのバラードが、彼には合うような気がする。あとは、やはり、「つばさ」も聴いてみたいと思う。



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1 コメント

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TBありがとうございました (にゃんこままの部屋)
2006-09-24 21:04:29
河村さんはお気に入りの曲はもう、パソコンに収録しちゃいました。TV出演された分もHDに収録して秋の夜長聴いています。



カヴァーアルバムは子供の頃流行った曲ばかりで懐かしいですね。

もちろん「Love is ...」「I love you」もすきですね。

「Time To Say Goodbye」もTVで歌っていたのをHDに撮りましたよ^^



「いちご白書をもう一度」で、彼に心持って行かれましたね。
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