375's ROAD TO BOSTON/ゴールは虹の彼方に

米国在住ランナーの究極目標「ボストンマラソン」とアメリカ50州制覇を目指す人生の旅日記。

走行録(6/04-10): NYCマラソン、抽選以外の参加方法。

2007年06月13日 | ランニング日記

6月04日(月)    休養。
6月05日(火)    4mile JOG (39分38秒)
6月06日(水)    4mile JOG (38分57秒)
6月07日(木)    休養。
6月08日(金)    5mile JOG (46分55秒)
6月09日(土)    10mile LSD (1時間30分51秒)
6月10日(日)    13.1mile LSD (2時間10分09秒)

6月の累計走行距離 46.7mile(=74.7km)
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米国東部時間の6月12日(火)正午、今年のニューヨークシティ・マラソンの抽選結果が発表された。今回発表されたのは、米国内居住者の部。海外からの参加希望者に関しては、すでに抽選が終わっている。結果は「悲喜こもごも」と言いたいところだが、実際は「悲」一色だった。自分の知人・友人は、誰一人当選しなかったのである。

NYRRのサイトの情報によると、今回の抽選には98000人に上る応募があったという。レースの定員は37000人前後なので、単純計算すれば2.6人に1人は当たるはず・・・と、思うかもしれない。

しかし、ここに数字のマジックが存在する。ニューヨークシティ・マラソンには、一定の基準を満たせば抽選なしで参加できる「ギャランティ・エントリー」の制度があり、この条件に該当する参加者が多数いる。NYRRが設定する標準タイムを上回っている人、NYRRの会員として年間9レース以上参加している人、等々、すでに条件を満たしている人の分を差し引いていけば、残りの枠がそれほど大きくないことがわかるはずだ。そこに98000人が殺到するわけだから、ここから当選を勝ち得るのは、至難の業と言うしかない。

かく言う自分も、まだギャランティ・エントリーの得られなかった2004年、2005年は、2年連続で抽選に落選した。にもかかわらず、実際は、2年ともニューヨークシティ・マラソンに出場している。いったい、どうやって出場することができたのだろうか。

ニューヨークシティ・マラソンには、NYRRと契約を結んでいる旅行会社に対して、海外からのマラソン・ツアー用に提供している「ツアー・オペレーター枠」というのがある。この枠を使えば、抽選なしでマラソンに参加できる。

もちろん、本来は海外居住者が対象なので、旅行会社側も、広告等を使って大々的に宣伝することはない。ただ、たまたま枠が余っていたりすると、非公式に現地販売することがある。タイミング次第なのだが、意外に多くの日系旅行会社が枠を持っているので、こまめに問い合わせてみると、けっこうチャンスが出てくるかもしれない。

自分の場合は、その恩恵で参加することができたのだが、費用は通常エントリーの3倍くらいになるし、建て前上は、あくまで海外居住者としての参加なので、レースの4~6週間くらいあとに発行される完走証は、海外の住所(つまり日本)に送られてしまうことになる。

あまり積極的にお勧めできる方法ではないが、「どうしても参加したい」という人にとっては、一つのチョイスになるだろう。



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