***吉井和哉的日常生活***

アリ地獄に嵌って14年半 吉井和哉のない生活は、たぶん考えられない

現実逃避@アバター

2010-01-29 23:51:19 | 映画


巷で話題の映画【AVATAR:アバター】を観てきました。

近所の映画館だと3D対応じゃないので
六本木ヒルズまで出張って、
一番大きなスクリーンにて鑑賞。

平日なのに老若男女外人日本人取り混ぜての
超満員でした。


入り口で渡された3Dメガネは結構重たくて
メガネの上にその3Dメガネをするから
鼻筋が圧迫されてちょっと痛かったです。

それにシーンごと焦点を合わせたり
動体視力フル稼働で、目がかなり疲れました。



でも、観る価値あります。


文句なく素晴らしい映像です。

映像新時代の幕開けってカンジです。



ストーリーは単純明快でメッセージも
至極分かりやすくて、
その分映像にのめり込めます。


観てるうちにCGが現実で実写部分が
嘘の世界みたい思えてきたのが不思議でありました。



シガニー・ウィーバーのアバターが
タンクトップ姿だったのは、
あれはキャメロン監督のお遊びでしょうか(笑)



それにしても、
ネイティリはてっきりアンジェリーナ・ジョリーだと
思ったんだけど、

それって私だけ?(汗)












THIS IS IT

2009-11-03 23:42:30 | 映画



“マイケル・ジャクソン THIS IS IT”を観てきました。


私がマイケルの公演を観たのは1987年、
後楽園球場のコンサートのただ一度。


マイケル・ジャクソンというと、頭に浮かぶのは未だに
その時の華麗なムーンウォークの足元に見えたレースのソックスです。


そんな、マイケルの大ファンというワケじゃない私ですが、
全編、涙が止まりませんでした。

特に“Beat It”でのコール&レスポンス、
観客とこれが出来なかったマイケルの無念を思うと、
もう胸が締め付けられるようで、嗚咽をこらえるのが精一杯でした。


溜息が出るくらい繊細で美しいダンス。

繊細なのはダンスだけでなく、声もカラダも、そして心も。


ガラス細工のようなカラダと心にはたくさんの傷がつけられて
あのリハーサルは、それがパリンと割れる寸前の状態だったのかな、と。


せめて、せめて、
ロンドン公演が終わるまで、神様に守って欲しかった。


この映画を観たらそう思わずにいられないと思います。











秋の夜長の過ごし方

2009-09-22 21:27:16 | 映画



なんだかんだ言っても予約済みです、モンキー3点セット(凄い略し方w)

もちろん、宇宙一周旅行のDVDはとっくに予約済みです



THE YELLOW MONKEYと吉井和哉は過去と現在。

THE YELLOW MONKEYは、懐かしいアルバムを目を細めながら
見ている、そんな聴き方になっている今の自分がいます。


吉井和哉は現在進行形。

重いの好きですから(笑)



そんな、昨日、今日は何の予定もないし、車も無いしで(泣)、
ずっと家に籠もってケーブルTVの映画を観てました。

『エディット・ピアフ 愛の賛歌』
『ホワイト・オランダー』
『フォレスト・ガンプ』
『レインマン』
『クライシス・オブ・アメリカ』
『インサイダー』

以上、6本。



『エディット・ピアフ 愛の賛歌』は、以前、吉井さんが泣き死んだという映画ですよね。
私の場合、泣き死ぬ事はなく、エディット・ピアフ役の女優さんの演技というか、
演技と思えない演技にただただ見惚れてました。
単なるスーパースターの伝記としないよう、時系列をバラバラにして
断片的に描いていたため、感情移入がしづらく、至極客観的に
観せられてしまう映画ですね。
もう少しエピソードや登場人物を絞って描いたものだったら
吉井さんほどの感性の持ち主でない私も泣き死ねたかも。
愛の賛歌バラ色の人生はやっぱり鳥肌が立ちますね。
そしてNon,je ne regrette rienがまた素晴らしい。
でも、邦題が“水に流して”ってどうよ、と思うのは私だけ?



『ホワイト・オランダー』は、全然期待しないで観たんですが、
これが意外や意外、面白かったです。
お話しは、美しく強い母親に支配されていた少女と、
殺人を犯し塀の中からも尚、娘を支配しようとする母親の葛藤を描いたもの。
はじめは母親に依存していた娘が、逆境に翻弄されながらも力強く成長し、
やがて母親と対峙するまでになり支配から解放されていく、、
その過程は重いけれど、娘役の子の演技がしなやかで清々しく、
また、ミッシェル・ファイファー演じる母親の憎たらしいまでの強さと、
レニー・ゼルウィガーの里親の脆さが対照的で、それがどちらもはまり役で、
とても見応えのある映画でした。


『フォレスト・ガンプ』と『レインマン』は言わずと知れた感動の名作。
何度観てもフルフルします。


『フォレスト・ガンプ』はたった15年前の映画なのに、今見ると
トム・ハンクスがメチャクチャ若い、というか15年で老けすぎでしょ(汗)
それと、どうでもいいとこかも知れないけど、
ダン中尉がアジア系の女性を結婚相手としてガンプ達に紹介する場面、
あそこってガンプもジェニーもほとんど女性を無視してないですか?
そういう時代背景をも描いたってことなんですかね。


『レインマン』は1988年だから21年前。
トム・クルーズのハンサム度が半端無いですわ(今より歯並び悪いけど)。
って、こんな感想でスンマセン。
だって今更何を書けばいいの?ってくらい良い映画ですもん。


『クライシス・オブ・アメリカ』『インサイダー』は国家やら企業やらの陰謀もの。


『クライシス・オブ・アメリカ』は、企業と組んで科学的に人を洗脳し
息子をアメリカ大統領にしようとする恐ろしい母親と哀れな息子、
そして、その陰謀に利用され、それを暴こうと孤軍奮闘する元少佐のお話。
デンゼル・ワシントンの元少佐役、あんまり面白くないです。
その代わりメリル・ストリープの母親が凄い。現実にいそうだから余計恐い。



巨大なタバコ産業の不正を描いた『インサイダー』は実話を元にした映画です。
これは凄かった。2時間38分と長いけど全く飽きません。
報道者としての誇りを失わず使命を貫いたTV局プロデューサーと
不正を暴くために告発者となった企業の元重役の2人が主役の話。
TVプロデューサーを演じたアル・パチーノも骨っぽくて良かったけど、
告発者の葛藤と苦悩を繊細に演じたラッセル・クロウが素晴らしい。
ヒーローじゃない人間臭さが滅茶苦茶リアルです。
しかし、ラッセルの奥さんたら、ダンナが巨大な不正を暴こうとしているのに
メソメソと逃げ出しちゃう?誇りに思わない?支えてあげようと思わない?
と苛つくも、これはアル・パチーノの奥さんとの対比なのかな、と。
なんにせよ、観て損は無い映画です。

吉井さん、秋の夜長に『インサイダー』、お薦めですよ。


これ見て禁煙してみませんか?












消されたヘッドライン(ネタバレ有り)

2009-05-27 23:47:39 | 映画

優しいコブラさんがアメリカから持ってきてくれたギブソン335
というのは、世界で最初のセミアコースティックギターなんですね。

1959年製とな。
ふうむ、ふうむ(笑)
         ↑の理由が書けない(笑)

吉井さんに弾いてもらえて幸せなギターだわね。



え~、、

さて、本日の現実逃避は“消されたヘッドライン”

ラッセル・クロウが新聞記者役の映画とくれば、
かなりの確率で面白いだろうと期待して観に行ったのですが、

期待通り、ラッセル・クロウ演じるカルはいい味出してました。
「お腹出過ぎだろう」というのはありますけど(笑)
体臭とかが匂ってきそうな存在感はこの人ならではです。

でも、登場人物全員、セリフの先が読めちゃうんですよね。
次はこう言うだろうと予想すると、その通り言ってくれちゃう。
定石通りのセリフで意外性が無いんです。

終盤までの展開も、ひねりを含め、そうくるだろうなぁ、と。

意外性があるのは最後のどんでん返し。
本当にビックリな展開。

ビックリではあるけれど、
「えええーーー???」ではなくて
「へっ?そうなっちゃうの?あらららぁ」ってカンジのビックリ。

国家を揺るがす巨大な陰謀はどこいっちゃうの?
そんな個人的で小さいとこに治まっちゃうの?
“消されたヘッドライン”っていうのはそういう意味だったの?

定石通りに進んできたなら最後までそれで通して
王道的な映画にして欲しかったなぁ、、



と、ちょっと、消化不良な映画でありました。





うう、、




早くライブで現実逃避したいですぅーーーー。












スラムドッグ$ミリオネア(ネタバレ有り)

2009-05-22 23:46:59 | 映画


映画ネタばっかですんません。

哀れな私の現実逃避です(汗)



本日のシネコンのスタッフは全員マスク装備。
それに対しお客さんは全く緊張感無し。ちょっと変な光景でありました。

“消されたヘッドライン”を観るつもりだったんだけど、
やっぱアカデミー賞作品は外しちゃイカンだろう、、

ということで、観てきた映画はアカデミー賞8部門受賞の
“スラムドッグ$ミリオネア”

インドのスラム街の現実とクイズ番組を絡ませた脚本が見事な映画でした。


ミリオネアの最終賞金額は2000万ルピー(約4,000万円)。
凄い金額ですが、主人公であるジャマールは最終段階でその額を言われても、
淡々としています。
ジャマールにとってのお金は、大切なものを失ったその代償でしかないんですよね。
大好きな映画スターのサインであったり、幼い仲間の目であったり。

では、賞金目当ての番組参加ではなくて、いったい何が目的なのかと言えば、
それは愛です(きっぱり)。

彼女ラティカもそう。
最後の問題でジャマールがライフライン(外部への電話で情報が得られる権利)
を使った時、ラティカが電話に出て「答えは分からないわ」と言ったんですが、
あの時の彼女、微笑んでるですよ。

これ、あり得ないっしょ?普通。

4,000万円が手に入るか、全くパーになっちゃうか。

私がラティカだったらどうよ。

4,000万円あれば、ローンが返せるし、新車も買えるし、
仕事を辞めちゃっても大丈夫そうだし、
オババ様を有料老人ホームにおっぽり込めるし(おっと、これは失言)

そりゃもう、顔面蒼白、汗ダラダラ、心臓バクバクで超必死になりますって。

いや、私の話は置いといて、、

そう、ジャマールにとってのミリオネアの賞金は4,000万円ではなくて
あの電話にラティカが出たことだった、と。


そして、それを掴んだのは運ではなく、運命であった、と。


究極の純愛物語なんですよね、この映画。


でも、映像的には前半の子供時代の方が印象に残りました。

人が殺されても、火だるまになっても警察が駆けつけることのない、
「戻ったら目を潰されるんだぞ」なんていう子供の会話も
周りの大人は聞かぬフリをする、そんな信じがたいスラム街の日常の中で
逞しく生きていく子供たちの姿に圧倒されます。

役の上ではスラム街の子供たち、現実では富裕層の子供で優雅に暮らして
いるのかと想像していましたら、実際もスラム街に住んでいて、
つい先日当局に家を強制撤去させられたというニュースが出ていました。

子供たちが逞しくならないと生きられない国であってはいけない、

と、そんなことを思った映画でありました。




あっ、そういえば、

私のところには吉井さんのレアCD届いてませんけど、、、



これも運じゃなくて、運命ってやつですかい?(泣)













天使と悪魔とデイサービス

2009-05-19 21:27:07 | 映画


朝イチで映画“天使と悪魔”を観てきました。


面白かったです。

出だしの、反物質なるものを生成する研究施設のリアルさから、
あっ、これは面白そう、と。

大体、映画に登場する研究施設って、やたら近未来的でSFチックな
つくりだったりするんだけど、これは町工場のゴージャス版みたいなカンジで
凄いリアル。

もちろんヴァチカン市国やローマの風景もたっぷり楽しめるし。

ストーリーはとても分かりやすくて、伏線も分かりやすい。
テーマも分かりやすい。ついでに犯人も分かりやすい(笑)

一応犯人はそれらしい人物をたくさん配置してくれてるんだけど、
「絶対この人でしょう」が期待通りその人なのは、まぁ、ご愛敬ということで(笑)

小難しいことはスパイス程度にして、観てくれる人みんなに楽しんで
もらいたいっていう作り手側の意図を感じる映画ですね。

おかげで楽しい時間が過ごせました。



午後はデイサービスの見学へ。

ヘルパーさんをやってる元同僚や知人の情報を元に、
通える範囲の施設から1ヶ所選んで見学させてもらいました。


ランチルーム。
とても広いスペースで窓が大きく開放感があります。


中庭では柴ワンコが2匹遊んでいました。
緑に囲まれ風がよく通ります。

陶芸や革細工教室も開いてくれてるそうで、スタッフの方も熱心で
この施設の良いところ、改善しなければいけない点などを率直に
お話して下さいました。


デイサービスはこちらに決定です。


こうなると、こんな良い施設が近くにあるのに、何故ケアマネージャーさんは
前の施設を薦めたのか理解に苦しむとこであります。


何事も自分の目で見て納得しなきゃイカンのね。


ということですが、

ババ様に「介護サービスの費用は年金の口座から引き落とすよ」と
ダンナが説明しましたら、


「納得できないわ」と。

















バーン・アフター・リーディング

2009-05-13 23:13:46 | 映画



昨夜観た映画がとっても良かったので、今日は映画館へ。


何も考えず楽しめそうな映画を、
ということで、観てきたのは“バーン・アフター・リーディング”




つまんなかったです

ブラッド・ピット、ジョージ・クルーニー、ジョン・マルコヴィッチ、
ティルダ・スウィントンという魅力的な役者さんを揃えておいて、
よくこんなつまらない映画がつくれたもんだ、って。

レディス・デイで1,000円だったのがせめてもの救い。




家で吉井さんのDVD観てればよかったなぁ。












ビッグ・フィッシュ

2009-05-12 23:15:12 | 映画


「これからオイルマッサージに行ってきます」と言ってるあの吉井さんは、
雄琴温泉あたりをサンダル姿でぶらついてるお兄さんみたいだな、
なんて思ったのは私だけ。

あっ、私、雄琴温泉行ったことないので想像で物言ってます。
失礼があったらお許しをm(_ _)m


で、61㎝のお魚さんを釣り上げたとか、、
そうですかぁ、61㎝、、
61㎝といえば、そう、3年前のウエストサイズじゃないッスか(遠い目)。



ということで、
吉井さんが大魚なら、私はケーブルで放映されていた
映画“ビッグ・フィッシュ”を鑑賞

この映画、簡単に言うと、ホラ(と思われる)話しかしない父親と、
それを好ましく思わない息子の確執を描いたものなんですが、、、
いやぁ、観て良かったですわぁ。
というか、なんで映画館で観なかったんだろうって。

ティム・バートン監督作品の中で一番ブラックな部分が少なくて
一番優しい映画じゃないでしょうか。
それが、らしくないとも言えますが、やはり映像の美しさは格別で、
監督お気に入りの役者さん達が醸し出す空気もティムバートンならでは。

そんでもって、父親の若き日を演じたユアン・マクレガー、これが素晴らしい。
真っ直ぐで透明感のある若者を演じさせたら、この人の右に出る役者さんは
いないんじゃないかって思うくらい良いです。
“ミス・ポター”の編集者役も良かったですもんねぇ。

悲しいラストなのに悲しくなくて、多分見終わった人の誰もが
幸福感を感じる映画だと思います。



いうなれば“またチャンダラ”のようなカンジ?


いや、ホント。
パラシュートも登場するし


ってそれは関係ないか(笑)












チェンジリング@少しネタバレです

2009-03-01 22:48:56 | 映画


昨夜は午前0時過ぎにソファーで爆睡に入りました。

「はっ!NHKーFMがあったんだ!」と飛び起きたのは午前3時。


時既に遅し_| ̄|○

“VOLT”から3曲もやったんですね。

ふっ。初めてアルバムを聴くあのワクワクが無くなっちゃうから
聴けなくてかえって良かったわ~。

なんて負け惜しみを言ってみる





そんな今日、観てきた映画は“チェンジリング”


クリント・イーストウッドに胃をギュウって掴まれたような映画でした。

怒りと絶望と悲しさで胃がギシギシ軋んだけど、
アンジェリーナ・ジョリー演じるクリスティン、
その、聡明で強くて何より一途に息子を愛する母の姿に救われました。


ラスト近く、別の少年が言った言葉

「ママに会いたかったから」

この言葉にドワァーっと涙が溢れたのは私だけじゃないはず。



息子のウォルターからどんなにかこの言葉を聞きたかったか。


クリスティンに聞かせてあげたかった。


本当に本当に聞かせてあげたかった。




映画が終わって、階段を降りる時も、駅に向かう道でも、
実在したクリスティンに思いを馳せてしまい涙が止まりませんでした。




今も少し胃が痛みます。













少年メリケンサック

2009-02-22 23:41:10 | 映画


“少年メリケンサック”観てきました。


すっげー笑いました。

映画館であんなに声出して笑ったの初めてかも。


キャストもキャラもセリフも演出も衣装も小道具も全部ツボに入りまくりです。


宮藤官九郎氏のあのショボイ(失礼!)目の観察眼たら凄すぎだわ。



ゲロとか加齢臭とかおならとか、プンプン臭ってきそうな映画なんだけど、
話しはクサくないところがまた好みでありました。

あちこちに仕掛けられたウソっぱちに“ユージュアル・サスペクツ”を
思い出してしまったのは、多分に見当違いであろうけど(笑)


どうでもいいところだけど、ひとつだけ気になったのは
最後の方、チラッと出てくる女性キャスターはDIY生命のCMで
微妙な存在感を醸し出してるあの方でしょうか?

いや、ホントにどうでもいいとこなんですけどね(汗)




この映画、吉井さんも絶対ツボだと思われます。


回らないという首に、この映画でツボ刺激してみては如何ですか~~?















貧しくとも“ベンジャミン・バトン 数奇な人生”

2009-02-11 23:50:14 | 映画


本日のシネコン、チケット売り場が大行列のメチャ混み状態でした。

祝日かつレディスデーの水曜日ということもあるけど、
この不況、遠出やら金のかかることはしないで、まぁ映画でもみるべぇか、
って人も多いのかな、と。



なんて、他人事のように言ってる我が家の経済状態もヤバイです。

ダンナの稼ぎは激減だわ

ババ様は入院だわ

しかも何故か1日23,000円也の個室入っとるわ

持ち株の株価が10分の1になっちまうわ←これ一番きついッス



すんません。

こういう楽しくない話しはしちゃイカンと思ってはいるのですが、つい






で、“ベンジャミン・バトン 数奇な人生”



淡々とした2時間47分。

涙がダァダァ流れることはなく、でも、

美しく優しく切ない映画でした。

そして、嫌な人がひとりも出てこないあたたかい映画でした。


年齢とともに若くなっていくというベンジャミンの数奇な人生を描いた
映画ではあるけれど、そのベンジャミンを通して描き出されているのは、
この世に生を受けたすべての人に人生があり、物語があり、そして
その物語は、時計の針のように巻き戻しはできない、という当たり前のこと、、

その当たり前なことが、とても悲しくて、とても愛しくて、、

愛する人達と同じ時を過ごし、一緒に歳を重ねていけることが、
なんて幸せなことなんだろうって、

共有していられるこの時間をもっともっと大切にしなければって、、


そう思える映画でした。




ということで、

吉井さん、ともに素敵な皺を刻んでいきましょうね~











洗濯機が静止する日

2008-12-19 23:58:08 | 映画


洗濯機が壊れました

動かなくなったワケじゃないですけどね、漏れるんですわ、水が。

13年使っているので修理は諦め、ヤマダ電機へ買いに行きました。

ドラム式の洗濯機はやたらと高いッスね~。
乾燥は使わないし、取り出しが下の方ってのは腰に悪そうだから
昔からの型にしときました。

ドラム式の半値以下、といっても、何かとお金が出ていく年末に
痛い出費ですわぁ(泣)





ということで、“地球が静止する日”を観てきました。


ものすっごく分かりやすいメッセージは小学生にも伝わるでしょうね。

映像の見所はCMで見せてくれてる以上のものは無いですね。


はい、すべてが薄味の映画でございました(泣)






そんな1日だったけど、でも、いいんです。




“流星の絆”がとっても面白かったから












イーグル・アイ(ちょっとネタバレ有り)

2008-11-09 23:26:56 | 映画


吉井さん、お帰りなさいませ~。

嬉しいッス~~♪


でも、アルバム発売が3月って、、、



歯痒いのはこっちだよーーーーーーーーーっ(にしおか風)




って、そんな今日はお天気もイマイチでしたので遠出もせず近場で映画です。

写真は映画館近くのとしまえん。
もうイルミネーションが始まってました。

電気代も上がるからイルミも大変だろうなぁ。いや、年内は電気代据え置きだったっけ?

なんて、つい現実的なことを考えてしまう今日この頃。



観てきた映画は“イーグル・アイ”

テンポが良くてなかなか面白かったです。

アメリカの他国からの脅威に対する話しかと思いきや、それは自国の脅威で
あったという自虐的なお話し。

何発も撃たれた主人公が元気な姿を見せちゃうラストは、自虐的になりきれない
アメリカ映画って感じで、まぁ、あんまり難しいことは考えないでアクションを
楽しむ映画ということですね。

主演のシャイア・ラブーフは、スピルバーグがかなりお気に入りのようですが、
何ででしょ?
それ、ワカランですわ。


とか偉そに言ってますが、私、俳優陣の顔とかちゃんと見えてませんでした。
メガネケースにメガネが入ってなかったから(笑)
あっ、バイリンガルだから字幕は見えなくても大丈夫。←ウソですぜ。



しかし、吉井さんのライブでコレやったら泣いちゃうだろな。












おくりびと(ネタバレ少々)

2008-10-01 22:04:02 | 映画

1日だし、水曜日だし、映画を観ない手はない、
ということで“おくりびと”を観てきました。

本日は満員の大盛況。
2列目の一番端っこの席から鑑賞しました(汗)

少しゆがんで見えるスクリーン、ゆがんで見えても、いい映画でした。

笑いながら泣ける映画でした。



モックン(本木雅弘くん)が新米の納棺師を演じてます。


実際の納棺を見たのは母が亡くなった時だけです。
覚えてるのは、幽霊のトレードマークである三角の布(正式にはなんて言うんですかね)と、
白い着物と足袋とわらじと杖と小袋にいくらかの小銭、この小銭は「三途の川の渡し賃」て
納棺師の方は言ってたかな、、
死化粧はちょっと濃いめで、口紅が母に似合わない色だったので、私が塗り直し、、

と、そんなことを思い出しながら見ていました。


モックンの納棺師、はまり役です。

凛とした所作と衣擦れの音は日本の様式美と言ってもいいくらいの美しさ。


納棺会社の社長を演じる山崎努さん、良くて当然という役者さんですが、
これがホントに良いんですわ。

モックンと山崎さん、二人のシーンはどれもいいですが、特に
白子を食べるあのシーンは演技の密度が濃くて見応えありました。


他の役者さんも、余貴美子さん、吉行和子さん、笹野高史さん、、、
渋い方を揃えてますね。
山田辰夫さんを配するセンスも好きですわ~。

ただ、広末涼子さんはイカンです。
ベチャベチャした喋り方と幼稚な表情。
あれが脚本を読み込んだ上の彼女の演技プランなんでしょうか。
彼女がスクリーンに入り込むととたんに映画の質が下がるように感じました。

もったいないです。


それと、終盤の展開ももったいないです。

淡々と美しく叙情的に描かれていた映画が、終盤、変にドラマ性を持たせたために
それまでの透き通るような感動が失われてしまった気がしました。



庄内の野辺でモックンがチェロを奏でるあのシーン。


あのシーンのような余韻を残す終盤であれば最高の映画になったのではないかな、と。



でも、もったいないところを含めても観て損はない、いい映画だと思います。












ハンコック(ネタバレ少々)

2008-09-05 23:46:38 | 映画


“Dream Power ジョン・レノン スーパー・ライヴ2008に吉井和哉さんの出演が決定しました”

という、ジョン・レノン音楽祭事務局からのメールに慌てて申し込みをしました。


吉井武道館の前にも楽しみができて嬉しいです。

そして、意義のある催しに参加する吉井さんを誇りに思います。




え~、この一週間、お医者様の言いつけを守って近所の買い物以外は外に出ず
家でゴロゴロしていた私、
明日は一週間ぶりに出社するので娑婆の空気にも慣れとかイカン、、


ということで、映画館へ行ってきました(無理矢理


【ハンコック】です。

面白かったです。



ハチャメチャなのに驚くほどハートウォーミング。



“認めること” 

“信じること”

そして

“言葉にすること”


そうだよね、そうなんだよね、と私は泣いたんです。

泣く映画だと思ってませんでしたから嬉しい誤算です。




でも、それは前半まで

まるで脚本から何から製作スタッフが総入れ替えしちゃったような後半の展開。


え?えええーーー???

シャーリーズ・セロンクラスの女優さんをただの奥さん役にしちゃマズイということですか~?


涙はすっかり乾いちゃいました。



ウイル・スミスの演技も良かったのになぁ。




本当にもったいない映画ですわ。