***吉井和哉的日常生活***

アリ地獄に嵌って14年半 吉井和哉のない生活は、たぶん考えられない

21グラム

2008-09-02 23:01:21 | 映画


「それまで積み上げてきたものをかなぐり捨てて、吉井クン大丈夫かと思っちゃったもんね」

とは、スピッツのWebFCオンラインラジオで先日の“ロックロックこんにちはVer12”
について草野クンたちが語った内容の一部です。

笑えました。




それにしても〈安静〉はつまらないですわ(汗)



でも、TVで観た映画【21g】はとっても面白かったです。


『人の命を奪ってしまった者』『遺された者』『遺された者の悲しみの上に生きている者』
その3人と家族の重い重い話しです。


登場人物の誰に自分を置き換えても、背負ったものの重さでペシャンコになりそうです。

主役3人の演技が凄すぎます。
ベニチオ・デル・トロもナオミ・ワッツもショーン・ペンも演技していると思えなかったです。
それぞれが、ジャック、クリスティーナ、ポール自身としか見えませんでした。
特にデル・トロ。この人の演技で唸らなかったことはないですが、この映画はまた
尋常じゃないほど唸らせてもらいました。

3人以外の、奥さん、父親、妹、友人が出ている場面も決して見劣りがしません。
3人の力量と差が出ないよう慎重に選ばれた人達だって気がしました。

ドキュメンタリーを撮影しているかのようなカメラワークと、どの人物にも
特別に感情移入することのない脚本がその演技とは思えない演技をよりリアリティ
溢れるものにしています。

時系列がバラバラの場面が少しずつひとつに繋がっていく構成も、ちょっと神経衰弱的な
緊張感があって面白かったです。
【メメント】がダメな人には辛いかもですが。



21グラムというのは、人が死ぬ前と死んだ後の体重の差なんだそうです。

物理的な命の重さということでしょうか。


たった21グラム、でもその計り知れない21グラムのために人生は続いていくんですね。





重いけれど、嫌な重さの映画じゃないです。















ポ~ニョ ポ~ニョ ポニョ♪

2008-08-24 21:42:41 | 映画


“崖の上のポニョ”

観てきましたよ~。



この宮崎アニメ、ストーリーがどうのこうのより、絵がね、ホントに素晴らしいですわ。


描いてる人の手の温かさが伝わるような背景画。

木の床の湿り気を感じ、台所の匂いや草の香りを嗅いだ気がしました。


波のダイナミックさや、幼い子供の指のつたない動きを表現したセル画も見事でした。


エンディングクレジットまでが手書きのこのアニメには、優しいもの、温かいもの、
美しいものをみんなに観てもらいたい、伝えたいという制作陣の良心を感じました。




で、吉井さん、出演してましたね~(笑)


KREVA氏が言うように、ポニョのお父さんであるフジモトはどう見たって
吉井さんがモデルですね(きっぱり笑)


手塚治虫先生が描いたんじゃないかって感じのフジモト、すっごい好みです。

吉井さんがモデルなんだから当然か(笑)


フジモトはストライプが好きなのねぇ。
部屋にジャケットが何着も掛けてあるのには笑っちゃいました。





吉井さん、

年末のライブにはストライプのジャケット着てみません?(笑)













ダークナイト@バットマン

2008-08-10 23:58:39 | 映画


オリンピック漬けなんですね、吉井さん。

私もです(笑)


開会式のアトラクション、凄かったッスねーーー。

まさに中国の威信にかけての、技術と人の粋を集めたアトラクションの数々。

4年後の開催国にはプレッシャーだろうな、なんて思っちゃったりして。
そして、入場行進をする日本選手団への拍手の少なさに、寂しさを覚えたりして。


明日は平泳ぎ男子100mの決勝。

いいなぁ、吉井さん。LIVEで見られて。




そんな今日は“ダークナイト”を観てきました。


たしかにダークですね。

スカッとする映画ではありません。


故人となってしまったヒース・レジャーの怪演は凄いです。



でも、バットマンを演じたクリスチャン・ベイルがつまらないです。

検事は魅力的でしたがダーク側に墜ちてからの行動が陳腐でガッカリです。

ゴードン警部補をゲイリー・オールドマンが演じる必要があったのか、とも。


映像は派手ですが、なんでか迫力やスピードが感じられませんでした。




簡単に言っちゃえば、私にとっては『肌に合わない映画』ってことなんでしょうね
















三者面談とカレーとスピード・レーサー

2008-07-23 23:03:40 | 映画



“太陽が燃えている”的な陽射しの中、本日は息子の高校の三者面談へと行ってまいりました。


トホホな成績の息子にも担任の先生は慈悲深く接してくださいます。

ありがたやミッション系


面談の内容は省略させていただきます(笑)




帰ってからは、Rainクン命のSV統括であるTさんにお誘いを受け、Rainクンが
出演している『スピード・レーサー』の鑑賞へ。

映画の前に近くのインドレストランマサラで腹ごしらえです。

 
扉を閉めても虫が入ってきてしまうアバウトな造りが雰囲気出してます(笑)


ほうれん草とカッテージチーズのカレー&巨大ナン&シシカバブ&ラッシー。
美味しかったですよ~。
でも、こういうカレーは吉井さんの好みじゃないんだろな。





で、スピード・レーサー。



映像が、まぁ~、派手っつうか、賑やかっつうか、動体視力の超人じゃなきゃ
まともに見えねぇだろっつうか(笑)

とにかく画面になれるまで少々時間がかかります。

そんなVFX満載な映像なのに、見終わった印象はなんか“紙芝居”ってカンジです。


肝心のRainクンは、ライブDVD等で観る彼とは全然違って、ビジュアル的にも役的にも、
ちょっとそれはないんじゃない?というイケてなさで、これを観てファンになる人は
いないんじゃないかと他人事ながら心配になっちゃいました(汗)


驚いたのは主人公の母親役のスーザン・サランドン。
スクリーンの彼女はどう見たって40代。
実年齢が61歳って、あり得ないっしょ。

でも、ピーナツバターサンドをつくるシーンで映った腕と手はしっかり60代でした。

大女優さんでもダメなものはダメなんだなぁと、変なとこで安心しちゃったりして(笑)


ストーリーは分かりやすくて誰もがスッキリ楽しめます。


今風にアレンジされた懐かしのあの曲もカッコ良かったです。

♪マッハGoGo♪マッハGoGo♪



アニメを観ていたのはリアルタイムだったか再放送だったか、、


覚えてないわ~(笑)
















インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国

2008-06-15 23:59:11 | 映画



“あじさい祭り”のあと行ったのが、すぐ近くのシネコン。便利ですわぁ。

こちらは『夫婦50割引』適用(50オーバーは私じゃないから)
有り難いことでございますm(_ _)m



インディ・ジョーンズは【最後の聖戦】から実に19年ぶり。

インディも「じいさん」っていわれる年になっちゃったけど、
お馴染みの冒険服姿は昔のそのままで、

あぁ、まだちゃんと無茶な考古学者やってるんだ(笑)って嬉しくて、

じいさんになっても蛇が苦手なんだ(笑)って懐かしくて、

♪チャンチャチャチャ~ン♪が流れるとワクワクして、

超久しぶりのご対面ということで細かいことには目をつむり(笑)
キャイキャイ楽しんじゃいました。


ケイト・ブランシェットの冷徹な女士官役はレアですねぇ。
さすが、彼女じゃなければ、あの役は陳腐なものになっていたかもと
思わせる存在感でした。



ただ、前3作と比べるとその完成度でどうしても見劣りしてしまうので
シリーズ第4作というより“特別編”として観た方がしっくりくる感じでしょうか。





それにしても、前作から19年・・・



月日の経つのが恐ろしく早いわ










最高の人生の見つけ方

2008-05-11 23:26:03 | 映画


ジャック・ニコルソンとモーガン・フリーマン、

この名優二人が主演の映画が面白くないわけ無いでしょう、



と、思ったら、あんまり面白くなかったです(汗)



ジャック演じるエドワードとモーガン演じるカーターの対比が
ステレオタイプ過ぎますし、

棺桶リスト(余命を宣告された二人が死ぬまでにやりたいこと)を叶える方法が
現実離れしてますし、

実直なカーターが、長年苦楽を共にした妻とではなく、たまたま病室が
一緒になった富豪の男(エドワード)と残された時間を過ごそうとする、
その設定に凄い無理を感じますし、


アメリカンドリーム的な夢物語と割り切って見れば、感動するのかも
しれないですけど、、。


でも、ジャック・ニコルソンは流石の名演でした。





という本日は母の日でしたね。



我が家のババ様(姑)には手作りのプリザーブドフラワーをプレゼント。
手作りといってもキットですけど(笑)



しかしババ様「置き場所がないからリビングに飾って」と。

娘や息子から届いた鉢植えも「手入れが面倒なのよね」と文句を言い
仕方なく部屋に置いている人です。




私は言いたい。

「棺桶リストつくって、残りの人生もっと楽しんだらどうですか~~~」












草の匂いの中で涙しました

2008-04-06 22:51:27 | 映画

ちょっと【SICKS】の隠し写真に色合いが似てません?(笑)


これ、混じりっけなしの100%ヘナです。
こだわりの強そうなここで購入しました。


100%ものは時間かかりますねぇ。
頭に塗りたくってから放置すること3時間ですもん。

草の匂いがするんです。
盆踊りの広場とかでよくする草の匂い(わかっていただけます?笑)

その草の匂いの中で3時間何して過ごそうか、ということで
時間潰しに観たのがTVで放映していた『ナイロビの蜂』






くーーーーっ

これが良かった。

時間潰しの映画だなんて言って申し訳ないッスm(_ _)m

アフリカを食い物にする国際的な陰謀を描いた社会派映画なんだけど(たぶん)、
その軸にある主人公ふたりの互いへの愛情に心を打たれます。


レイチェル・ワイズが生き生きとチャーミングで、レイフ・ファインズの
憂いを帯びた表情が何とも切ないの。

レイフ・ファインズ、『レッド・ドラゴン』のあの人と同じ人とは思えません。
ましてや去年だっけか、飛行機内のトイレでなにやらやらかした人とは到底思えません(笑)

まさに、役者やの~、ですわ。



映し出される風景も愛情もとても美しい映画です。

頭をラップとタオルでグルグル巻きにしながら、涙ダァダァ流しておりました。





そして3時間経った私の髪は赤っぽく染め上がっています。




赤毛、吉井さんに似合いますよね。

髪にも頭皮にも安心ですし、吉井さんもヘナ染め如何ですか~?













アース(ネタバレ有り)

2008-02-17 18:33:26 | 映画


アース、観てきました。




氷の急斜面で戯れる北極クマの母子。

水の恵みに喜びを爆発させる象。

ヒレを叩きつける音でお互いの場所を知らせあうザトウクジラの親子。

身を挺して子供を守ろうとする親たち。


そして奇跡のように美しい地球の姿。


どれも素晴らしい映像です。



いったいそのワンシーンを撮るためにスタッフは何日待ち続けたのか?
どこに寝泊まりしたのか?
どこからどうやって撮ったのか?

考えただけで気が遠くなります。




ただ、どこに重きを置くかが曖昧なため、全体に散漫な印象を受けたのも
正直なところです。

子供を対象とせず、もっと突っ込んだ作品にすることも出来たのでないかな、
音楽の合わせ方や、ナレーションも違った方向性はなかったのかな、、、

仕上げ方がもったいないな、と。






それでも、地球にいることの幸せを強く感じた映画ではありました。



23、5度の傾きに感謝。















アメリカン・ギャングスター(ネタバレ少々)

2008-02-06 16:52:44 | 映画


小雪舞い散る中、観てまいりました。

レディスデーなので(笑)



面白かったです。


2時間40分、飽きないです。

淡々と物語は進んでいくのですが、どのシーンもきっちりとした
隙のないつくりで、極上のドラマを観ているようでした。



終盤はもうゾクゾクしっぱなしです。


ラッセル・クロウ演じる刑事リッチーの

“フランク、列に並べ。俺を殺したい奴は大勢いる”

って、このセリフ、めっちゃカッコ良すぎです。

「くぅ~~たまんねぇ」ってくらいカッコいいです(笑)


見始めた時は、「あらぁラッセル・クロウ、太ったわね~」だったのですが
終盤はそんなことは全然気になりませんから(笑)



デンゼル・ワシントン演じる麻薬王フランクは、知的で紳士的ですこぶる残忍なのですが、
それがデンゼルゆえか、残忍さを描いてもどうしても、残忍になりきれてはいなくて、
麻薬王なのについ感情移入してしまう自分は「いかんな」と(笑)

一方、滑稽なまでに正義を貫くリッチーにも当然感情移入。


捕まえて欲しいし、捕まって欲しくないし(笑)


でも、デンゼル・ワシントン、捕まってからのフランクの表情は彼ならではですね(笑)



欲を言えば、あの悪徳刑事トルーポにはあんな潔い方法で終わらせず生き恥を晒して
もらいたかったな、と。





そして、エンド・ロール後の1シーン。

それが終わった瞬間に場内の照明がパパッとついたタイミングの見事さ。

あれも演出?じゃないですよね(笑)




ホント、見応えありました。


レディスデーで1,000円という料金が申し訳ないくらいの映画でした。










スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師

2008-01-20 15:49:11 | 映画



デップ様の歌は想像以上でございました。

悲哀に満ちた歌声は切なく、時に荒々しく。

特にアラン・リックマンとの場面、これはもう最高の聴かせどころであり、
魅せどころです。


ということで、この映画、ミュージカルだったんですね。


滅茶苦茶ダークでスプラッターなミュージカル。


いや、ダークなのはいいんですけど、血はダメです。苦手です。

筋の通らない血は尚更ダメです。

身の置き所が見つかりません。


2歩進んじゃ1歩下がるようなテンポの悪さも辛かったです。




見終わってシートに沈む身体が重く感じる映画でした。





ティム・バートンとジョニー・デップに「この映画の面白さが君に分かるかい?」

って試されているような気がしましたが、

私の場合、「そう言われてもなぁ、、、」ってカンジです。











珠玉の2本

2008-01-14 19:57:10 | 映画

連休はプチ引き籠もりしてました。(プチ付けりゃいいってもンじゃないか)

吉井さんはコタツムリ?

似たもの同士ね(笑)



で、お決まりなおうちで映画。




50年代のロス市警を舞台にした【L.A.コンフィデンシャル】

何度観ても、その度にぐいぐい引き込まれます。

滅茶苦茶面白いです。


こんなに完成度の高い映画って他にある?ってくらい面白いです。


ラッセル・クロウ、ケヴィン・スペイシー、ガイ・ピアース、、そして
溜息が出るほど美しいキム・ベイシンガー、、

それぞれの役者が表現する人間像が凄いです。

その人間達が精緻な脚本によって絡み合う見事な映画です。



観終わって、またすぐに観たくなってる(笑)




もうひとつは【プレイス・イン・ザ・ハート】



夫を突然失った主婦がボロボロになりながら家族を守っていくお話です。


この映画初めて観ました。

主演のサリー・フィールドはこの映画でアカデミー主演女優賞を取ったんですね。

納得です。


悪さをした長男をお仕置きする、サリー・フィールド演じるエドナ、
夫はもういないんだ、とあらためて思い知らされ、自分が母であると同時に
父にならなければいけないんだと覚悟を決める場面、涙が止まりませんでした。


もうそのあたりからずっと涙腺グダグダです。


盲目の居候は最初誰だか分からず、凄い演技をする人だと思っていたら、
ジョン・マルコビッチ(汗)

エドナとお茶をする場面の表情、素晴らしいです。

これが映画デビュー作とは信じられません。




ラストシーンは、すべての人が幸せであるようにとのメッセージでしょうか。




そっと大切に仕舞い込んでおきたいような映画です。




いいもの観させてもらいました。












明日から仕事です

2008-01-04 19:51:57 | 映画




仕事が始まるのが嫌で嫌でしょうがない。

こんなこと初めて。何でだろう、、


って、原因は分かってるんだ。

アレだし ソレだし(笑)





そんな私のことを知りもせず(当たり前だ)吉井さんは赤ちゃんを抱いてご機嫌な様子。


「さすがダッコの仕方が慣れたもんだわ。

『いいにおいだな~。。。』って、思うことはそれだけ?」


なんてついつい憎たらしいことを言っちゃうのは、このイヤイヤモードのせいです。
ゴミンナサイ。




鬱な気分を少しでも解消すべく、観てきた今年初映画は

『ナショナル・トレジャー リンカーン暗殺者の日記』


エド・ハリスが好きなのでこの映画にしたんだけど、肝心の彼の役は
あっちにブレこっちにブレしてるような中途半端さがあって、
彼のピンと真っ直ぐに伸びた背中に似つかわしくない気がしました。

物語は、簡単に言えば“謎解きをしながらの宝探し”ですね。

観てる時は「面白いじゃん」なのに、観終わった感想は何故か「物足りないね」。


「物足りない原因」は、ひとつひとつの謎解きがあまりにもご都合主義で、
尚かつそのテンションが全部同レベルだったということと、この物語の
起承転結の起と結がイコールでつながってないんじゃない?ということでしょうか。




次は19日公開の『スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師』に
期待しましょうかね。

デップ様とティム・バートンが組んで面白くないわけがないですもんね。


デップ様の歌声も聴けると言うし




そそ、その何日か後には吉井様の生歌が聴けるんだし





頑張って生きて行かなくちゃな~









ミッドナイトイーグル

2007-11-27 23:44:55 | 映画


お茶がダメなら映画で現実逃避、
ということでレイトショーで観に行ったのは【ミッドナイトイーグル】

大沢たかおさん主演だし、誰かさんの若い時に似ている玉木宏くんも出てるし(笑)



これ、何かと話題の防衛省が全面協力の映画だったんですね。

反戦を謳った軍備増強アピール映画?って感じたのは考えすぎでしょうか。



それはさておいても映画自体、んんん、というカンジです。

ふた昔も前【私をスキーに連れてって】という映画の撮影に、空き時間スキーし放題
という餌に釣られて参加した私。
ゲレンデ中心の撮影でも大変だった記憶があるから、この映画はそんなもんじゃなく
過酷であったろうと想像ができるんですが、過酷さを表現すべきシーンにそれが全然
あらわれてないです。

スピード感やリズム感が全くないし。
工作員との接触があまりにもご都合主義だし。
なごませるセリフがわざとらしくて浮いてるし。

アルマゲドン的お涙頂戴も好きくないです。
子役の男の子はすごく自然で可愛かったですが。


大沢さん演じる【西崎】は、本を深く読み込んだ人物表現だったと思います。
それを生かし切れないこの映画全体のつくりがちょっと情けないです。


この映画で私の一番は桃缶のシーンかな。


余計なことだけど、誰かさんの若い時に似ている玉木くん、
セリフの語尾で息を吐くクセ、あれ無くさないと一流の役者さんになれないんじゃ
ないかって思います(えらそでスマソ)






う~ん、現実逃避はその誰かさんじゃなきゃダメってことなのかな(笑)

















ボーン・アルティメイタム

2007-11-17 23:59:40 | 映画



すっげーすっげー面白かった!



ここ数年で私のNo1な映画かも。



なんてリアル!

リアルじゃないのは間抜けなCIAぐらい(笑)



アドレナリン沸騰しまくりです。




整形も変装もしないそのままの顔をおとりに本当の自分を追い求めるボーン。


追い求めた真実を抱え水中深く沈み、ボーンはそこで死ぬ。




そして再生。


あのラストシーン、身体中の血が逆流しました。






凄い映画です。














ヘアスプレー

2007-11-14 23:41:55 | 映画




吉井さんに会えぬ間は映画で心を満たす、ということで今日は映画館でこれ。


楽しかったです~~~


吉井さんが泣き死んだっていう『エディット・ピアフ~愛の賛歌~』と
どっち観ようか悩んだけど、元気になりたかったからこちらを選択。




いやぁ、ホントに楽しいですよ、この映画。



歌もダンスも最高。


この映画の主人公である女の子がトラックの上で歌うオープンニングシーンは
『ダンサー・イン・ザ・ダーク』でビョークが列車の上で歌う場面を
思い出しちゃいました。

ビョークと、ついこの間までアイスクリーム屋さんでバイトしてた新人の子を
並べちゃいけないかも知れないけど、、
どちらも素晴らしい歌声。

その歌声が表現する映画の世界はまさに陰と陽。


とびきり明るい映画ですねぇ。

何のかげりもない前向きさ。



主人公のトレーシーをはじめ、登場人物がみんなチャーミング。

いじめ役の母娘だって、どっか抜けてて憎めない。
ミシェル・ファイファーは老けたけど、それでもやっぱり綺麗で魅力的。


ジョン・トラボルタが超久々に出演したミュージカルがこの映画の
あのママ役っていうのも面白すぎ。
いったいどういう特殊メークなんでしょか、あれは。


クリストファー・ウォーケンの顔に似合わない優しくてとぼけたパパが
またいいです。
最初のうち、どうしても『スリーピー・ホロウ』のあの騎士のイメージが強くて、
口開けると歯がとんがってるんじゃないかって思っちゃったけど(笑)
トラボルタママの「正義の騎士ね」ってセリフが洒落てます。



リンク役のザック・エフロンのダンスパーティーのシーンがめっちゃカッコイイ。

トレーシーのはちきれんばかりのダンスに触発されてノリノリになる
あのシーン。
鳥肌が立つほどワクワクしましたよ。


ザックくんのお顔、鶴太郎さんを若くしたみたいで(笑)好みじゃな~~~い、
と思ったけど、それは60年代用のお顔だったんですね。

現代バージョンはこれ


素敵じゃないですか~~(笑)





観て良かったよぉ。

元気になりたい人にお薦めで~~~す。




でも、ダイエットしなきゃいけない人には後ろ向きな映画かも(笑)




って、それは私か(汗)