吉井さんに会えぬ間は映画で心を満たす、ということで今日は映画館でこれ。
楽しかったです~~~
吉井さんが泣き死んだっていう『エディット・ピアフ~愛の賛歌~』と
どっち観ようか悩んだけど、元気になりたかったからこちらを選択。
いやぁ、ホントに楽しいですよ、この映画。
歌もダンスも最高。
この映画の主人公である女の子がトラックの上で歌うオープンニングシーンは
『ダンサー・イン・ザ・ダーク』でビョークが列車の上で歌う場面を
思い出しちゃいました。
ビョークと、ついこの間までアイスクリーム屋さんでバイトしてた新人の子を
並べちゃいけないかも知れないけど、、
どちらも素晴らしい歌声。
その歌声が表現する映画の世界はまさに陰と陽。
とびきり明るい映画ですねぇ。
何のかげりもない前向きさ。
主人公のトレーシーをはじめ、登場人物がみんなチャーミング。
いじめ役の母娘だって、どっか抜けてて憎めない。
ミシェル・ファイファーは老けたけど、それでもやっぱり綺麗で魅力的。
ジョン・トラボルタが超久々に出演したミュージカルがこの映画の
あのママ役っていうのも面白すぎ。
いったいどういう特殊メークなんでしょか、あれは。
クリストファー・ウォーケンの顔に似合わない優しくてとぼけたパパが
またいいです。
最初のうち、どうしても『スリーピー・ホロウ』のあの騎士のイメージが強くて、
口開けると歯がとんがってるんじゃないかって思っちゃったけど(笑)
トラボルタママの「正義の騎士ね」ってセリフが洒落てます。
リンク役のザック・エフロンのダンスパーティーのシーンがめっちゃカッコイイ。
トレーシーのはちきれんばかりのダンスに触発されてノリノリになる
あのシーン。
鳥肌が立つほどワクワクしましたよ。
ザックくんのお顔、鶴太郎さんを若くしたみたいで(笑)好みじゃな~~~い、
と思ったけど、それは60年代用のお顔だったんですね。
現代バージョンはこれ
素敵じゃないですか~~(笑)
観て良かったよぉ。
元気になりたい人にお薦めで~~~す。
でも、ダイエットしなきゃいけない人には後ろ向きな映画かも(笑)
って、それは私か(汗)