***吉井和哉的日常生活***

アリ地獄に嵌って14年半 吉井和哉のない生活は、たぶん考えられない

ほっこり@四万温泉

2010-04-14 23:55:58 | 美味しい話とか旅の話とか



四万温泉を北から南、テクテクと歩き回り、
写真を一杯撮ってきたので、
ちょこっと観光案内しちゃいます。


四万温泉に来てまず驚くのが、
温泉街のすぐ脇を流れる四万川の美しさです。


澄み切ったエメラルドグリーンの流れ。
本当にうっとりでした。


四万温泉はその美しい四万川に沿った
南北に細長い温泉場で、北から
日向見(ひなたみ)、ゆずりは、
新湯(あらゆ)、山口、温泉口という地区から
構成されています。


では、日向見とゆずりは地区から。



こちらはゆずりは飲泉所。
足湯も併設されてます。

四万温泉には各地区にこうした飲泉所が設けられて、
それがとても綺麗に管理されていました。
有りがたいですよね。



小泉の滝。滝の写真苦手です(汗)
本当はもう少し優美な滝らしいのですが
水量が多くてドバババッって感じになってました。
新緑や紅葉の時季はかなり素敵な風景になると思われます。





四万温泉の一番北に位置する奥四万湖のダムを
下から見たところです。
写真だとそんなに感じないけど、
ダム高は約90m。
エレベーターとか無いので、グルッと迂回した
道路を歩いて登っていきます。

この日は気温23度で暑いのなんの。

誰か車に乗せてくれ~~~(笑)




ゼェゼェ。
ダムの上に着きました。
この眺め、かなり怖いッス。


でも、振り向けば、


これ!
凄いでしょ、この青。
足の疲れも吹っ飛びました。

絵の具を混ぜたとしか思えない、この色。
陽の光とか風向きで同じ青色でも微妙に色が変わります。



浅瀬のコバルトブルーも美しい。



映り込んだダムの壁面もまた美しい。

車だろうが、歩きだろうが、
ここは絶対来る価値有ります。




汗ビッショリになったので、ダムの脇にある
“こしきの湯”でタオルセットを借りて入浴。
入浴料400円、レンタル料100円也(←安くて嬉しい)

気持ちよかったです~~。
窓ガラスが綺麗だったら
もっと気持ちよかったと思います~(笑)





ここが日向見地区のメインとなる場所。
右手に日向見薬師堂、
中央に足湯、
左手に御夢想の湯があります。


日向見薬師堂。
ポカポカ陽気で茅葺きからいい香りがしそう。
和むわ~。


しゃもじの奉名板。
これまた和むわ~。


共同浴場“御夢想の湯”
何年か前に古い浴場を建て替えたようで
とても立派でピカピカ。



外観の割に湯船は小さめ。
2人で丁度いいくらいでしょうか。




内部も木材がふんだんに使われており、
吹き抜けになっていて明るいです。





お次は四万温泉で一番賑やかな新湯地区。
積善館もこの地区にあります。



温泉街の雰囲気が少しだけ残っている落合通り。
スマートボールをやりたかったけど
女一人でそれって寂しすぎるので止めときました(笑)



積善館本館のすぐ前に位置する
“もみぢや物産店”で買った炭酸まんじゅう。
会社に配ることもないので家族分だけ。
おっちゃんは愛想ないけど(笑)
重曹を使ってるおまんじゅうは美味しかったです。



バスの発着所近くの階段をおりたところにある
共同浴場の“河原の湯”
パっと見、公衆トイレのようですが(失礼)
立派な浴場です。



浴室はかなり薄暗く落ち着けます。
1時間くらいゆっくり入らせてもらいました。
といっても、お湯がとっても熱かったので
湯船にはほとんど浸からず、
ミストサウナ状態にしてましたけど。
それでも温まるんですよ、四万のお湯は。



共同浴場は基本無料ですが、
こういった善意の箱が置いてあるので
寸志で入らせてもらいます。



こちらは塩之湯飲泉所。



ひょうたんの形がユニーク。
お湯の出口も蛙になっていて凝ってます。



軽いお昼をいただいた“柏屋カフェ”さん。
温泉街というよりも吉祥寺にでもありそうなお店です。
店内もなかなか雰囲気のある作りで
特に2階は薄暗くて居心地が良かったです。




雰囲気もいいけど、メニューもgoodです。
この温泉マークカプチーノ、ナイスなアイデアですよね。
それに隣のコロッケバーガーがとってもお美味いんですわ。
コロッケは“あがししコロッケ”といって
吾妻のいのししのお肉を使ってるので“あがしし”だそうです。
いのししの臭みとか全然無くてジューシーでソースも美味しい。
バンズがまたすこぶる美味。

四万温泉に来たら、ぜひご賞味あれ。




レトロな看板が並ぶ停留所。
ここでボケ~っと日向ぼっこしたかったけど
バスが停まると悪いので止めときました。
で、なんとなく横の階段を上がってみると、


木の板壁によく似合う朱色の案内(こういうの何て言うんだろ?)
この階段は四万稲荷への参道なんですね。



朱色を効かせたお洒落な狛犬ならぬ狛狐さん。





最後は一番南に位置する、
山口・温泉口地区。



温泉街に入る手前の国道沿いにある
観光名所の甌穴(おうけつ)。
甌穴というのは、
川の渦巻き状の流れにより、石や砂が同じところを回り、
川底の岩盤と接触して侵食されてできた丸い穴のことで、
ここには大小8コの甌穴があるそうなんですが、
水量が多くてよく分かりませんでした(汗)



でも、この深いエメラルドグリーンが
たっぷりと堪能できたので良しとします(笑)




こちらは共同浴場の“上之湯”



4・5人は入れるでしょうか。
ここもそうですが、他の共同浴場も、
皆とっても清潔で綺麗です。



当番表です。
こうやって地元の方がちゃんと
管理してるからこその綺麗さなんですよね。
有り難いです。



美しい渓流のすぐ脇にある共同浴場の“山口露天風呂”。



眺めは一見良さ気だけど、渓流から少し目線を上げると
旅館などの裏側がズラーッと並んでたりします(汗)
湯船は混浴。
外側から結構見えちゃいます。
近くにペンキ塗りのお兄さんたちがいたし、
おじさんも入浴に来ちゃったしで入れず。
残念。女性はバスタオル巻かないと辛いっすね。



“茶房おきなや”さんの足湯。無料です。
そして「雨やどりどうぞ」「トイレかします」の札。
四万温泉にはこういうお店がたくさんありました。

心も温かくなる温泉街ですね。




四万温泉の周囲は、
私が行った14日の時点では桜も全然咲いておらず、
花も新緑も現在準備中というカンジ。

これから春本番となる四万温泉は、
それはそれは素敵な姿を見せてくれると思われます。


お湯に、風景に、優しさに癒されたいあなた、
お薦めですよん。















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