***吉井和哉的日常生活***

アリ地獄に嵌って14年半 吉井和哉のない生活は、たぶん考えられない

プチ湯治@四万温泉・積善館

2010-04-14 23:01:08 | 美味しい話とか旅の話とか

行ってまいりました、二泊三日のプチ湯治。

楽しかったり、寂しかったり(笑)

ひとりで暇持て余ましてたので
いつも以上に写真撮りまくってます。
お暇でしたらお目汚しをどうぞ。

※写真は3日分混ぜこぜです。




向かったところは、群馬県の四万(しま)温泉。
東京駅から往復バスが出ているんですよ。
乗り換え無しで楽ちん楽ちん。
往復5,000円也。

http://www.kan-etsu.net/shima/index.htm



車中でのお昼は東京駅で買った松花堂弁当。
1,300円也。奮発しました(笑)
めっちゃ美味しかったです。

駅弁“春小町”
吉井さん、新幹線のお供にお薦めですぜ♪




宿泊する積善館。
バスの終点から歩いてすぐです。

この赤い橋と古い湯宿建築は“千と千尋の神隠し”の
イメージモデルのひとつになっているとのこと。
雰囲気かなり近いですよね。
実際、宮崎駿監督がスタッフと宿泊してたそうです。

以前この日記にも書きましたが
こちらには日帰り入浴で来たことがあり
その時「今度は泊まってみたいなぁ」と思った宿なのであります。




本館玄関は元禄4年、300年以上前の建築だそうです。
右側の電話BOXはそんな前のものじゃないでしょうけど(笑)



玄関上の客室の廊下。雰囲気有りますわ~。



そして客室。木枠の窓がいいですわ~。


でも、残念ながら、この玄関上の宿泊施設は
現在は見学のみで宿泊には使用されていません。
老朽化とか防犯上とかの問題なんでしょうね。



ということで、こちらが実際に宿泊する棟の廊下。
雰囲気のない中途半端なボロさ(笑)

いえ、文句なんか言いません。
だって、一泊二食付きで7,500円の
湯治プランなんですから。
二人一部屋だったら、一人5,350円ですぜ。




宿泊するお部屋です。
なかなかでしょ。



ちょっと引くとボロさが出ちゃうけど(笑)



でもね、窓からの景色がこれですよ。



ググッと寄って、これですもん。
めっちゃ素敵でしょ。
最高のお部屋ですわ。



夜はこんな感じ。
右のアーチ型窓のところが積善館のシンボルである
元禄の湯であります。


その元禄の湯はこちら↓


入り口です。
ここで靴やスリッパを脱ぎます。



じゃ~ん。元禄の湯です。
ええでしょ?
ロマネスクでしょ?



朝の差し込む光を撮して、もっとロマネスク(笑)



変色した蛇口の色が可愛いです。
その後ろ、壁の一部がぶち抜かれていて
水槽の金魚が見えるようになっています。
のほほ~んと泳いでました。



これは蒸湯。
自分で中にお湯や水を撒き
手動でミストサウナにするんです(笑)



中はこんな感じ。
寝イスはタイル張りになってます。
前回はちょっと怖くて入れなかったんですが、
今回は挑戦。
窓があるので思ったほど暗くなく快適でした。
お湯を撒くのが面倒だったけど(笑)



これは湯船側から見たところ。
外から入ってすぐ脱衣所で、そのまま仕切りも何もなく
湯船ってちょっと凄いっすよね(笑)



外には飲泉もあります。
下痢の時は熱いものを、便秘の時は冷まして飲むと
効果があるとか。
どっちでもない私は少し冷まして飲みました。

お湯は無色透明。ほんの少ししょっぱいです。

入浴後のお肌はすべすべサラサラで、
と~っても温まります。

やっぱり、この元禄の湯はお湯も雰囲気も
最高に気持ちが良くて、朝に夕に真夜中にと
入り浸ってました。



では、他のお風呂のご案内へまいります(笑)


その前に、

案内板をほんのり照らすこの灯り。
レトロでいいですよね。


そして、もうひとつ。

本館から他の宿泊棟(山荘・佳松亭)につながる
この通路は“浪漫のトンネル”と名付けられています。
“千と千尋の神隠し”のあのトンネルは、まさにこれが
モデルでしょうってカンジです。



本館にもう一つあるお風呂が混浴の岩風呂。
女性専用時間が1時間だったのでタイミングが合わず
入れませんでした。



こちらは、山荘という宿泊棟にある山荘の湯(まんまw)。
内側から鍵を掛けて家族風呂になります。
ひとりで家族風呂も寂しいのでここも入らず。



一番お高い宿泊棟の佳松亭の廊下。
本館の廊下との違いが歴然(笑)



その佳松亭にある杜の湯の内湯。
広くて洗い場もゆったり。



杜の湯の露天。
緑に囲まれてとっても気持ちいいです。



では、お食事について、、


夕食その1
湯治プランの夕食はあくまでサービスという
ことで、こういうお弁当形式で出され、
大広間でいただくのですが、自分で部屋に持って
食べるのもOK。
私は夕食も朝食も全部部屋でいただきました。

この初日の夕食、すんごく寂しかったです。
いや、料理の内容じゃなくて、ひとりってことが。
考えてみたら、私、外出先の夕食をひとりで食べたことが
無かったんですわ。

そらもう、寂しいったらありゃしない。

いつも一緒に食べてくれる人がいることの
有り難みがよ~くよ~く分かりました。




夕食その2
一応メニューは変えてくれてます。

寂しいのにも少し慣れました(早っw)

で、
このお弁当なんですが、
お料理はあらかじめ調理してあって冷めてます。
食事はサービスと考えれば、それは
しょうがないな、と。
なので、温かいものはお味噌汁とご飯のみ。
そのお味噌汁お代わりは有料。
それもまあ良しとしますが、
それならば、このお味噌汁の少なさはどうよ?
って思いません?

1日目も2日目も、この量。
温かい汁物はこれだけなんですぜ。
お味噌汁の具がほとんど入ってないのも
我慢するけど、この少なさは無いじゃんって。
私、せこいですかぁ~~(泣)



朝食その1。
相変わらずお味噌汁少な~~っ(泣)



朝食その2。
ちょっと高級旅館の朝食風に撮ってみたりして。
やっぱお味噌汁少ないけど(しつこい?w)



こちらはお昼に積善館の食事処でいただいた
旅館お薦めの釜揚げうどん。
1,300円也。

味は可もなく不可もなくというとこですが、
おうどん少なすぎっ(またそれかいw)
だって私、2段になってるのかと思って
桶を持ち上げちゃったもん(笑)



いや、積善館さん、

お風呂はもうホント最高だし、
接客も湯治プランなのに丁寧にしてくれたし、
お部屋もボロいけど掃除が行き届いてたし、
眺めも良かったし、お布団もフカフカだったし
お料理は冷めてたけど、きちんとつくられてたし、

本当にとっても良い旅館だって思います。

だからね、お味噌汁とおうどん、

それだけ、何とかしてくだせぇよ~~


って、要望のレベル低いなぁ、私(笑)






で、ここで字数が一杯になっちゃったので、
積善館以外のことは、また別に書こうと思います











最新の画像もっと見る