紅葉狩り第4弾。
本日の目的地は、前回と同じく山梨県、
北杜(ほくと)という市に位置する通仙峡です。
北杜市は北巨摩郡の8町村が合併して出来た市だそうで、
どうりで聞き慣れないはず。
北巨摩郡という慣れ親しんだ地名がなくなったのは寂しいですわ。
通仙峡へは中央高速の須玉で降りて、増富ラジウムラインと名付けられた
県道23号線を山に向かって走ります。
山里の風景も秋色になってきました。
目的地の数キロ手前に、現在は通行不可になっている脇道(旧増富ラジウムライン)がありまして、
そこをちょこっと散策。
立て看板によると、紅葉橋というこの橋周辺は、県の景観保存地区となっているとのこと。
橋の上にはいくつものカメラ機材を携えた先客有り。
先客と同じように橋から下を見ると、川面に反射した紅葉のオレンジと
空の青がと~っても綺麗でした。
上を見れば、山の斜面も色付き鮮やか。
人を入れると大きさが分かりますね。
結構ダイナミックな眺めでした。
通仙峡には駐車場がないので、手前のみずがき湖というダム湖の
ビジターセンターに車を駐めさせてもらいます。
山は全体的に黄色で焼き芋みたいな色味です(←たとえが変?)
今年の紅葉は黄色からオレンジがメインという感じですね。
白い橋は鹿鳴峡大橋。斜度がついてるのがちょっと珍しいかも。
こちらの橋は増富大橋。
こちらはお散歩中の豆黒(笑)
このコ、怒ってるんじゃなくて、「おーい」「ニャンダ~~」なのよ(笑)
ビジターセンターからトンネルを抜けて、この期間だけ歩行者のみに
一部開放されている渓谷沿いの舗装路から通仙峡を楽しみます。
この舗装路、普段は完全通行止めのようです。案内図はこちら
切り立った岩山に張り付くように生える楓やミズナラ。
迫力の眺めです。
山側はコンクリで固められ、その上にネットが張ってありましたが、
それでも道にはところどころ大きな石が落ちていて、普段は通行止めなのを納得。
道路から下を見れば本谷川の透明な流れ。
黄色とオレンジがメインの中で赤い楓もチラホラ。
光と影がつくりだす色模様にみとれます。
使われなくなったカーブミラーでツーショット。
シュールだわ~(笑)
こちらは通仙峡を超え、増富ラジウム温泉郷を少し過ぎた本谷川渓谷。
通仙峡より川が間近で穏やかな印象の渓谷になります。
渓谷沿いを進み、みずがき山自然公園を目指します。
自然公園周辺は紅葉の見頃は終わったらしいけど、
瑞牆(みずがき)山というのは初めて耳にしたので一度見ておこうと。
これは、みずがき山自然公園へ行く途中の景色。
落葉松林の向こうの、あの山が瑞牆山なんですね。
山全体が古城のようで、なんとも凄い景観でした。
こんなところがあったんだ。
先日の御射鹿池もそうだけど、遠くない場所に知らない風景がまだたくさんあるもんなんだな
って、ちょっと嬉しくなりましたわ。
みずがき山自然公園に到着。
ここはとても眺めが良くて、南アルプス、中央アルプス、八ヶ岳の山々がくっきり見渡せます。
案内図が無いと、どれが何山だか全然分かんないけど(笑)
こちらは駐車場のトイレ(笑) 可愛い雰囲気だったので。
振り返れば、
めっちゃ間近にそびえる瑞牆山。トイレがポイントね(笑)
ゾクッとするようなこういう風景も好きです。
唐松林の斜面。木々の連なりが、まるで東山魁夷の絵のよう。綺麗だわ~。
公園の管理棟でいただいた山菜そば@700円
豪華な景色のお昼でございました。
みずがき湖へ戻る手前、県道610号線からの眺め。
モコモコした風景が可愛くて、しばし鑑賞タイムとなりました(笑)
その後、清里でお茶をしようということになり、みずがき湖へは戻らず、
県道610号線と国道141号線を繋ぐクリスタルラインという林道を走ります。
開けた場所からの景色。右側にみずがき湖の鹿鳴峡大橋が見えます。
全山紅葉というか、全山焼き芋色。こっくりと甘そうだわ(笑)
左上のちょっと尖った山の向こうには富士山も見えるのですが、写真には写らず(汗)
なのでアップ。
富士山がこっそり(笑)
見晴台から。八ヶ岳が正面に見えます。
クリスタルラインを30分程走って清里到着。
駅前のメルヘン満載な風景は撮る気にならず(汗)
ちなみに、友達同士での初めての旅行が清里でした。
高校2年の時で、もう30数年前(汗)
あの頃はまだごく普通の駅前風景だったけどな~。
ということで、清里の写真は、清泉寮前の牧場。
お茶のお店は、食べログで見つけたフルーツティーを目当てに
訪れた八ヶ岳倶楽部
こちらは柳生博さんのお店だそうです。
柳生さんと言えば八ヶ岳。お店を作られていたんですね。
雑木林に囲まれた八ヶ岳倶楽部はなかなかいい雰囲気。
(店内のチェアはいまひとつ)
いいただいたのはフルーツティー@2人分1,680円とワッフル@680円、
ダンナがパウンドケーキ@560円
フルーツティーは紅茶(ニルギニ)に林檎、キウイ、メロン、巨峰、オレンジ、レモン、苺を
入れて煮だしたもの。
とっても美味しかったです。
小さなカップで飲む毎に酸味が強くなったり香りが強くなったり、
味が一杯一杯変わるのが面白い。
甘みはフルーツから出てるのかと思ったけど、あんまり甘いので
お店の人に「お砂糖は入ってるんですか?」と訊いたら
「いいえ、甘みはフルーツから出たものです」とのこと。
でも、最後なんかめっちゃ甘くて、これはフルーツの甘みじゃないんじゃね?
と疑っている私(笑)
んで、ワッフルとケーキはイマイチというか、はっきり言って不味かったです(すんません)
お茶は美味しかったのになぁ。
広い敷地内にはギャラリー&ショップもあり、こちらもいい雰囲気でございました。
ということで、紅葉狩り第4段は終了。
焼き芋色のお山が見事だったわ~~。
こちらは、ショップで買ってきたゴーテリア・プロクンベンス(長っ)
赤い実がクリスマスやお正月にもピッタリの可愛さでしょ。
耐寒性が強いので戸外で越冬OKだそうです。
枯らさないようにしなきゃ(汗)