愛犬家が2000人集まる犬の幼稚園 BuddyDog

犬の幼稚園 Buddy Dogのようす

ブログ説明





特別なトレーニングをして何かを教えるというよりも、社会化を重視

吠える、噛むなどの問題行動が出る愛犬たちは、とても多いです。

ひどくしないためには、家庭に迎えてからすぐにでも、社会化の勉強を始める必要があります。

愛犬の問題行動の原因は社会化不足と飼主さんの無知・無関心や誤ったしつけだと思います。

問題の原因を理解し、それに対してどう接したら良いかを指導し、飼主さんが自らできるようにする。

多くは犬を甘やかし飼主が犯してしまった間違いを見つけ、愛犬とうまくつき合えるようにすることです。

それが犬幼稚園 Buddy Dogのしつけ方です。

園長が飼主として、一番にこころがけていること、それは、他人に迷惑をかけないことです。

犬が好き、苦手、どっちでもない、すべての人に、犬がいることで、できるだけ迷惑をかけないことです。

そのために「社会化」「しつけ方」は絶対に必要です。

留守がちな家で犬を飼うには

2006-07-02 00:40:59 | しつけ
犬はもともと社会的な動物で、家族や仲間とのふれあいを必要とします。
ですから、ひとりで時間を過ごすことを得意としていません。

また特に子犬の期間は、トイレのしつけや咬みつきの抑制、社会化トレーニングなど、やるべきしつけが非常に多いことから、それすらできない忙しい状況で子犬との共生を始めることはお勧めできません。

無理をして子犬を飼い始めたところで、きっと後悔することになります。

まずはそのマイナス面を補うための努力ができるか、考えてみることにしましょう。

「子犬のしつけは最初が肝心」と、これまで何度もご紹介してきました。

特にトイレのしつけは、定期的に子犬をトイレに連れて行くこと、失敗をさせないことがポイントでした。

しかし留守中の家では、これらの原則を守ることは不可能です。

また子犬は体力的に弱いため、急に体調を崩して危険な状況になることも考えられます。

犬を飼い始めて少なくとも2週間は誰かが家にいて、子犬の行動を監視している必要があります。

子犬のための「育児休暇」を誰かがとることがベストです。

しかしそれもなかなか難しいことでしょう。

とすれば、他の人にお願いするほかありません。

友達や親戚、近所の犬好きの方に、子犬と一緒に家にいてもらうか、その方のうちで子犬を預かってもらうかして、シッターを頼んでみましょう。

犬好きの人ならば引き受けてくれるかもしれません。

昼間はできない子犬のトイレトレーニングは、あなたの帰宅後や休日に集中して行うことになります。

留守中はハウスとトイレ、コングを入れたサークルに子犬を入れますが、子犬と一緒にいられる時には定期的にトイレに連れて行くトレーニングを行いましょう。

普段、留守番をさせられている犬にとっては、家族と一緒にいられる時間こそが至福のときです。

愛犬と一緒に遊んだり、散歩に行ったり、トレーニングをしたりという時間は、どんなに忙しくても毎日設けるようにしてください。

運動不足でエネルギーの発散ができていない犬は、イタズラや無駄吠えなどの困った行動や、ストレスによる異常な行動(体をなめる、しっぽを追いかけるなど)が多くなる傾向があります。おもちゃを使っての追いかけっこや引っ張りっこなどの遊びは室内でも充分にできます。

また散歩を通じて、外の環境とふれあう機会を与えてあげることも大切です。

散歩中には、ボール遊びなどの運動もしてあげてください。

『無添加』表示のうそ

2006-07-02 00:30:08 | ドッグフード
ドッグフードは肉や穀物などのあらゆる素材の加工物です。

加工製品が無添加なワケがありません。

無添加というと、「有害なものが入っていない」というイメージですが、単純に「添加していない」と言っているだけです。

何を添加していないのか、それが分からないと何の判断も出来ません。

合成保存料無添加、着色料無添加など、「何が無添加なのか表示する義務」があります。

「保存料無添加!」などという表現のドライフードや、ウェットタイプのフードをたまに見かけますが、正直、疑問です。

なんにも保存料が入っていないのに、なぜ賞味期限が1年~3年以上もあるのでしょう?

本当に保存料を使用していないドッグフードもありますが、それらの商品の賞味期限はとても短く、製造日から3ヶ月くらいが一般的です。

開封後は1ヶ月以内に食べきることが条件となっているものがほとんどです。
(ほとんどの製品にはビタミンなどで酸化防止をしています。完全な保存料無添加のドッグフードはあまり見たことがありません)

『開封後はいついつまでに食べきってください』とか『製造後何ヶ月以内に与えてください』などの表現がどこにも見当たらないのに、『保存料無添加』などの表示があるフードは疑ってもいいでしょう。

私が以前使っていたフードはシンクの下に1年間転がっていてもカビすら出ないりっぱな無添加フードでした。

発見した時は、唖然として何も言えない状況になってしまいました。皆さんはそんな経験ありませんか?

ペットフードは製造段階で保存料を添加していなければ『無添加』なのです。

原材料やその調達の段階で大量の化学薬品を使用していても『無添加』なのです。

【ドライフード】といっても、10%以下の水分を含有しています。

その上、エネルギー源として動物性油脂(脂肪)が必ず含まれています。

その『動物性油脂』は非常に酸化しやすい性質を持っています。

水分と油分がある肉加工品を、保存料無しで常温での長期保存は自然に考えて無理があります。

安定剤や保存料が含まれている「ハム・ソーセージ」でさえ、常温で1ヶ月も放置すると腐ってきますよね。

また、ウェットタイプのフードはその『しっとり感』を維持するために必ず『プロピレングリコール』や『グリセリン』などの化学薬品が使用されています。

プロピレングリコールは「酸化防止剤」ではなく「保湿剤」だ。とメーカーは言うかもしれませんが、この化学薬品は、

・触るだけで接触性皮膚炎を起こす。

・飲み込むと、肝臓、賢蔵、心臓、脳などの障害を引き起こす。

・吸い込んだだけでも中枢神経抑制を起こす。

・染色体異常や溶血作用もある。

などの『好ましくない』症状を引き起こす可能性のある化学薬品です。

こんな添加物をただの『保湿剤だから・・・』という言葉で片付けられてはたまりません。

あなたの愛犬が食べているフードは大丈夫ですか?