愛犬家が2000人集まる犬の幼稚園 BuddyDog

犬の幼稚園 Buddy Dogのようす

ブログ説明





特別なトレーニングをして何かを教えるというよりも、社会化を重視

吠える、噛むなどの問題行動が出る愛犬たちは、とても多いです。

ひどくしないためには、家庭に迎えてからすぐにでも、社会化の勉強を始める必要があります。

愛犬の問題行動の原因は社会化不足と飼主さんの無知・無関心や誤ったしつけだと思います。

問題の原因を理解し、それに対してどう接したら良いかを指導し、飼主さんが自らできるようにする。

多くは犬を甘やかし飼主が犯してしまった間違いを見つけ、愛犬とうまくつき合えるようにすることです。

それが犬幼稚園 Buddy Dogのしつけ方です。

園長が飼主として、一番にこころがけていること、それは、他人に迷惑をかけないことです。

犬が好き、苦手、どっちでもない、すべての人に、犬がいることで、できるだけ迷惑をかけないことです。

そのために「社会化」「しつけ方」は絶対に必要です。

危険な香りのする『麦』

2006-07-14 14:03:20 | ドッグフード
次に安全とは言えない麦をご紹介します。

小麦粉は注意が必要です。

良質な小麦粉はパンや製麺などの原料として利用されていますが、ペットフードに使用される小麦粉はちょっと意味合いが違います。

ほとんどが人間の食品加工の際に出る「クズ」のかき集めで、それらが飼料やペットフードへ回されて「小麦粉」という分類で扱われているそうです。

それらの中には、

作物や雑草の種
外皮
もみ殻

藁(わら)
倉庫のほこり
砂・泥

が含まれている可能性があるそうです。

最近のドッグフードでは、「アレルギーを引き起こす」という理由で、小麦粉を使用していないメーカーもあります。

それらの麦の「クズ」にはいろんな危険が潜んでいます。

1995年には、アメリカ・カルフォルニアにある大手フードメーカーの「ネイチャーズ・レセピー」が、犬達の嘔吐と食欲減退という消費者からのクレームで、数千トンというドッグフードの回収したことがあります。

その損失は金額にして2000万ドルに及んだそうです。

問題は菌類による中毒物質、ヴォミトキシンやマイコトキシキン(カビによってもたらされる有毒物質)が小麦を汚染した事によるものだったそうです。

この菌類による中毒物質は小麦だけに発生するわけではありませんので
誤解されないようにお願いします。

その他のフードメーカでも同じような毒素のために、25頭の犬が死亡したこともあります。
(レセピーはその後、すばやくFDA(アメリカ食品薬品局)に介入を依頼して問題を解消したそうです)

この事件に関して腹立たしい記事があります。
引用:
『Dina Butcher(ノースダコタ知事 Edo Schafer のための農業政策アドバイザー )は、「ネイチャーズレセピー」でのヴォミトキシンが発見された事は、人に対してはそんなに危惧する事ではないと結論づけました。
その理由は「ペットフードに使用される穀物は高品質なものではないから」というものでした。』
『WMP/ペットフードの真実』より

ようするに、その事件はドッグフードのことだから、人間の食用の物とは関係ない。どうせ犬のエサに使う物など、そんなに品質が良い必要などない。と言うことでしょう。

犬を飼っている人から見れば、より安全で品質の良いものを与えたいと考えますが、犬を好きじゃない人からすると、犬のエサなんかどうでもいい。というのが現状なのかもしれません。

米国のドッグフードで犬大量死・発がん物質混入
MSNニュース ()
CNN co.jp (2005/12/31)
U.S.FDA (2005/12/30)
Cornel Univ.(2006/1/6)

《以下引用》
米国東部を中心にカビに含まれる発がん物質アフラトキシン入りのドッグフードを食べたイヌが死亡する例が相次いでいる。コーネル大の研究者はウェブサイトで、過去数週間で少なくとも100匹が犠牲になったと警告している。
問題となっているのは、高級ペットフードとして日本でも人気のあるダイヤモンドペットフード社のペットフード。サウスカロライナ州ガストンの工場で製造され、全米23州と海外で販売されている19種のドッグフードとキャットフードにアフラトキシンが発見された。同社は昨年12月21日に商品のリコール(自主回収)を始めたが、まだ気づいていない飼い主が多く、嫌がるイヌに無理やり食べさせ、死なせる例もあるという。
初期症状は食欲をなくし、ひどくなるとおう吐、黄だんの症状が出る。同大によれば、肝機能不全の症状が出たイヌの3分の2は死に至るという。また命を取り留めても、肝臓の障害やがんに苦しむ可能性がある。
毎日新聞 2006年1月7日 20時01分 
(最終更新時間 1月7日 20時30分)
一体どのような経緯でこのような事故が起きてしまったのでしょう?

アフラトキシンの原因になるのはコーンなどの乾燥穀類なので、どんなフードにも普通に含まれています。
表示に「アフラトキシン○○含有」などと書いてある訳ではないので、結局内容を見ても何の役にも立ちません。

しいて言うなら、穀物類の配合が少ないフードよいかもしれません。
最近「無添加」「自然食」がブームですが、適切な防腐処置が成されていないものは当然ながら「腐敗・カビ」の混入する可能性が高まりますので、ご注意ください。
ただし、加工段階で適切に防腐・防カビ処置がされていても、原材料の段階でカビ毒汚染がある場合にはどうしようもないかもしれません。

小麦ではなく、『オートミール』や『オーガニック大麦』、『全粒大麦』などと表示されているドッグフードを・・・・・・。

麦類について

2006-07-14 10:39:50 | ドッグフード
麦(小麦・大麦・オート)などについて

これら『麦系』についても、一概に良い悪い・安全危険という表現はできません。

というのは、危険な物もあるし、安全なものもあるので、断定した表現は難しいのです。

ではまず安全で栄誉価値の高いものをご紹介します。

「麦」といっても沢山あります。

大麦
小麦
ライ麦
カムート麦
オート麦
スペルト麦
オーツ麦
などなど...

その中でもドッグフードに使用される代表的な麦は、小麦・大麦・オート麦です。

よく聞く、オートミールというのは、オート麦の実の部分のことを言います。

麦の「カス」と間違われやすいですが、正真正銘の実の部分のみを砕いて粉状にしたものが「オートミール」と呼ばれています。

大麦・オート麦は比較的栄養価の高いものだと言われています。

大麦は消化吸収の大変よいアルブミン、グロブリンといったたんぱく質が豊富で、食物繊維も不溶性と水溶性繊維をバランス良くたくさん含んでいます。

オート麦は食物繊維、カルシウム、鉄分が豊富で、古代より薬草や麻薬中毒の治療薬として用いられてきました。

内部が何重もの外皮に包まれており、農薬を用いることなく順調に栽培することが可能な麦です。