地上を旅する教会

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でもその一滴の水があつまって大海となるのです。

平和と互いの向上【2014年元日:教皇、正義と平和への願いを神の母マリアに託す 】

2014-01-02 04:33:42 | 今日の御言葉



だから、平和や互いの向上に役立つことを
追い求めようではありませんか。

「ローマの信徒への手紙/」 14章 19節
新約聖書 新共同訳



平和は、ほほえみから始まります。

マザーテレサ
(マザーテレサ『愛と祈りの言葉』より)




◆2014年元日:教皇、正義と平和への願いを
神の母マリアに託す

◆バチカン放送局2014年1月1日
2014-01-01 17:01:33



2014年の元日を迎え、教皇フランシスコはバチカンの聖ペトロ大聖堂で「神の母聖マリア」を祝うミサをとり行われた。

カトリック教会の典礼暦は、1年の最初の日を神の母聖マリアに捧げている。

またこの日は、カトリック教会の「世界平和の日」が記念される。「世界平和の日」は、1968年、ベトナム戦争が激化する中、当時の教皇パウロ6世が、平和のために特別に祈る日として制定。戦争や分裂、憎しみや飢餓などのない平和な世界を祈る日となっている。

第47回を迎えた今年の「世界平和の日」は、「平和への道と基盤としての兄弟愛」をテーマとしている。

「主があなたを祝福し、あなたを守られるように。主が御顔を向けてあなたを照らし、
あなたに恵みを与えられるように。主が御顔をあなたに向けて、あなたに平安を賜るように」(民数記6,24-26)。

主がモーセに対し、アロンとその子らに伝えるようにと教えたこの祈りを、力と勇気と希望の言葉として、教皇は新年の説教で引用。

その希望は儚い幻想でも、未来に対する無邪気な願望でもなく、神の祝福と愛情深い保護に裏付けられたものと話された。

この祈りが願う神の祝福は、マリアの中に完全に実現されたと教皇は述べ、神の母であると共に自分たちの母として、キリスト教信者たちの信仰の歩みにおいて常に心に位置を占めてきたマリアの存在を示された。

「見なさい、あなたの母です」(ヨハネ19,27)と、イエスが十字架上でマリアを愛する弟子に母として託された時から、神の母はわたしたちの母にもなり、以来わたしたちの信仰の歩みはマリアと固く結ばれてきたと教皇は説かれた。

マリアの謙遜と神の御旨に応える生き方は、わたしたちの信仰と福音宣教の使命において指針を与え続けると述べた教皇は、わたしたちの信仰の歩みと、人々と世界が必要としているもの、特に神の正義と平和に対する渇望を、神の母マリアに委ねて祈るよう招かれた。

(2014-01-01 17:01:33 )




★教皇、
大晦日に感謝の祈り「テ・デウム」、
元日には「神の母聖マリア」と
世界平和に捧げるミサ

◆バチカン放送局 2013年12月31日
2013-12-31 13:10:55


カトリック教会の典礼暦は1月1日に「神の母聖マリア」の大祝日を記念する。

教皇フランシスコは、12月31日午後5時から聖ペトロ大聖堂で、神の母聖マリアの大祝日前晩の祈り(第一晩課)をとり行われ、この中で過ぎた1年を神に感謝し「テ・デウム」(感謝の祈り)を捧げられる。この後、教皇は聖ペトロ広場に設置されたプレゼピオ(イエスの降誕場面を再現した馬小屋の模型)をご覧になる。

明けて2014年1月1日、午前10時より、教皇は「神の母聖マリア」とカトリック教会の「第47回世界平和の日(テーマ:平和への道と基盤としての兄弟愛)」を記念するミサを聖ペトロ大聖堂で司式される。正午には巡礼者と共に聖母への祈りを唱えられる。

(2013-12-31 13:10:55 )

【今日の御言葉】