http://heartshuppan.sblo.jp/s/article/101769632.html

わたしたちとしては
死の宣告を受けた思いでした。
それで、自分を頼りにすることなく、
死者を復活させてくださる
神を頼りにするようになりました。
「コリントの信徒への手紙二」/ 01章 09節
新約聖書 新共同訳
信仰が深まれば、いかなる宗教、階層、肌の色、
国籍、貧富の差も存在しないとわかります。
マザーテレサ
(マザーテレサ 「愛と祈りの言葉」より)

▲「テキサス親父」ことトニー マラーノさん(写真)
http://osakacocorosan.seesaa.net/article/402279360.html
★【痛快!テキサス親父】
構図がそっくりな「靖国」と「慰安婦」
バチカンで行われていた日本人戦犯のミサ
■zakzak 2014年 7月25日
http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/20140725/dms1407251140004-n1.htm

▲マラーノ氏(中)は、友人とともにサン・ピエトロ大聖堂を訪ねた
ハ~イ!日本のみなさん! 俺は先日、ある目的を持って、カトリック教会の総本山、サン・ピエトロ大聖堂がある、バチカン市国を訪問した。国連欧州本部があるスイス・ジュネーブで、国連人権委員会の調査をした(前回連載参照)後、友人たちと訪ねたんだ。
俺の祖父母4人は、イタリアから米国に渡った移民だ。つまり、生まれて初めて、自分のルーツである国に行ったわけだ。俺はローマ・カトリック教徒なので、壮大な大聖堂を見たときはとても感動した。
バチカン訪問の目的だが、日本の友人から「第2次世界大戦のA級戦犯14人が、東京・九段の靖国神社に合祀された(1978年)後、東京のお寺の僧侶が、当時のローマ法王にお願いして、サン・ピエトロ大聖堂で日本人戦犯のためのミサを行った」という話を聞いたからだ。
これが事実かどうかを確かめに行ったんだ。
靖国神社については、安倍晋三首相をはじめ、日本の歴代首相や閣僚らが参拝するたびに、中国や韓国が「戦争犯罪人が祀られている神社へ行くなんてとんでもない」と批判している。バチカンが戦犯のためのミサを行ったとすれば、中韓はローマ法王庁も批判しないと一貫性がないよな。
さて、バチカンでの調査だが、残念ながらサン・ピエトロ大聖堂では確認できなかった。大聖堂に到着したとき、約2キロもの行列ができていて、時間的に中に入って調べることができなかったんだ。代わりに、俺の所属するテキサスのカトリック教会の神父さんを通じて、事実関係を確認してもらった。
すると、ローマ法王庁から「1980年に(日本人戦犯のための)ミサが行われたことは事実である」という返事がきた。さらに詳細を知るため、現在、神父さんを通じてローマ法王庁に問い合わせをしている。返事が来たら、また、みなさんに紹介しようと思う。
俺は2011年の初来日以来、日本に行くたびに靖国神社を参拝している。これは、国のために尊い命を捧げた人々の魂や精神に敬意を払うためだ。文化的に進んだ国や国民にとっては当然のことだ。
靖国神社へのA級戦犯合祀は、朝日新聞が79年4月に報道して、一般的に知られた。その後、日本の首相3人が何度も参拝したが、中国も韓国も一切問題にしなかった。中国や韓国が騒ぎ出したのは、朝日新聞が85年8月15日、当時の中曽根康弘首相の公式参拝を批判してからだ。慰安婦問題の構図とソックリだな。
親愛なるみなさんと日本と米国、そしてイタリアに神のご加護がありますように。
では、また会おう!
■トニー・マラーノ
評論家。1949年生まれ。テキサス州在住のイタリア系米国人。サラリーマンを退職後、動画サイト「ユーチューブ」などで連日、評論活動を行っている。世界のあらゆる“悪”と戦う「プロパガンダ・バスター」でもある。大変な親日家であり、日本でも圧倒的ファンを獲得している。著書に『テキサス親父の「怒れ! 罠にかかった日本人」』(青林堂)など。

▲トニーマラーノ著 西村幸祐 監修
『テキサス親父の「怒れ! 罠にかかった日本人」』(写真)