遊月(ゆづき)の日々これ修行なり~

パワースポット研究家(おたる案内人)でセラピスト遊月のブログ
【パワースポットニッポン(VOICE)北海道担当】

島根県立八雲立つ風土記の丘

2023-06-25 23:33:00 | パワースポット情報
✴︎島根県立八雲立つ風土記の丘2023年5月22日訪問)✴︎

 埴輪の鹿(見返り鹿)

「風土記の丘とは、遺跡及び歴史資料の保存及び活用を目的として設置された
史跡等の遺跡を中心とする 野外博物館 ・公園である」
               Wikipediaより


ということで「風土記の丘」は全国にあります。
こちらは島根県の風土記の丘ということになります。


島根県の「風土記の丘」があるのは、古代出雲国の中心地、意宇郡大庭・竹矢地区。
このあたりには、国庁をはじめとする、歴史的建造物や古墳などの遺跡が数多く存在します。
八重垣神社や神魂神社などもその文化の中心地にあったため、ここからかなり近い場所にあります。
そして、この風土記の丘でレンタサイクル ができます。
 
バスと徒歩で移動予定だった当初は、ここで自転車を借りるよていでした (熊野大社はさすがに遠すぎて、車で行けてよかった)
遺跡なども含め、自転車で回れる距離感でたくさんの見所があります。

この資料館の入り口には
「フラッシュ撮影以外でしたら、いくらでも写真を撮ってSNSでぜひ、発信してください」と書いてあります。
ありがとう、発信します!

敷地内にある古墳からの出土品含め、埴輪や縄文時代、石器時代にさかのぼる遺物などがたくさん展示されています。

中でもこの、見返り鹿。かわいくないですか??

見返り鹿ってなに?
と思われた方も多いでしょう(笑)
「見返り鹿」、見ての通り可愛くて、みんなのアイドルです。
それを、直接見ることができるなんて!
この風土記の丘資料館に着いたら最初に駆け寄りました(笑)

ちなみに見返り鹿は全国で3体しか出土されていないそうです。

実は埴輪って動物も多いのです。
埴輪と言うと、口と目がポカンと空いて、手なのかびっくり棒なのかわからない両手を上と下にした、茶色いつるんとした埴輪くんのイメージ強いと思いますが。

ちょっと思っているのと違うけど、こんなイメージ(展示されていたもの)

人や動物以外にもお家やら色々あるのです。

埴輪が作られた理由は諸説あります。
かつて権力者が亡くなると、古墳に葬られたのですが。
その時、使っていた道具や動物はもちろんのこと、仕えていた人も一緒に古墳に埋められました😅

そんな乱暴なことを改善するため、天満宮でおなじみ菅原道真の祖先でもあり、相撲の始祖でもある出雲国にいた野見宿禰(のみのすくね)という人が垂仁天皇に、
「君王の陵墓に生人を埋め立てるのは、実に良くないことです」と進言しました。
そして、出雲国から「土部」と呼ばれる職人を百人ほどを呼び、人や馬、その他さまざまな形の「土物(はに)」を作って日葉酢媛命(垂仁天皇の后)の墓に立てたと伝わっています。


【展示内容】
「古代出雲の中心「意宇」には、約2万年前の旧石器時代、そして縄文時代にも人々が住んでいた。弥生時代になると稲作農耕が行われ、集落の数が増加し、中心地としての基盤ができました」とあります。
神話などがパネルで紹介されています。

こんな感じ。






「 (奈良時代復元模型)
東西4.8㎞、南北3.5㎞の千分の一の奈良時代の景観を復元した模型。
古代の地方都市をこれだけリアルに復元できるのは出雲以外にはなく、必見のジオラマ」とあるのですが。

ここが一番お気に入りになりました。
一緒に行ったWさんと二人、ジオラマの中にあるそれぞれの遺跡の紹介の全ビデオ見ました(笑)


あのビデオ、DVDで販売していたら全部欲しい。
とても勉強になりました(*^_^*)


「出雲は埴輪の起源と関わりがあるともされます。
なかでも平所遺跡埴輪窯跡出土の「見返りの鹿」埴輪(重要文化財)や人物埴輪群としては日本最古級(5世紀中頃)の石屋古墳出土埴輪はとても有名」
とのこと。

何度も出すよ、この見返り鹿


「この地域の豪族が、どのような経緯をたどって出雲の盟主に成長したのか、古墳の在り方をもとに紹介。
岡田山1号墳出土の「額田部臣」銘文入り大刀(重要文化財)は、ヤマトとの関係をもつリーダー(臣)が6世紀後半段階に実在したことを示す根本史料として貴重」


部姓の記載された事物としては日本最古のもの。 

発掘された刀に「額田部臣」の文字が刻み込まれていることがすごいのです。     
額田部は推古天皇に関わる一族。
その名を刻んだ刀が出土したことで、当時からヤマトと出雲に関わりがあったことが判明した重要な遺物なのです。

古代出雲にスポットを当てた旅ですから、最近のたたら製鉄とか勾玉とか、たくさん興味のあるものが展示されていたけれど、ササっとしか見れませんでした。

次回もまた来たいです(*^_^*)

もちろんレプリカ

ちなみに外には、本物の古墳があるので、このあと行きました(*^_^*)




*このレポートのつづき*
*このレポートの一つ前に戻る*


【島根県立八雲立つ風土記の丘】
 
住所:島根県松江市大庭町456
アクセス:
JR松江駅より一畑バス八雲行き 約18分、風土記の丘入口下車 徒歩2分
JR松江駅より市営バスかんべの里行き 約18分、風土記の丘下車 すぐ

開館時間 : 9:00~17:00(入館は16:30まで)
休館日 : 火曜日(祝日の場合は翌日)

社宝・文化財など:
重要文化財


備考:
島根県立八雲立つ風土記の丘 


*このレポートの目次へ戻る*
*パワースポットの目次へ戻る*


~パワースポットで感じたエネルギーを短編小説にしました~

~北海道の記事と写真担当しました(*^_^*)~


★公式LINEアウント(セラピスト遊月)
毎朝、その日のメッセージをお届け。

毎週木曜日22時発行(スピ系エッセイと物語)
毎週金曜日の夜アップ(パワスポや潜在意識のこと)
ブログでは書けないパワスポ情報やスピ情報をお届け

*占いなどの申込 *新規の方はこちらに送付ください*
 lovepengel@gmail.com
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« これも一種の言霊 | トップ | 岡田山古墳(1号墳・2号墳) »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。