南海電鉄。
過去には「こうや」・「ラピート」といった看板特急の乗り・撮り鉄を楽しみました。
また「サザン」も新型12000系「サザンプレミアム」も含み撮影はしたものの未乗でした。
何故に「サザン」に未乗なのか?
「サザン」を意識したのはもう8年近く前になりますが復刻塗装の特別運行の時ですね。
This color brings back memories. ~南海7000系・10000系~
私にとってそれ程興味を持たない南海電鉄ですがこの時は幼心に記憶の有る南海カラーの復刻編成撮影に
ワクワクしながら出撃しました。
が、その撮影時に一般車の7000系には乗車しましたが10000系には未乗でした。
正直、ロングシートの一般車と併結する10000系の地味なスタイルに有料特急としての魅力を感じませんでした。
純然たる通勤型一般車と同等の走りスペックというのも特急車としてのインパクトに欠けるのです。
実用上、問題は無くとも有料特急車が低い歯車比で唸りをあげる走行音は許せませんよね(笑)。
でも私自身が歳を重ねる毎に寛大な気持ちを持つ様になったのか?嗜好の変化か?
特別車+一般車というサザンと同様の構成を持つ名鉄特急に対してもその存在意義というか価値観を
素直に認められる様になりいつしか「サザン」の座席指定車両の乗車機会を伺っていました。
その機会を生んだのは『めでたいでんしゃ』でした。
弊ブログでいわゆるラッピング車の紹介が増えているのは私も薄々感じていたのですが
『めでたいでんしゃ』が走る加太線は僅か9.6 kmの支線。
そんな支線に4編成もの専用列車を投入する力の入れ具合に興味を覚えていたのです。
という事で今回は「サザン」乗車と「めでたいでんしゃ」の乗り・撮りを楽しむべく出撃と相成りました。
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私の居住地から難波は少々遠いのですがこの日は頑張って早起きしました。
南海では最新鋭となる12000系「サザン・プレミアム」を狙っての乗車です。
気になる一般車の併結相手は8000・8300・9000系という事ですが当該列車は一番古めかしい
9000系とのペアでやって来ました。
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過去に撮影したのは「サザン・プレミアム」に8300系のペアで最新型編成といった感じでした。
今年の初撮りは南海電鉄
この写真ではリクライニングシート有料車とロングシート一般車の併結ではありますが
車体断面等はほぼ変わらず違和感は殆ど有りませんが9000系とのペアでは違和感たっぷり!
しかし、齢を重ねた私にはこの組み合わせに嬉しさを感じたのでした。
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スマホ写真で申し訳無いのですが12000系の車内の様子です。
シートピッチは測定出来ませんでしたが1,000mm程は有るようです。
掛け心地は近鉄特急の背もたれを倒すのに合わせて座席後部が沈み込むゆりかご式と呼ぶ
リクライニングシートに慣れたせいかリクライニング時のお尻の納まり具合に不満が有りました。
乗り心地に関しては軌道の状況が大きく影響した様で1,067mmの狭軌が云々では無く
曲線区間も多いのが禍したのか快適感はミニマムというのが偽ざる感想です。
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この日は最前列右側の特等席に座れたのですが前面窓の下縁が少々高く首を伸ばさなければ
全面展望を楽しめませんでしたしそれよりも真正面に乗務員のかばんがデン!と置かれ
そのかばんが前面展望を大きく邪魔していた事が大変残念でした。
この辺りは悪気は無いにしても少しだけ乗客に対して気遣って欲しいと感じました。
62分の『サザンプレミアム』の旅は終わりを告げ和歌山市に到着!
加太線はひと駅難波寄りの紀ノ川が起点なんですが加太線の列車は和歌山市発着なので
『サザン』から直接に乗り継ぐ事が出来ます。
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『めでたいでんしゃ・かしら』が待っていました。
隣に見えるのは紀勢線・ワンマン仕様の227系1000番台です。
古い南海車とJR西の最新鋭車が顔を揃えるなんて・・・面白いですね。
どちらも2両ワンマン仕様です。
この並びを眺めた後『めでたいでんしゃ・かしら』に乗り込みます。
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『めでたいでんしゃ・かしら』
7100系を改装した『めでたいでんしゃ』シリーズの4編成目。
“冒険船”をイメージ、そこに音楽・宝や冒険をモチーフにした車内外のデザインになっています。
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和歌山市を発車した時点で座席のほぼ半分が埋まる状況でしたが一駅毎に乗客が下車し
西ノ庄を過ぎると2両目は乗客ゼロ!
お陰でこんな写真を撮る事が出来たのです。
和歌山市から30分で終点・加太に到着。
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春の陽気を感じながら徒歩・15分程で加太港。
港に面した通りには幾つかのお店が有り、鯛をはじめとする新鮮な魚を味わえます。
今回訪れたお店は一切撮影はNGという事でしたので料理のご紹介は出来ませんが
大変美味しい料理を頂くことが出来て大満足でした!
お腹を満たした後は加太線フリー乗車券で電車の撮影・乗車を楽しみました。
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『めでたいでんしゃ・かしら』
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『めでたいでんしゃ・なな』
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『めでたいでんしゃ・かい』
この日は全4編成中、3編成を撮影する事が出来ました。
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『めでたいでんしゃ・なな』車内
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和歌山市駅で休む『さち』と『かい』
4編成共、内外装はそれぞれカラーやデザインが違うのでこれらの乗り比べも面白いですね。
今回は『めでたいでんしゃ』のトップバッター『さち』の運行には会えませんでしたが
またいつか機会を作り加太線を訪れたいと思います。
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今回のミニトリップは『サザン』で締めくくります。
1本前の『サザン』は『サザンプレミアム』だったのですが今日は『サザン』の
乗り比べも目的の一つなのでそれは見送り10000系『サザン』に乗車。
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車内は以前乗車した30000系『こうや』の雰囲気に似ています。
一世代、いや二世代前の有料特急車!昭和の香りが漂って来ます。
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御覧の様なシートですが意外にこのシートとても柔らかくそれでいて
掛心地が良く、個人的には12000系よりグッドです。
窓下の壁面がカーペット仕様というのが珍しいですね。
今回は『めでたいでんしゃ』と『サザン』とを満喫出来て正にめでたいな~で
記事を締めくくりたいと思います。
過去には「こうや」・「ラピート」といった看板特急の乗り・撮り鉄を楽しみました。
また「サザン」も新型12000系「サザンプレミアム」も含み撮影はしたものの未乗でした。
何故に「サザン」に未乗なのか?
「サザン」を意識したのはもう8年近く前になりますが復刻塗装の特別運行の時ですね。
This color brings back memories. ~南海7000系・10000系~
私にとってそれ程興味を持たない南海電鉄ですがこの時は幼心に記憶の有る南海カラーの復刻編成撮影に
ワクワクしながら出撃しました。
が、その撮影時に一般車の7000系には乗車しましたが10000系には未乗でした。
正直、ロングシートの一般車と併結する10000系の地味なスタイルに有料特急としての魅力を感じませんでした。
純然たる通勤型一般車と同等の走りスペックというのも特急車としてのインパクトに欠けるのです。
実用上、問題は無くとも有料特急車が低い歯車比で唸りをあげる走行音は許せませんよね(笑)。
でも私自身が歳を重ねる毎に寛大な気持ちを持つ様になったのか?嗜好の変化か?
特別車+一般車というサザンと同様の構成を持つ名鉄特急に対してもその存在意義というか価値観を
素直に認められる様になりいつしか「サザン」の座席指定車両の乗車機会を伺っていました。
その機会を生んだのは『めでたいでんしゃ』でした。
弊ブログでいわゆるラッピング車の紹介が増えているのは私も薄々感じていたのですが
『めでたいでんしゃ』が走る加太線は僅か9.6 kmの支線。
そんな支線に4編成もの専用列車を投入する力の入れ具合に興味を覚えていたのです。
という事で今回は「サザン」乗車と「めでたいでんしゃ」の乗り・撮りを楽しむべく出撃と相成りました。
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私の居住地から難波は少々遠いのですがこの日は頑張って早起きしました。
南海では最新鋭となる12000系「サザン・プレミアム」を狙っての乗車です。
気になる一般車の併結相手は8000・8300・9000系という事ですが当該列車は一番古めかしい
9000系とのペアでやって来ました。
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過去に撮影したのは「サザン・プレミアム」に8300系のペアで最新型編成といった感じでした。
今年の初撮りは南海電鉄
この写真ではリクライニングシート有料車とロングシート一般車の併結ではありますが
車体断面等はほぼ変わらず違和感は殆ど有りませんが9000系とのペアでは違和感たっぷり!
しかし、齢を重ねた私にはこの組み合わせに嬉しさを感じたのでした。
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スマホ写真で申し訳無いのですが12000系の車内の様子です。
シートピッチは測定出来ませんでしたが1,000mm程は有るようです。
掛け心地は近鉄特急の背もたれを倒すのに合わせて座席後部が沈み込むゆりかご式と呼ぶ
リクライニングシートに慣れたせいかリクライニング時のお尻の納まり具合に不満が有りました。
乗り心地に関しては軌道の状況が大きく影響した様で1,067mmの狭軌が云々では無く
曲線区間も多いのが禍したのか快適感はミニマムというのが偽ざる感想です。
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この日は最前列右側の特等席に座れたのですが前面窓の下縁が少々高く首を伸ばさなければ
全面展望を楽しめませんでしたしそれよりも真正面に乗務員のかばんがデン!と置かれ
そのかばんが前面展望を大きく邪魔していた事が大変残念でした。
この辺りは悪気は無いにしても少しだけ乗客に対して気遣って欲しいと感じました。
62分の『サザンプレミアム』の旅は終わりを告げ和歌山市に到着!
加太線はひと駅難波寄りの紀ノ川が起点なんですが加太線の列車は和歌山市発着なので
『サザン』から直接に乗り継ぐ事が出来ます。
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『めでたいでんしゃ・かしら』が待っていました。
隣に見えるのは紀勢線・ワンマン仕様の227系1000番台です。
古い南海車とJR西の最新鋭車が顔を揃えるなんて・・・面白いですね。
どちらも2両ワンマン仕様です。
この並びを眺めた後『めでたいでんしゃ・かしら』に乗り込みます。
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『めでたいでんしゃ・かしら』
7100系を改装した『めでたいでんしゃ』シリーズの4編成目。
“冒険船”をイメージ、そこに音楽・宝や冒険をモチーフにした車内外のデザインになっています。
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和歌山市を発車した時点で座席のほぼ半分が埋まる状況でしたが一駅毎に乗客が下車し
西ノ庄を過ぎると2両目は乗客ゼロ!
お陰でこんな写真を撮る事が出来たのです。
和歌山市から30分で終点・加太に到着。
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春の陽気を感じながら徒歩・15分程で加太港。
港に面した通りには幾つかのお店が有り、鯛をはじめとする新鮮な魚を味わえます。
今回訪れたお店は一切撮影はNGという事でしたので料理のご紹介は出来ませんが
大変美味しい料理を頂くことが出来て大満足でした!
お腹を満たした後は加太線フリー乗車券で電車の撮影・乗車を楽しみました。
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『めでたいでんしゃ・かしら』
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『めでたいでんしゃ・なな』
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『めでたいでんしゃ・かい』
この日は全4編成中、3編成を撮影する事が出来ました。
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『めでたいでんしゃ・なな』車内
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和歌山市駅で休む『さち』と『かい』
4編成共、内外装はそれぞれカラーやデザインが違うのでこれらの乗り比べも面白いですね。
今回は『めでたいでんしゃ』のトップバッター『さち』の運行には会えませんでしたが
またいつか機会を作り加太線を訪れたいと思います。
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今回のミニトリップは『サザン』で締めくくります。
1本前の『サザン』は『サザンプレミアム』だったのですが今日は『サザン』の
乗り比べも目的の一つなのでそれは見送り10000系『サザン』に乗車。
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一世代、いや二世代前の有料特急車!昭和の香りが漂って来ます。
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御覧の様なシートですが意外にこのシートとても柔らかくそれでいて
掛心地が良く、個人的には12000系よりグッドです。
窓下の壁面がカーペット仕様というのが珍しいですね。
今回は『めでたいでんしゃ』と『サザン』とを満喫出来て正にめでたいな~で
記事を締めくくりたいと思います。
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