空飛ぶ自由人・2

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ビッグバンド ジャズコンサート

2023年04月08日 23時00分00秒 | 身辺雑記

今日は、午後から、カミさんと一緒に、↓ここへ。

浦安音楽ホール


二つあるホールのうち、
小さい方のハーモニーホール

というのは、↓のチラシを公民館で見つけ、

ビッグバンドを3千円足らずで聴けるなら、
と参った次第。

ザ・フォース・アベニュー・ビッグ・サウンズ・オーケストラ


2009年に創立されたバンドで、
四街道市を中心に、
千葉全域で音楽活動をしているという。

今日の編成は、
サックス5(うち2はクラリネットを兼ねる)、
トロンボーン4、トランペット4、
ギター1、ベース1、ピアノ1、ドラムス1の
17人。
うちドラムスは2人いて、
前半と後半で入れ代わり。
6曲は、女性シンガーのボーカル付き。

曲目は、第1部が
Blue Flame
ムーンライト・セレナーデ
YA GOTTA TRY HARDER
サニー・サイド・オブ・ザ・ストリート
THE LADY IDS A TRAMP
BEWITCHED
Day In Day Out
イン・ザ・ムード
Love For Sale
の9曲。

休憩を挟んで、第2部が、
A列車で行こう
危険な関係のブルース
COUNT BUBBA
イパネマの娘
EMBERCEABLE YOU
マック・ザ・ナイフ
鈴懸の道
Just Friends
TIME CHECK
シング・シング・シング
の10曲。

実は、私は、このバンドを見くびっていた。
よくあるオジサンたちの趣味のジャズ愛好家の集まり、
くらいに思っていた。

しかし、最初の音を聴いて驚愕。
レベルが高い
それもそのはず、
メンバーには、シャープス&フラッツなどで演奏していた
プロが入っている。
日本一の称号を持つ演奏者もいる。
従って、ところどころに入るソロも、
技術が高く、心地よい。
どうやらバンドマスターの児玉好廣さんという人が
人脈で集めた、質の高い演奏者の集まりのようなのだ。

というわけで、
趣味の演奏に付き合うつもりが、
高いレベルのビッグバンドの演奏に遭遇し、
幸福なひとときを過ごしたというわけ。

しかし、200名入る会場に、
60名ほどの入り。
3000円弱の入場料で、
チケットの売上は18万円ほど。
これで19人の演者に対しては、
いくら支払っているのか。
プロだから、まさか無料というわけにはいくまい。
市から、いくばくかの補助が出ているのか。
と、心配になってしまった。

今後の活動は、
千葉市や浦安市、四街道市での
ウクライナ避難民支援チャリティライブや
浦安市民会館や印西市文化ホール、四街道公民館、千葉市美浜文化ホールなどでの
公演があるという。

↓は、コンサートの中で記念撮影をする、という珍事。

従って、撮影OKと判断。

↓は、フィナーレ。

今日の観客は中高年ばかり。
若い人は、ビッグバンドという概念さえ知らないだろう。
いや、ジャズという音楽ジャンルさえ触れることはないかもしれない。

今日、聴いてみて、やはりビッグバンドはいい。
昔、日本にもビッグバンドが華やかなりし時があり、
海外からもベニー・グッドマン・オーケストラや
カウント・ベイシー・オーケストラをはじめ、
沢山のビッグバンドがやって来た時代があった。

これも失われつつある文化か。
その灯火を消さないでほしいものだ。

 


カミさんの「旅行」帰還

2023年03月30日 23時00分00秒 | 身辺雑記

昨日、カミさんが9泊10日の「旅行」から帰って来ました。
海外旅行ではなく、国内旅行。
どころか、市内旅行。
家から徒歩5分くらいのところに宿泊。
要するに、入院です。
面会禁止なので、旅行と同じ。

健康診断で、心臓が時々止まっている、との指摘を受け、
病院で器具をつけて24時間の心臓の動きを調べたところ、
確かに、夜中に4、5回、心臓が止まっている。
はじめ、睡眠時無呼吸症候群との関連も疑われるため、
CPAP治療のマスクを付けて寝ましたが、
寝つかれないと、2週間でギブアップ。
結局、ペースメーカーを付けることになったのです。

ペースメーカー。
名前は知っていましたが、詳しくは知らない。
要するに、不整脈により、
酸素を含んだ血液が脳に十分送られなくなり、
めまいや失神したりするのを防ぐため、
機械を体に埋め込んで、
心臓に電気信号を送り、
心臓が正常な拍動するようにする装置。


技術的には確立しており、
近代の技術革新が医学に応用された
最も成功した医療分野の一つと言われています。

ペースメーカー本体とリード線で構成され、
ペースメーカーから送られた電気信号を心臓に届けるのがリードの役割。
ピンポイントで拍動指示場所にどうやって固定するのでしょうか。

手術は2時間位で終わり、
その後、様子を見るため、1週間の入院生活
退院後は、普通に生活して構いませんが、
定期的に診察を受ける必要があります。
電波を発する機器との接触は注意。
携帯電話は15センチほど話せばよいそうです。

電池は長ければ10年(!)持つといいます。

私は、性分で、気になるので、
「亡くなった時はどうなりますか」
と訊くと、
返品の必要はなく、
そのまま焼却するが、
火葬場の係員には伝えた方がいい、
とのことでした。

カミさんは、1週間、ベッド生活。
退屈しのぎには、
娘のタブレットを借りて、YouTube番組や
ドラマを見ていたそうです。

支払い明細を見ると、
どうやら、費用は100万円くらいかかっているようですが、
高額医療費の最高限度で2万6千円くらいで済みました。
この制度のおかげで、費用の心配をせずに入院できる。
素晴らしい日本の保険制度です。

こんなものをもらいました。

組織もあるようです。

また、ペースメーカーを付けた人が身体障害者に認定される、
ということは、初めて知りました。
その申請に必要な診断書を病院に要請すると、
3週間ほどかかる、とのこと。
3週間
なんで、そんなにかかるのか。
更に、障害者手帳を県に申請すると、
手帳の交付までに、長短あるが、
平均して50日かかるそうです。
50日
どうしてそんなにかかるのでしょうか。
申請が殺到しているのか。
厳密な審査をするのか。

家では、この間、愛猫のこなつが、
「誰か足りない」
と不思議そうな顔つき。
カミさんが帰って来ると、
「あ、みんないる」
という感じで、
カミさんにすりすりしていました。

というわけで、
9泊10日の「旅行」から戻り、
ようやく「家庭」が復活
夫婦と娘、それに猫一匹。
通常の生活が戻りました。

 


門前仲町・大横川の桜

2023年03月27日 23時00分00秒 | 身辺雑記

今年の桜のお花見は、↓ここへ。

門前仲町には、50年近く前、2年ほど住んだことがあります。

黒船橋の側にある、

黒船神社の隣、

ここにあったアパートで、カミさんと二人暮らしを始めました

当時は木造。今は鉄筋です。

すぐそばの大横川の岸には桜並木が。

 

川沿いに遊歩道が出来ています。

おや、これは、

クルーズ船。

楽しそう。

こういう貸し切り船も。

お食事付。豪勢。

これは、金持ちの方。

今、地元で桜まつりが開催されています。

更に下流に行くと、両岸に桜並木が。

 

川に並行して、永代通り。

昔、ここを通って職場に自転車で通ったこともあります。

下町情緒あふれる路地。

時代小説の舞台です。

富岡八幡と

深川不動は、前に来ましたので、スルー。

お昼は、ここで、

ラーメン。

こんなに多くなくても、というくらいの量。

お腹いっぱいです。

 


湯島天神

2023年03月19日 23時00分00秒 | 身辺雑記

古い話で恐縮ですが、

3月4日、湯島聖堂、神田明神の続きです。

徒歩で北へ向かうと、

こんなポスターや、

こんなものが増えて来ました。

着きました。

湯島には何度も来ているのに、

どうして初めてなのか。

梅が見ごろです。

旧称は正式には、湯島天満宮(ゆしまてんまんぐう)。

旧称は湯島神社で、通称は湯島天神(ゆしまてんじん)。

社伝によれば、雄略天皇2年1月(458年)、

勅命により、天之手力雄命(あめのたじからおのみこと)を祀る神社として創建されたと伝えられています。

徳川家康が江戸城に入ってから、徳川家の崇敬を受け、

江戸時代には多くの学者・文人が訪れ崇敬を集める一方、

富くじの興行が盛んになり(江戸三富の一つ)、庶民に親しまれました。

こちらが正面。

本殿。

屋台が並びます。

裏側の階段の梅。

泉鏡花の小説「婦系図」(おんなけいず)の映画・芝居の中で、

この境内で別れ話をする場面があり、

「婦系図の歌(湯島の白梅)」は

戦中時の歌として大ヒットしました。

境内の約300本の梅木のうち約8割は白梅です。

 

盆栽展が開かれていました。

宝物殿が、

まつり期間、特別割引だったので、

入館。

広重の浮世絵にも描かれています。

南北朝時代の天平10年(1355年)、

住民の請願により、菅原道真を勧請して合祀。

学問の神様を祀ったことにより、

受験シーズンには多数の受験生が合格祈願に訪れます。

普段も学問成就や修学旅行の学生らで非常な賑わいを見せています。

こんなものも。

舞台で奉納踊りがされている脇の

この人だかりは、

猿回し

どうやって仕込むのでしょう。

合間の休憩時。

行儀がいいですね。

奉納踊りの中で、

 

フラダンスも。なんで?

というわけで、梅を楽しんだ午後でした。

 


湯島聖堂・神田明神

2023年03月06日 23時00分00秒 | 身辺雑記

2日前のこと。
湯島天神に出かけることにしました。
今、梅が見頃だといいます。

で、その前に、秋葉原で降りて、

ここへ↓。

どでかい海鮮丼を食べさせる、と評判の店。

食材がなくなり次第、その日は閉店にするシステム。

店内にはアニメのポスターやグッズが。

モニターでは、ずっとアニメの映画がかかっています。

出ました。

これ、まるき丼といいます。

まぐろ、づけまぐろ、白身、厚焼き玉子、ぶつ、うに、いくら・・・

白飯に届くまで、刺身を発掘。

女性は大変でしょう。

なんとか完食。

その後、徒歩で、ここ↓へ。

実は、まぐろ亭と湯島天神はすぐ側、
のつもりでしたが、
地図で見ると、違う。
つまり、湯島天神と湯島聖堂を混同していたのだと判明。


ずっと、御茶の水駅から聖橋を渡ったところにあるのを、
湯島天神だと思い込んでいた。
東京に何十年と住んでいながら、
この勘違いは恥ずかしい。

湯島聖堂(ゆしませいどう)は、
江戸時代の元禄3年(1690年)、
江戸幕府5代将軍徳川綱吉によって建てられた孔子廟
後に幕府直轄の学問所となった。
昌平黌(しょうへいこう)」がそれ。
「昌平」とは、孔子が生まれた村の名前。

学問に関わるため、
湯島天神とともに、合格祈願のために、参拝に来る受験生が訪れる場所。

孔子像

世界最大の孔子像。

ここは、大成殿

大成殿では、1872年(明治5年)、
東京初の博覧会「湯島聖堂博覧会」が開催された。

これが後の東京国立博物館の始まり。

↓の展示が行われていました。

1922年(大正11年)3月8日、
敷地が国の史跡に指定された。

御茶ノ水駅の上で神田川をまたぐ聖橋(ひじりばし)は、
「二つの聖堂(湯島聖堂とニコライ堂)を結ぶ橋」
であることからその名を得ている。

すぐそばにある神田明神へ。


正式名称は神田神社
江戸三大祭の一つである神田祭を行う神社として知られている。

大己貴命(オオナムチノミコト、だいこく様)。縁結びの神様。
少彦名命(スクナヒコナノミコト、えびす様)。商売繁昌の神様。
平将門命(タイラノマサカドノミコト、まさかど様)。除災厄除の神様。
3柱を祭神として祀る。

社伝によれば、天平2年(730 年)、
武蔵国豊島郡芝崎村に入植した出雲系の氏族が、
大己貴命を祖神として祀ったのに始まるといわれる。
相当古い。

江戸時代には「神田明神」と名乗り、
周辺の町名にも神田明神を冠したものが多くあった。

銭形平次が神田明神下の長屋に住居を構えていたということから、
「明神下の親分」と呼ばれていた。

東に出ると、坂が。

神社が丘の上にあったのだと分かります。

さて、この後、本日の目的地、
湯島天神へ向かいます。
続きは、今度。