今日は、午後から、カミさんと一緒に、↓ここへ。
浦安音楽ホール。
二つあるホールのうち、
小さい方のハーモニーホール。
というのは、↓のチラシを公民館で見つけ、
ビッグバンドを3千円足らずで聴けるなら、
と参った次第。
ザ・フォース・アベニュー・ビッグ・サウンズ・オーケストラ。
2009年に創立されたバンドで、
四街道市を中心に、
千葉全域で音楽活動をしているという。
今日の編成は、
サックス5(うち2はクラリネットを兼ねる)、
トロンボーン4、トランペット4、
ギター1、ベース1、ピアノ1、ドラムス1の
17人。
うちドラムスは2人いて、
前半と後半で入れ代わり。
6曲は、女性シンガーのボーカル付き。
曲目は、第1部が
Blue Flame
ムーンライト・セレナーデ
YA GOTTA TRY HARDER
サニー・サイド・オブ・ザ・ストリート
THE LADY IDS A TRAMP
BEWITCHED
Day In Day Out
イン・ザ・ムード
Love For Sale
の9曲。
休憩を挟んで、第2部が、
A列車で行こう
危険な関係のブルース
COUNT BUBBA
イパネマの娘
EMBERCEABLE YOU
マック・ザ・ナイフ
鈴懸の道
Just Friends
TIME CHECK
シング・シング・シング
の10曲。
実は、私は、このバンドを見くびっていた。
よくあるオジサンたちの趣味のジャズ愛好家の集まり、
くらいに思っていた。
しかし、最初の音を聴いて驚愕。
レベルが高い。
それもそのはず、
メンバーには、シャープス&フラッツなどで演奏していた
プロが入っている。
日本一の称号を持つ演奏者もいる。
従って、ところどころに入るソロも、
技術が高く、心地よい。
どうやらバンドマスターの児玉好廣さんという人が
人脈で集めた、質の高い演奏者の集まりのようなのだ。
というわけで、
趣味の演奏に付き合うつもりが、
高いレベルのビッグバンドの演奏に遭遇し、
幸福なひとときを過ごしたというわけ。
しかし、200名入る会場に、
60名ほどの入り。
3000円弱の入場料で、
チケットの売上は18万円ほど。
これで19人の演者に対しては、
いくら支払っているのか。
プロだから、まさか無料というわけにはいくまい。
市から、いくばくかの補助が出ているのか。
と、心配になってしまった。
今後の活動は、
千葉市や浦安市、四街道市での
ウクライナ避難民支援チャリティライブや
浦安市民会館や印西市文化ホール、四街道公民館、千葉市美浜文化ホールなどでの
公演があるという。
↓は、コンサートの中で記念撮影をする、という珍事。
従って、撮影OKと判断。
↓は、フィナーレ。
今日の観客は中高年ばかり。
若い人は、ビッグバンドという概念さえ知らないだろう。
いや、ジャズという音楽ジャンルさえ触れることはないかもしれない。
今日、聴いてみて、やはりビッグバンドはいい。
昔、日本にもビッグバンドが華やかなりし時があり、
海外からもベニー・グッドマン・オーケストラや
カウント・ベイシー・オーケストラをはじめ、
沢山のビッグバンドがやって来た時代があった。
これも失われつつある文化か。
その灯火を消さないでほしいものだ。